
地域経済の動向と展望、少子高齢化に則した生活のあり方、先行き不透明な健康問題、昨今の実例による家庭崩壊の傾向...。日々刻々変化する僕らを取り巻く環境を、改めて見つめ直す機会として位置付けている。
論議するテーマが多いため、アルコール摂取量もそれに比例する。準備した酒類は、あらかた消費せざるを得ない。そんな実態さえも再確認し、「ああ、今年もこんな1年が明けたのだ」と、参加したみんなの顔は赤くなり、ロレツも怪しく回るのだった。
「いつもの飲み会を、元日に開いているだけのことじゃないか?」「単なる『新年会』ではないか?」と問われれば、それに返す言葉を僕は持ち合わせていない。もう何年も続けている行事なので、お許しいただきたい。
話をそらしたい。これは、G君が調理した「佐久鯉の洗い」である。

毎年、地域の風習に残るこの一品を、この飲み会では努めて食べるようにしている。普通は酢味噌で食べる地方が多いけど、僕らは刺身醤油で食べる。鯉と知らずに食べて「これはブリか?」と言ったヤツが現実にいるほどで、お酒の進み具合にアクセルを踏んでくれる。
そんなこんなで夜は更けて、今年の「1月1日の計」はウイスキー、日本酒、焼酎各種、缶ビールなどで数リットルに至った。