プロ野球情報館

2007年02月27日

ベストフレンドのノリ（中村）が去年までつけていた番号だから

テーマ：プロ野球全般。(13946)

カテゴリ：プロ野球情報

ローズ、ノリの背番号８つける

きょう神戸で旧友対決
　オリックスは１日、入団テストを受けていたタフィー・ローズ外野手（３８）と契約したと発表した。１年契約で年俸４０万ドル（約４７００万円）と出来高払い。背番号は中日の育成選手、中村紀洋内野手（３３）が昨季つけていた「８」に決まった。フリーエージェントの資格を持っているため、登録は日本選手扱いとなる。

　ローズは近鉄時代の本拠地だった京セラドーム大阪での紅白戦で、平野佳から自ら復帰を祝う特大弾を放った後、喜びの記者会見に臨んだ。

　開口一番、「ただいま！」と達者な日本語を披露した後、「大阪へ帰ってこれたことは光栄。野球人生の最後までプレーしたい」と意気込みを語ったローズ。背番号８を選んだ理由を「近鉄で８年プレーし、ベストフレンドのノリ（中村）が去年までつけていた番号だから」と説明した。

　今後は日本での就労ビザ取得のために７日にいったん帰国し、再来日後のオープン戦出場は最短でも１３日のヤクルト戦（神宮）以降となる見込みだが、それまでの実戦機会は可能な限りプレーするつもり。２日は入場無料で行われる教育リーグの中日戦（神戸サブ）に出場し、中日の２０５番をつける“旧友”ノリと久々の対面を果たす。

　「彼は仲良し。敵として戦うのは望まないことだけど、お互い、テスト合格できてうれしいよ」とローズ。近鉄の０１年リーグ優勝を支えた大砲２人が、ともに２軍戦から再スタートを切る。

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