プロ野球情報館

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2007年03月11日
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カテゴリ: 八重山旅行記
石垣-那覇の貨物輸送にも参入

【那覇】株式会社エアードルフィン(那覇市・半田貞治郎社長)は22日、石垣空港を中心とした新たな路線展開を図る方針を発表した。同社が構想している八重山関連路線は石垣-波照間-与那国路線、石垣-多良間-宮古路線の貨客事業と石垣-那覇の貨物路線への参入。同社は那覇空港と県内離島空港の旅客運送や遊覧飛行を行っており、不定期路線として八重山地区には参入するが、事実上の定期生活路線として運航する予定であり、郡内各離島を結ぶ路線として航空路線の拡充が図られる。

 同社は那覇-伊是名、那覇-伊江島、那覇-慶良間など各離島間を06年から不定期路線として運航。今回は9人乗りで県内初となるセスナC208型機(米国製・通称キャラバン)の導入に伴い、アイランドシャトル便の拡充として新航路を設定。航空運送事業を行う株式会社エアトランセ(北海道・江村林香社長)と業務提携を結び、4月1日から那覇-下地島(宮古島市)の運航も始める。
 石垣-波照間-与那国路線については、現在運航している琉球エアーコミューター(RAC)が石垣-波照間路線を今年11月末で運休する方針を出しているため、その代替路線としての期待も大きい。
 22日午後、県庁で会見した三松達哉副社長は「調べれば調べるほど、離島の方々は物流面で困っている。旅客事業と貨物事業の展開とともに、波照間路線はかならず飛ばしたい」と今年12月からの同路線運航に積極的な見解を示した。
 同社では石垣-波照間-与那国路線、石垣-多良間-宮古路線の両路線を1日に2巡する構想。具体的には石垣空港を出発し、波照間、与那国空港を巡って石垣空港着。そのあと、石垣空港を再度出発し、与那国、波照間空港を巡って石垣空港着となる見込み。
 石垣-多良間-宮古路線も同様の巡回方式で1日2巡の不定期路線として運航する計画。離着陸時刻が未定の不定期路線としての就航だが、旅客の利用状況に応じた時間設定となるため、事実上の生活路線としての運航が期待される。
 また、石垣-那覇の貨物輸送業務を同時に計画しており、特産品積み残し解消にも大きな役割を果たすとともに、石垣空港を中心とした各離島路線を結ぶ新路線として大きな注目を集めそうだ。






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最終更新日  2007年03月31日 21時47分35秒


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