プロ野球情報館

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2005年09月18日
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◆阪神2-1横浜

 実に今季7度目となった横浜との延長戦。10回に決勝点をたたき出したのは途中出場の藤本敦士内野手(27)だった。先頭・今岡の四球、矢野の右前安打などで1死一、三塁の好機となった2打席目。8回先頭の代打で平凡な中飛に倒れた借りを返すには絶好の場面で、横浜3番手・川村のフォークの抜け球を今度は鋭いライナーで中前へはじき返し、今岡を迎え入れた。

 「不細工な三振だけはやめようと思っていたんだ。今日は打撃練習でも良かったしね。素直にバットが出た。いつも、ああいう打撃ができればいいんだけど」と藤本。この勝負どころで代打・桧山か浜中を送る選択肢もベンチにはあった。

 「ベンチからハマ(浜中)が出てきたから、一瞬オイオイって思ったよ」(藤本)。だが、藤本は通算打率2割5分2厘ながら、横浜戦に限っては3割1分7厘(ともに3日現在)。4月10日の3回戦(甲子園)で、大魔神・佐々木からサヨナラ打を放った強運を、指揮官は忘れていなかった。

 8月17日には長男(第1子)啓寿(けいじゅ)君を授かったばかり。今季は関本との併用が続いてきたが、首位争いがし烈になる中で父親になった藤本の優勝への思いは、さらに熱くなっている。「これから何とか、中日を引き離したいですね」。札幌で3日夜に堪能したジンギスカン料理のカルチニンパワーを、決戦の地、名古屋にも持ち込む。





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最終更新日  2005年09月19日 09時23分40秒


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