Profile

かっちゃん大丈夫

かっちゃん大丈夫

2006.12.01
XML
カテゴリ: 飲食百態
 幼稚園から高校まで同じ学校、クラスで過ごしたY君と、15年ぶりに飲むことになった。先日、偶然に出くわしたのだ。お互い顔かたちは変わったが、人ごみの中でもハッと気がついた。再会の杯は、Iちゃんの店がいいだろう。かくして、今夜も酒を飲む。

 Y君は今、C電力で働いている。幼稚園時代、僕の家で遊んでいる時におもらしをして、後々まで僕にいじめられ続けた。もともと泣き虫なヤツで、今晩も昔の話やら家族の話題になると、ことあるたびに目を潤ませた。いい歳してグシュグシュしている変わった男のために、Iちゃんがとっておきのメニューを出してくれた。

 「かっちゃん、これ食ったら泣くよ。泣きたい?」

 Y君の泣き面に遅れをとってはいけない。「うん、泣く泣く。泣かせて!」

キンメ煮付け

 テーブルに乗ったのはキンメダイの煮付け。期待通りに泣かされ、とんでもない画像になる。

 さて、キンメで泣いたついでに、Iちゃんにもう一つ泣きを入れることにする。明日はS君とバス釣りに行くことになっているが、僕はバス釣り初心者。しかし、後輩S君に負けるわけにはいかないのだ。ここは、バスプロのIちゃんに教えを請わなくてはならない。

 で、「かっちゃん、これこれ。このワームをこんな感じで使ってみて」といただいたのがこれ。

Iちゃんワーム

 酒の肴ではない。バスを釣るための肴だ。ありがとうIちゃん。僕はワーム、ワーム泣く。「ずいぶん変わった形の釣り道具だな」と、Y君が不思議そうに見守っている。

 その昔、毎日顔を合わせていた頃と、Y君はなんにも変わっていない。僕も変わらない。僕らが初めて出会ったのは3歳だったが、今でもお互い青二才だ。ふるさとの町はずいぶん変わってしまったが、せめて僕らぐらいは変わらなくていい。それを確かめ合うために、今夜は飲んだのだ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.12.02 19:21:00
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Calendar

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: