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2011.09.01
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カテゴリ: 本・読書
あの「捨てる!」技術で有名な辰巳渚さんの

「片づけなくてもいい!」技術

2011年06月



先日図書館でたまたま手にしたのですが、読んだことないな~と思って。。。

辰巳さんの著書は全部読んではないと思いますが、
この題名!片づけなくてもいいんですか~!!!
って思っちゃいますよね~☆


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もう片づけなくてもいいんじゃない?
片付いた暮らしをしなければいけないと思って苦しい思いをするのはもういいよ。

「捨てればいい」と唱えて10年、辰巳さんが今いいたいことだそうです。。。

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どうしてそう思われているのか。
それは、片付けが苦手だから少しでもラクできるように「捨てる」を唱えたのに、
どんどん世間がエスカレートしていった。
モノがあふれて息が詰まりそうなのはイヤだけれど、
ある程度すっきりして、来客があるときにささっと片づければ整えられる。
その程度の暮らし方で充分じゃないかな・・・ということだそうです。

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じゃぁどうして「片づけなくちゃ」とか「片づけてもすっきりしない」と思ってしまうのか。
それは、「完璧に片付いた理想の部屋」の像が頭に描かれている。
でもそれは静止状態の絵なので、
人が動き、そこで生活してる以上は、モノの動きや出入りがあって当然。
だから、常に片付いた状態、すっきりした状態なんてないということ。

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ではどうやっていかにすっきりと片づけなくてもいい状態にするかが問題。
今まで提案されていた収納法はもう大抵試したり、出尽くしているのに、
すぐに散らかる。それは収納法が間違ってるんではなくて、
その家に住む人それぞれの「行動」や「習慣」が間違っているから。
人がよくしがちな間違った行動や、人間本来のクセ、
そのうえ、モノや住まいや場所それぞれが人間に働きかける性質もあります。

このあたりの具体例は詳しく本で読むと、
なるほど=!と思いました。

そしてその本質を「利用」したり、意識的に避ける「呪文」を使うことで
それが習慣化して「わざわざ片づけなくてもよくなる」法則になります。


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その法則を簡潔に。( 注:内容は私用にかなり抜粋してますので不足部分があります

●壁際に置きたくなる ⇒ 「壁から離れよ」、いらない壁やドアは外す
●上があると置きたくなる ⇒ 置けない対策(ひとつ飾る、テーブルは四方をつけない)
●出っ張ったところにひっかけたくなる ⇒ 出っ張らないモノを使う、ひっかけ専用場所を作る
●見えないところは忘れる ⇒ 出しておく、見えるところに押し込む、全面壁収納は危険、隠すなら捨てる
●3つ程度の分類が限界 ⇒ 分け始めると際限なし、相当のスキルが必要、小引き出しは危険
             3つ以上同じ形のものは1部屋に1種類でラベル必要
●出ているものを使う ⇒ 「用のあるものは美しい」使わないものは処分、使う場所に出しておく
●納戸・物置・倉・ストック ⇒ 家の倉としてきちんと機能させる、子ども部屋が物置状態とは区別してその部屋をきちんとストック品を見渡せるように整頓する。奥からとりあえず置かない。
●手ぶらがいい ⇒ 「すぐに手放せば二度手間」途中でも一旦元にもどす
●ハコが好き ⇒ 「ハコよさらば」ハコが必要なら買う、眺めない、箱をあけてみると空かガラクタ
●同じもの ⇒ 同じ色、形、一列が片付いているとは限らない。
       自問自答してそう片づけているならそれでよい。
       並べたい要求は否定しないが、
       それにより片付けが大変になっているなら一つだけおく勇気も必要。
●すきま ⇒ 「すきま大敵」すきまは風通しに必要。日本人の「余白の美」を知る。
       部屋にすきまを作らない(広くする55センチで詰め込みたい衝動はなくなる)
       (狭くする10センチで壁の余白程度となる)感覚に個人差あり。
●他人の片づけはしたくない ⇒ 家族の誰が散らかしたと思わず、目先の状態、そこにモノがあるから片づけると考える。
                家族のルールを決めて家族全員が動く
●少しの変化は気づかない ⇒ 多少荒れたところで、暮らしている証拠、
               気が付いたときについでに戻す。
               出かけていた人は文句を言わない。気づいた自分が片づける。または何もしない。

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この本の言う「片づけなくてもいい暮らし」とは
散らかし放題、出しっぱなし、使いっぱなしで、だらしなくてOKという意味ではありません。

わざわざ片づけなくちゃ!と思わなくても、
人が来るとなれば、片付けに10分、掃除に30分でなんとかなる。
そういう楽な状態、モノがうまく循環している暮らし方のことです。


押入れに数年間眠ったままの服があるタンスと、
今日誰かが脱ぎ散らかした服や靴下のあるリビングでは、
暮らしが循環しているということからすればリビングがよい。

長期間放置されていなければ、使うモノが一時的に出しっぱなしでもいい。
いつも全部がきっちりとしまいこまれていなくてもいい。
それは家族や家が健康的に営みを繰り返していることのしるしで、
だらしがないと反省しなくてもいい。

そして、片づけ方は十人十色。
各家庭それぞれの行動パターンや、自分のクセをよく知る、気づくことが大切。

自分のクセが分かり、片付けられる仕組みを作ると、
いろんな場所で応用できるので、家中が修正されて、
「自分らしいすっきりした暮らし」になるようですヨ。


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またひとつ、新しい見方や考え方、
そして私のクセをよく分析してお片づけに取り入れてみたいなと思いました。

わたしではうまくまとめられませんでしたが、
興味が出てきた、そしてお片づけの方向性が分からない方、
いつまでも片付かないと悩んでおられる方、是非よんでみてください。

私も、もう少しこの方の本で色々読みたい本が出てきました☆
また図書館でリクエストでもしようと思います♪


★辰巳渚 さんの著書一覧★




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最終更新日  2011.09.02 02:38:09
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