チェンジニアko-heiの雑学講座&カー用品紹介ブログ

チェンジニアko-heiの雑学講座&カー用品紹介ブログ

PR

プロフィール

ko-hei4206

ko-hei4206

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2020.10.17
XML
こんにちは!

チェンジニアのko-heiです!!



皆さん、最近自動車に関するニュースでどんな事が気になりますか?

ドライブレコーダーでのやり取りや、自動運転や、新型車の登場などなど。

人によって気になるポイント、ワードは異なりますが、調べてみると意外にも多くの自動車ニュースが各メディアで取り上げられていますね。

そこで今回は、自動車に関する最新ニュースと題して、直近で話題となっている情報をいち早く皆さんへお届けしたいと思います。

さて本日のニュースはこちら!

ジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパン(以降、JSSJ)がシートベルトで改ざんをした疑いがある!

という内容に迫ってみたいと思います。

シートベルトのニュースを通して、シートベルトに関する知識や法律を解説していきます。


この2分ほどの、記事を読んで頂けた方は、シートベルトに関する正しい知識を得る事ができる!








1.シートベルト改ざんで強度不足か!?
2.シートベルトに関する2つの法律を解説
3.シートベルトの構造
4.シートベルトの正しい装着
5.まとめ




1.シートベルト改ざんで強度不足か!?

まずこの問題が発生したJSSJ社。

実は、エアバッグ不具合問題で経営破綻したタカタの主だった事業を引き継いだ会社でした。

公式ホームページによると、製造所が5つあり、その内の一つ、彦根製造所(滋賀県)で製作されたシートベルトで問題が発生したとの事です。

本来、シートベルトという部品は、乗員の保護を目的に取り付けられる装置であり、安全性能を確保する為、シートベルトの強度を記す法律もしっかりと決められています。

今回の問題は、その決められた 強度に達していないシートベルトが世に出回っている可能性 があるというものです。

※不正確な試験データが存在しており、社内検査のデータを改ざんした上で出荷している。

この情報が明るみに出たのが今春との事で、内部告発によるものだったと報じられています。

管轄している国土交通省(以降、国交省)は、各自動車メーカーに対して、リコールの準備を始めるよう伝達しているとの報道もあり、今後、大規模リコールとなる可能性があります。

というのもこのJSSJ社、国内のシートベルトシェアが約4割という事で、万が一リコールとなれば、かなりの台数になるのではないかと予想されます。

ちなみに今現在(2020.10.15)では、どのメーカーも、具体的な車種や今後の想定は、表明しておりません。



「安心・安全を最優先に考え、影響を早急に確認し、必要な対応を講じる」


とコメントしています。(広報部)

安全装置に関する記事はコチラ



2.シートベルトに関する2つの法律を解説

これからの影響が心配されるシートベルトですが、関連する2つの法律をご存じでしょうか?

・道路交通法
これは、皆さんが公道を車で走行する時に守らなくてはならない法律です。

例えば、赤信号は止まりなさい。という決まりです。



では、シートベルトに関して、道路交通法上では、どのような決まりがあるかを見てみましょう。

・自動車の運転者は、座席ベルト(シートベルト)をしないで運転してはならない
・自動車の運転者は、座席ベルトを装着しない者を運転席以外の乗車装置に乗車させて運転してはならない

(引用:警視庁HP 道路交通法第71条の3)

上記の内容を確認すると、車に乗るユーザーはどのシートに乗車してもシートベルトが必要な事が分かりますね。

この法律に違反すると、運転者が罰せられる為、皆さん注意しましょう。

これが、人が守るシートベルトの法律でした。

・道路運送車両法
これは、公道を走行する車が守らないといけない法律です。

例えば、車にはヘッドライトが搭載されていないといけない。という決まりです。

これは、道路運送車両法の保安基準によって決まっています。

では同じように、シートベルトに関する決まりを見てみましょう。

文面が長い為、要約するとこのような決まりがあります。

・自動車には、座席ベルトを備えなければならない
・座席ベルトの取り付け装置は、座席ベルトから受ける荷重等に十分に耐え、かつ、取り付けられる座席ベルトが有効に作用し、かつ、乗降の支障とならないものとして、強度、取付位置等に関して基準に適合するものでなければならない。

(引用:国交省HP 道路運送車両法第22条の3)

上記の内容を確認すると、車にはシートベルトがないとそもそも公道を走行できない事が記載されており、その強度が十分でないとダメだよ。としっかり明記されています。

もう皆さん、お分かりですよね?

今回の問題は、この道路運送車両法に引っかかる不正 だったのです。

つまり、強度不足と発覚すれば、公道を走行できない車となり、必然的にリコールが必要となるのです。



3.シートベルトの構造

現在主流のシートベルトは、 ELR付3点式シートベルト が一般的です。

※ELR(Emergency Locking Retractor Seatbelt)

これは、急ブレーキなどにより一定以上の減速する力が加わった際に、シートベルトの巻き上げ部がロックし、ベルトを固定する特徴があります。

普段の使用では、ベルトが身体の動きに合わせて出入りする為、圧迫感が少ないシートベルトとなっています。



4.シートベルトの正しい装着

シートベルトは万が一の際に乗員をシートへ拘束する事で、頭部や胸部の被害軽減や、最悪の場合、車両の外へ放り出されるのを防止する重要な安全装置です。

正しい装着をしていなければ、シートベルトの効果が十分に発揮されないだけでなく、かえって危険な場合もある為、しっかりと確認しましょう。

・肩ベルトは、しっかりと肩の位置が接触するようにシート位置を調整する。
・背もたれを調整し、上体を起こし、深く腰掛ける
・シートベルトがねじれないように取り付ける
・腰ベルトは、腰骨の低い位置に密着させる


中には、エアバッグがあるから大丈夫と言われる方がいますが、乗員保護装置のメインはシートベルトです。

安全への第一歩はシートベルトの装着!

ぜひ守っていただくようお願いします。



5.まとめ

いかがでしたか?

今回は、最近話題のニュースとして、シートベルトについて解説しました。

まずは、事実の把握と、早急な対応をメーカーには求めたいですね。

今後、注視して、何か動きがあった場合にはお伝えしますね。





車に関する素朴な疑問、質問も随時、受け付けております。

内容次第では、記事にて詳しく紹介させていただきます。


本日のユニークなカー用品はこちら!



子供の安全は確実にしっかりと!



それでは、今回はこの辺で!

ko-heiでした!!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.10.17 18:00:07
コメント(0) | コメントを書く
[話題の自動車ニュース] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: