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「ヤマちゃん、君はもうケーキは食べたかい?」「なんだよ!スーさん、いきなりケーキを食べたかって!」「何がってさ、世の中はクリスマスだからさ」何羽華月笑劇場お題=[日本のクリスマスっていつから始まったの?]「ああそうだったネ、スーさん」「だから、君はどんなケーキを食べたかと聞いたんじゃあないか?」「それが、まだなんだよ、今夜、家で家族と食べる事にはなっているけどサ」「なるほどネ、僕の方は、昨日、ファミレスに家族と行って食べたんだよ」「へ~、君の所は早いんだネ、スーさん」「うん、娘がさ、どうしても行こうと言うもんだから、しょうがなく行ったんだ」「ふう~ん、年頃の娘が居るとなんだかんだと大変だ~」「ホントに、そうだよ、世間の親御さん同情します」「なんだよ同情って、変な同情の仕方をするなよ!」「まあまあ、いいじゃないの」「ところで、すーさん、チョッと聞きたいんだけどサ」「うん、何をだい、ヤマちゃん」「その~クリスマスって言うのはネ」「ああ、クリスマスがどうしたんだい?」「うん、日本ではいつ頃から始まったんだい?」「うーんとね、それはと・・、チョットマッテクダサイ」「なんだよ、そのイントネーションはさ~」「日本じゃあ、24日のクリスマス・イブとサ」「うん、・・・・。」「25日のクリスマスと2日間だけだよネ」「そうだね、他の国は違うのかい?」「うん、クリスマスは、言ってみれば、日本のお正月みたいなものでサ」「うん、それで・・・。」「たとえば、フランスなんかは、数週間も前から準備して1ヵ月かけて行うんだよ」「へ~そんなに長い間、するのかい!」「そんで、日本はいつ頃かと言うとネ」「うん、・・・・。」「それが、意外と古くてネ、永禄五年(1562年)の記録にあってサ」「うん、その~永禄五年っていつ頃の時代なの?」「戦国時代だよ、上杉謙信と武田信玄の川中島の決戦があった年だよ」「へ~そうなんだ、そんな前から日本人はクリスマスをやっていたんだ」「と言っても、庶民や戦国武将がしてた訳じゃあないよ」「うん、そうだろなー・・・。」「あくまでも、キリシタンと呼ばれた人々がしていたんだ」「そりゃそうだよ、武将がケーキやローストチキンは食べないだろー!」「わかんないよー、キリシタン大名が居たくらいだからサ」「もう、いいよ!」チャンチャン!
2008年12月24日
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滝子は洋二の洗濯物を片付けると、由美子の部屋のドアを叩いた。「奥様、滝子です」「はーい、どうぞ」「失礼します」由美子は、読んでいた本を閉じながら振り向いて「どうしたの?」「はい、じつは・・お願いが有ります・・・」「相談ごと?・・・何か困った事でもあるの?」「はい、じつは・・家の人が・・どうしても上海へ行くと言うものですから・・・。」「上海って、佐伯さまがいらしゃるところ?」「はい、そうなんです」「どうしてまた、急にそんな遠い所へ行く事になったの?」滝子は、今までの経緯を語り、暇を願い出た。由美子は、少し落胆した仕草で頷き「そう、色々と大変ねえ・・・」「ほんとうに、そう思います」「それで、いつ行くの?」「はい、佐伯さんと連絡が取れ次第と、家の人は言うのですが・・・」「・・・・・・。」「まだはっきりとは、日にちまでは決まっていません」「そう、でも近い内と言う事ね」「はい、そうなると思います」「わかったわ、後の事は主人と相談して決める事にするわ」「本当にご無理を言ってすいません」由美子は、笑顔で手を振り「いいのよ、貴女は今まで良くやってくれた事だしね・・」「いいえ、そんな、いつもご迷惑ばかりかけていて・・・」「そんな事無いわよ」「それに・・洋ちゃんと別れるのは寂しいですけど・・・」「洋二もだいぶ手がかからなくなった事だし、心配は要らないわよ」由美子は、滝子が寂しげに頷いて部屋を出て行く後姿を見つめ・・・。漠然とながらも彼女へ、何かをしてあげようと考え始めていた。画像はコチラのページよりお借りしました。上海・外難(バンド)
2008年12月21日
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その日、奈津子は部屋の片付けがひと段落すると、コーヒーを沸かしテレビのスイッチを入れた。テレビの中では歌番組を放送していた。奈津子は雑誌を手に取りペラペラとめくっていると聞きなれた声が流れ始めた。奈津子は、視線をテレビに移すと秋彦が唄っているのが目に飛び込んで来た。秋彦の映像を観ながら奈津子は「もう秋彦は私の手の届かない人になってしまった」と思えた。そう感じると目頭が熱くなり、テレビの映像も乱れ瞼から涙が溢れてきた。部屋のドアを叩く音と共に母の声がした。「奈津子、奈津子、開けてもいい・・・」奈津子は、慌てて涙を拭うと「はーい、チョッと待って!」「何してるの、早く開けて・・」ドアを開けると、母が飛び込む様に入って来た。「もう何してたのよ、今、下に石部さんがお見えに成っているのよ」「お部屋のお掃除よ、まだ散らかっているから・・・」「何も急いでやら無くてもいいのに・・・」「とにかく、石部さんには下に居るように言っといて・・」「わかったわ、早く片付けて降りていらしゃい」と母は部屋を出て行くと奈津子は、暫らくして自分の部屋を後にした。クリスマス・イブにはチョット豪華にいきたいネ!ショップ紹介[博多華味鳥] ★【売れてます!】博多から直送★博多 華味鳥 たたき3,980 円 ショップ紹介[ちきん館本店]四万十チキンパーティーセット(タレ)6,510 円 ショップ紹介[あじの細道] ほろほろ鳥燻製 半羽2,688 円ショップ紹介[だんらん本舗] 本場フランス産ターキー使用上品なハムのような風味と食感のスモークターキー本場フランス産タ...5,980 円ショップ紹介[グルメ食材館シェフ&シュフ] サクサクパイとカスタードクリームのミルフィーユ♪♪75g6個入り1,554 円ショップ紹介[フロム蔵王楽天市場店]ふわゆきチーズ8個セット1,950 円ショップ紹介[フレイバー・シフォンケーキの店]最高級抹茶を焼き込みました。【冷蔵便】お正月抹茶チーズケーキ(直径18cm)(お届け期間12/30...2,940 円ショップ紹介[京橋千疋屋]京橋千疋屋のクリスマスケーキX'mas オーストラリアマンゴーのムース5,565 円
2008年12月20日
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誰もが、幼い頃に出会い感動した童話が有る事と思います。その時の思いや感動を再び、ご自分のお子さんやお孫さんとご一緒に味わって見ませんか?新たな感動に出合うかも知れません・・・ネ。絵本と童話の世界特集=心に残る絵本シリーズ[えほん ちょっとだけ] 著者: 瀧村有子 /鈴木永子 出版社: 福音館書店 サイズ: 絵本 [えほん ちいさいあなたへ]著者: アリスン・マギー /ピーター・H.レイノルズ 出版社: 主婦の友社 サイズ: 絵本 [えほん こんとあき]著者: 林明子 出版社: 福音館書店 サイズ: 絵本 [えほん はじめてのおつかい]著者: 筒井頼子 /林明子 出版社: 福音館書店 サイズ: 絵本 子どもに絵本を選ぶなら No.1絵本サイト「絵本ナビ」幸せな時間をお届けします。絵本をお探しなら[Yahoo!ブックス]で!絵本・児童書・図鑑は[楽天ブックス]が一番!絵本・児童書・図鑑ジャンルの本ははこちらから。絵本、児童書、図鑑・ちしき、民話・むかし話、しかけ絵本等豊富な品揃え!
2008年12月17日
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2008年12月15日
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2008年12月14日
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私は、今年の年末年始をカナダ・バンフで過ごそうと言う、彼女の希望を聞き入れ、今彼女と旅行センターで各種案内のパンフレットを見ていた。「ねえ、コレなんか良いんじゃあない?」と、彼女は一冊のパンフレットのページを指差しながら言った。「うん。そうだな・・・、コレもいいと思うけど・・・。」「どーれ、うーん・・・そうね~・・」と、お互いの納得がいく企画内容が見つからずに、もう一時間ほどが経過していた。「今日のところは、この位にして、ひとまず帰ろうか?」「うん。そうだね、帰ってよく考えようか・・・」「ああ、それから・・トロントのエリックにもメールして聞いてみる事にしよう」「うん。そうしたら、またジョディに逢えるかも知れないし・・・」「だといいね・・・。」「嬉しいな~・・・。」と、彼女は笑顔で大きく頷いた。今日この頃である。フォトはコチラのページよりお借りしました。clever woman クレイバーウーマンCanada バンフ
2008年12月14日
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「スーさん、だいぶ寒さが増して来たネ」「ホントだね~ヤマちゃん」何羽華月笑劇場演題=[冬眠と冬ごもり」ってどこが違うの?「こんな日には、熱い鍋物でもフーフーいいながら食べて暖まってサ」「そんでもって洞穴に潜って、冬眠をしながら寒い冬をやり過すのか、ヤマちゃん」「僕は、クマやタヌキじゃあ無いんだから、そんな事はしないよ、スーさん」「ああ、そうかい」「この時期になると、よくクマやタヌキは冬眠をするって言うよね、スーさん、」「ソレが違うんだな、ヤマちゃん」「どこが違うんだい、スーさん?」「確かにクマやタヌキは、冬になると寒さを避けて暖かい洞穴や木の根に入ってさ」「うん、それで・・・・。」「眠って過ごすけど、暖かい日には食べ物を探しに出て来るんだよ」「それじゃあ、冬眠はじゃあないネ~」「だから、クマやタヌキは冬眠とは言わず『冬ごもり』と言うんだよ」「それじゃあ、冬眠するのはどんな動物なんだい?」「うん、それはさ温帯地方に棲む動物達だよ」「たとえば・・・?」「たとえば、リスやムササビ・コウモリなどだよ」「うん、それから」「冬になると食糧が乏しくなるし、温度が下がると自分の体温も維持できなくなるからサ」「うん・・・・。」「だから、秋になると沢山食べて冬に備え、そして冬眠するんだよ」「へ~、そうなんだ」「ところでヤマちゃん」「なんだい、スーさん」「魚も冬眠じゃあないけど『夏眠』する魚が居るのを知っているかい」「『夏眠』する魚!?ナンダイそれは?」「それはネ、熱帯地方に生息する『ハイギョ』と言う魚なんだ」「それで、どんな風にそのー、夏眠するんだい?」「うん、乾期になると泥の中にこもって夏眠するんだ」「うん、それで・・・。」「そんで、乾期が終わる頃にはカラカラの干物みたいになっちゃてサ」「へ~干物かい?」「ああ、そして雨期になって水分を吸収すると膨れ上がってサ」「そりゃー、まるで、浮き袋だネ」「もとどうりの体になって、泥の穴から出て来るんだよ」「へ~、まったく、変な魚だネ~」「まだまだ、僕達の知らない面白い動物はたくさん居るだろうな~、ヤマちゃん」「ホントだネ~、スーさん」「ココにもひとり、満月を見ると吠えるのが居るけど・・・。」「ナンダよ、ボクは狼男か!?」チャンチャン!
2008年12月10日
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佐伯夫妻が上海に発ってふた月ほどが過ぎたある日の午後、滝子は台所で夕食の支度をしていた。輝雄の声と共に玄関の戸が開く音がした。「お帰りなさい。今日は早かったのね」「うん。仕事が早く終わったんだ」「そう、でも夕飯がまだ出来ていないのよ」「まだ、いいよ」と言いながら輝雄は着替えをはじめた。一刻後、夕飯を済ませた輝雄が意を決したかの様に、滝子を見つめポツリと言った。「滝子・・・。」「え、なーに?」「俺、やっぱり佐伯さんの所へ行く事にしたよ」滝子は、またかと想い少し憂つになった。「俺も、俺なりに考えたんだが、どうしても向こうへ行って働いて見たいんだ」「・・・・・・。」「滝子がどうしても嫌なら・・、俺一人でも行って来るつもりだ」滝子は輝雄の言葉に驚いて、顔を上げた。「・・・・・。一人で行くって、あたしはどうなるの?」「お前は、こっちに居て、俺の帰りを待っていればいいさ・・。」「そんな、無責任な言い方ってないじゃないの」「だって、しょうがないだろ、お前が嫌と言う限りは!」「あなた、そんなにまでしても、行きたいの」「ああ、どうあっても行く」「そう・・・・・。」滝子は、輝雄の余にも決心の固いのに驚きもし呆れてしまった。そして、暫らく考え込んでいた滝子だが・・・。「わかったわ、あたしも行くわ」輝雄は、さっきまでの膨れ面をしていた顔に、気色を滲ませて「ほ、本当か、本当に一緒に行ってくれるのか?」滝子は、笑顔の中にも諦めに似た仕草で頷いた。「ええ、佐伯さんの奥様も言っていたけど・・、」「・・・・・・・。」「女房は亭主について行くしかないじゃないの」「・・・・・・・。」「それに、あたしは他に帰る所もない事だし・・・・。」輝雄は、自嘲ぎみに頷いて「そりゃあ、そうだ」やたら興奮したりイライラしていた輝雄だが、自分と一緒に行くと言った、滝子を急に愛しく思え抱き寄せた。彼女は、彼の腕の中で、上海行きには気乗りしなかったが、一緒になった以上何があっても、共に歩いて行かなければと、自分に言い聞かせていた。中国・上海のフォトは、コチラのページよりお借りしました。
2008年12月06日
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秋彦と小百合は楽屋を出ると、収録が行われているスタジオに向った。大小様々なセット用の大・小道具が所狭しと置かれている通路を抜けスタジオに入ると、一箇所だけに眩しいほどにライトに照らされたセットの中で、番組の司会者役であるタレント・Tと局のN女子アナが、出演者のシンガーらと共に数台のTVカメラに向かい何かを喋っていた。ADに伴われて来た秋彦を、番組担当のプロデューサー石井が見て声を掛けてきた。「秋彦くん。そこで待機していてくれ、合図を送るから・・・」「はい。わかりました」と、秋彦は頷き自分の出番を待ちながら番組の進行を見つめていた。司会のN女子アナが、タレントのTに向かい「Tさん。ここで今週の注目シンガーのご紹介をしましょう」「ああ、そうだね、どなたですか?」「AKIHIKOさんです。『君に伝えたい』が、今、ヒットチャートを急上昇中です」「それでは、AKIHIKOさん、どうぞお入りください」石井プロデューサーが秋彦へ向かい、指で前方を指すジェスチャーをすると皆の拍手に迎えられ、秋彦はN女子アナとタレント・Tの間に立った。「改めて、ご紹介します。AKIHIKOさんです。」「こんにちわ、AKIHIKOです。よろしくお願いしまーす」「AKIHIKOさんは、元々はロックバンドをやってらしたとお聞きしましたが・・・」「はい、そうです」「ロックはもうやらないんですか?」「いえ、そう言う訳じゃないんですか、会社の方で一人で演奏(やれ)と言うので・・」「ああ、なるほどネ、それじゃあ、しゃないわなー、うん」「Tさん。それでは聞かせて貰いましょうか」「そうですネ、スタンバイをお願いします」「はい。わかりました」と秋彦は、用意された椅子に腰掛けスタンドマイクに向い智樹の手からギターを受け取った。「準備が出来た様なので、それでは、AKIHIKOさんに歌って貰いましょう」「曲目は、『君に伝えたい』です。どうぞ、お願いします」秋彦へスポットライトが当たると同時に演奏が始まった。私のおススメ紹介コーナー『明太子』と言えば、九州・博多ですネ。また、美味しい明太子の製造元も沢山有りますが10数年前、博多の友人からすればココ(『ふくやの明太子』)の『明太子』は、一番美味しいからと『ふくやの明太子』を薦められました。早速賞味してみると余りの美味しさに、私は親戚や知人などに送ったところ大変喜ばれました。今頃の季節になると、親戚や知人などから催促が来る始末です。アナタも是非『ふくやの明太子』をご賞味を!!私のお薦めショップ[味の明太子ふくや]発売以来60年、博多中洲より「味の明太子」をお届けいたします。味の明太子ふくやショップ紹介[味の明太子ふくや] 味の明太子・無着色辛口240g2,100 円ショップ紹介[味の明太子ふくや]「紅(べに)」セット 3,150 円ショップ紹介[味の明太子ふくや]「蔵(くら)」セット5,512 円ショップ紹介[味の明太子ふくや]「寿(ことぶき)」セット6,720 円『明太子』のウィンドウショッピングはコチラから!
2008年12月03日
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