
「親の介護が必要になっても、看護師だからなんとかなる。」
ずっとそう思っていました。
でも、実際に母の介護が始まると、思っていた以上に心がついていかない。
知識や経験があっても、“自分の親” となると全然違うんです。
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■ 80代の母は、驚くほど強い
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母は80歳を過ぎても骨折を何度も経験しながら、そのたびに回復してきました。
今回も腰椎圧迫骨折で介護保険を申請しましたが、
痛みで動けなかった頃が嘘のように、今では歩行器を使って歩いています。
時には歩行器なしでも少し歩けるほどに。
「回復力、すごいなぁ…」と素直に思う反面、
どこかでその強さに圧倒されてしまう自分もいます。
“できる”母だからこそ、手を出すタイミングがわからない。
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■ 頑固さと物忘れのダブルパンチ
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最近は、物を隠して忘れてしまうことが増えました。
隠したことを覚えていないのに、「あんたがどこかにやったんでしょ」と言われる。
最初は笑って受け流していたけれど、毎日続くとさすがに心が疲れます。
頑固な性格は昔から。
「自分が間違ってる」とは絶対に認めない母に、
どう寄り添えばいいのかわからなくなる日があります。
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■ 金銭感覚の違いにも、ため息
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私は節約派。
でも母は昔から、お金の使い方が少し派手。
今は私が生計を支えていますが、母の金銭感覚は変わりません。
理解しようと思っても、やっぱりモヤモヤしてしまいます。
「なんでわかってくれないの?」
そう思ってしまうたび、
“看護師の私が、感情で動いてる”という現実にハッとします。
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■ 看護師としては冷静でも、娘としては壊れそうになる
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医療現場では、どんな患者さんの対応も冷静にできます。
でも母の前では、それができない。
娘という立場になると、理屈も知識も全部吹き飛んでしまうんです。
ショートステイから帰ってきた日は、
部屋の中がガチャガチャ。
なくしたもの探しで一日が終わる。
「また今日も怒ってしまった…」
そんな自分に落ち込む夜もあります。
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■ それでも、書くことで整理できる
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このブログは、私の“こころの整理帳”みたいなもの。
母を責めたいわけでも、悲しませたいわけでもない。
ただ、「うまくいかない現実もある」 ということを記録しておきたいんです。
介護は愛情だけでは続かない。
でも、書くことで少しずつ受け入れられる気がしています。
母の強さも、私の限界も、
今日のこの日も、ちゃんと生きた証として残しておきたい──。
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