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本日は李志清『三国志』第1巻-桃園の誓い-
まずは登場人物のご紹介をしたいと思いますが
その前に、ちょっと名前などについてご案内を
基本的に姓は1文字です
劉備の場合、姓が「劉」で、名が「備」です
ちなみに国家名も1文字です
これは漢民族の建国した王朝の証なんですね
殷、周、秦、漢、魏、蜀、呉、晋・・・
これに対して、周辺の国は2文字か3文字で表記されたんです
匈奴、烏桓、鮮卑、高句麗・・・
こっれって、動物や昆虫の名前をつけて馬鹿にして呼んだ蔑称
なるほど、諸葛亮が自分の名字が2文字なのを嫌った訳ですね
日本なんて「倭奴」と呼ばれて「小人のような奴隷」
と言われてたらしいですよ
確かに、この時代の漢民族って長身の人が多かったみたい
関羽なんて九尺を超えたらしいから、なんと2メートル以上の長身
(この頃の1尺は、24cm位だと思う)
【】内は、字(あざな)で、通称のことです
公式にも通称が使われることが多かったようです
-登場人物-
劉備【玄徳】(161~223年)
魅力溢れ義を重んじる人徳のひと
関羽【雲長】(162~219年)
物静かで冷静沈着な恩と義に生きるひと
張飛【翼徳】(不明~221年)
粗暴で単純だが愛嬌のある義理と人情のひと
●第2章「桃園の誓い」
劉備・関羽・張飛の3人が、桃園の宴会にて義兄弟となる誓いを
結び、生死を共にする宣言を行い旗揚げする
「我ら3人 義兄弟の契りを結んで天に誓う
生まれた日は違えども
死すときは同じ日、同じ時を」
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