第3弾の今日は、悪質な痴漢です。
朝の通勤で電車に乗った私は、ドアに一番近い二人掛けの通路側いすに座りました。
隣にも誰かいましたが、寝ていました。
この日の服装は、こげ茶のフード付きロングコートにジーパンで、露出度が高いわけでもなく、特に色気もなかったです。
私もいつしかうたた寝をしはじめました。
…
…とん
とんとん
とんとん
誰かが肩をたたいています。いえ、つついていると表現した方が的確かもしれません。
何だろうと目をあけ、目に飛びこんできたのは、大きくなったナニが私のコートの肩にあたっている光景でした!!
自分の体とカバンで隠していて、他の乗客には見えないようにして、その行為を行っていたのです。
ぎょっとして見上げると、犯人であるスーツ姿のサラリーマン風の男性も「ヤバい」と思ったらしく、すぐに逃げようとしました!
私は怖いという感情よりも 許せない 方が勝り、飛び起きて犯人を追いかけました!
隣の車両に移動する寸前で、犯人の腕をつかみ「ちょっとアンタ!なにすんねん!」と睨みつけました。
わたしのどなり声で、ようやく周りの乗客も何かあったのだと気付いたようでした。
とりあえず元の車両のドア付近まで連れ戻し、「免許証出して!」と言いましたが、
犯人は「も、持っていません…」
すると近くにいた学生風の若い男性が「オッサン!今どき免許証を持ってないわけないやろ!!」と援護してくれました。
すると観念したのか、ポケットをゴソゴソ探って免許証を私に差し出しました。
私はその免許証をひったくり、犯人に言いました。「とりあえず、次の駅で降りて警察に行ってもらいます。コレは警察に着いたら返すわ。」
そして駅に着いて駅員に経緯を説明すると、一緒に鉄道警察に行ってくれて、犯人とはそこで別々の部屋に案内されました。これっきり犯人とは一切顔を合わせていません。
そのあと2時間ほど取り調べをうけたし、精神的ショックもあったので、結局犯人のせいで一日休暇を取るハメになりました。
犯人も素直に犯行を認めたそうだし、警察の親切な対応のおかげでトラウマにはならなかったので、告訴はしませんでした。本当は1日分の給与相当分を慰謝料として請求したかったのですが、それだと勤務先などがばれてしまうので、コートのクリーニング代だけを請求しました。
後日聞いたのですが、あの後犯人は鉄道警察に身柄を拘束され、身柄引き受け人として奥さんが来たそうです。どんな顔して奥さんに会ったんでしょうね!ザマーミロですよ!!
犯人の供述では、その電車には出張で乗っていて、身元がばれにくいと油断していたそうです。また、ターゲットは私が電車に乗った瞬間に「この子にしよう」と決めたそうです。迷惑な話ですよ、まったく。ヽ(`д´)ノプンスコー!!
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