プロ野球情報館

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2005年06月26日
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中西太
中西太 なかにしふとし 1933~ プロ野球、西鉄ライオンズ(現、西武)の黄金時代のホームランバッター。現役時代はするどい打球と長打力で「怪童」とよばれ、引退後は多くの好打者をそだてた。

香川県高松市生まれ。高松一高時代から「怪童」とさわがれ、1952年(昭和27)、三塁手として西鉄に入団し、その年に打率2割8分1厘、12本塁打で新人王を獲得。2年目のシーズンには打率3割1分4厘、36本塁打、36盗塁で、バランスのとれた一流選手の証明である「3割30本30盗塁」を達成、ホームラン王と打点王の2冠にかがやく。するどいバットスイングからくりだされる打球の速さと飛距離の大きさは伝説的で、53年、平和台球場ではなったホームランは、バックスクリーンのはるか上、160mをこえる場外ホームランだった。

豪打にくわえ俊足強肩の三塁手として、大下弘、豊田泰光、稲尾和久らと1956年から3年連続日本一を達成、西鉄の黄金時代をきずく。その後、腱鞘炎(けんしょうえん)(→ 腱)で手首をいため、出場機会がへり、62年には、28歳の若さで選手兼任で監督に就任。69年に現役を引退し、同時に西鉄を退団した。実働18年間で通算打率は3割7厘、244本塁打、785打点。首位打者2回、本塁打王5回、打点王3回。その後、日本ハム・ファイターズ(現、北海道日本ハム)、阪神タイガースで監督をつとめたのち、ヤクルトスワローズや近鉄バファローズ(現、オリックス・バファローズ)などの打撃コーチとして手腕を発揮し、若松勉、掛布雅之らの好打者を数多くそだてている。99年(平成11)には野球殿堂入りをはたした。





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最終更新日  2005年07月17日 20時55分29秒


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