こっぱんの日記

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2015.01.28
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今日は、高大3年目の27日目。今日から最後の科目・上方演芸(4回シリーズ)の講義が始まった。午後は共通講座で大阪学であった。帰りに歴史博物館に寄り、「月岡雪鼎とその一門」という展覧会を見た。

上方演芸の講師は、広島経済大学講師の矢野宗宏先生。今日のテーマは「上方落語からユーモア・コンサルタントまで」という話。ご自分が、落語の話術を利用してユーモアで仕事をこなして信金の支店長までなった経緯と定年後ユーモア・コンサルタントとして活動している状況を面白おかしく話しをされた。関西大学の落研から八光信金に入社し、苦難の10年のあと、落語を利用したユーモアを仕事に生かし、見事業績を上げたそうだ。後半は「床屋」とく落語を披露していただいた。自著「ユーモア力」を半ば押し売りされたので購入した。

共通講座の題名は「大阪学」であったが、講師は、案内されていた木津川計氏ではなく、大阪樟蔭女子大教授の森西真弓氏で、話の内容も「人形浄瑠璃の300年」というものだった。文楽の歴史についてあまりよく知らなかったのだが、今日の話でそれが大変よく理解できた。

画像は、上:矢野先生の「上方演芸」の講義と著書、森西真弓先生の「文楽の歴史」の状況。
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歴史博物館の8階では、特別展示「月岡雪鼎とその一門」を開催していた。月岡雪鼎(1710~1786)は、江戸中期の大坂で活躍した絵師で、美人画を得意とした。古典文学を題材とした絵も多い。多くの門人を育てていて、今回もこれらの作品も展示されていた。

展示は3つに分けられていた。
1.雪鼎の絵画
  貴美人図、唐子遊図屏風、雪中常盤図、柳下美人図、汐汲み美人図、魚画替、浪華往古図、金玉画府など
2.雪鼎の門人たち

3.雪鼎に連なる人々
  鼓銅図録(丹羽桃渓)、摂津名所図会(同)、播磨名所巡覧図会(中井藍江)、福禄寿(桂みき女)、放生歓喜寺(速水春暁斎)、初代中村歌右衛門(流光斎如堂)、続諸家人物誌(青柳文蔵)。

画像はパンフレットより。左:貴美人図、右:唐子遊図屏風、雪中常盤図、猩々図、源経基像、商山四皓図、鼓銅図録
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Last updated  2015.01.28 21:19:10
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山ちゃん@ Re:妻の病院行きに付き添う(08/02) 奥様の介護大変ですね。 ブログ見さしても…
小林嘉雄@ Re:午前月曜講座、午後服部緑地へ(11/28) 最後の花は、キダチダリヤといいますが、…
ガーゴイル@ どこのドイツ 岸一族は安倍晋三の一族ではなく安倍晋三…
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