「ことば探し」

「ことば探し」

January 6, 2008
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カテゴリ: 人間というもの
他人から聞き上手と思われている人は、
じつは、自分が話をさせてもらえる場を、
どこかにつねにもっているものなのだ。
家族、友人、恋人、または行きつけのスナックのママなどに、
思っていることを十分しゃべって、理解してもらっている。
だからこそ、オフィスなどにいるときは、
余裕をもって聞き役に回れる。

だいたい、誰に対しても
聞き上手になろうというのは、無理な相談だ。

思い込んだら、ストレスはたまるばかりである。

もし誰かに対して聞き上手になりたいのであれば、
別の場所では、気がすむまでしゃべらせてもらおう。
言い換えれば、しゃべり足りている人が、
「聞ける人」ともいえる。(略)

もしあなたが聞き上手になりたいと思うなら、
とりもなおさず、自分が十分にしゃべっている満足していること。
そして、誰かにわかってもらっているという安心感を持つことだ。



出典元 「ひとの話を聞ける人聞けない人」
著者名 武藤 清栄


また、この本ではこんなことも言っている。

「とはいえ、世の中には、どこに行ってもひたすら
 しゃべり続けるという人も少なくない。こういうタイプは、
 心のなかに伝えたいことをたくさんもっていながら、
 じつはうまく伝え切れていないことが多い。
 人と話をしていても、その場その場でしっかり理解してもらえた、
 うまく自分の気持ちが伝えられたという実感がもてない。
 そのため、相手の話を聞くゆとりもなく、


 案外おしゃべりというのは、言葉が多いわりに、
 自分の気持ちを的確に表現できていなかったり、本当に
 わかってほしいことを自分でも理解していなかったりする」


なるほど、そうかもしれないと思ったことばだった。

「わかってもらっている、受け入れてもらっている」
というような、安心感や満足感がないと、人の話に
じっくりと耳を傾けて聞くことはむずかしいかもしれない。
人の話を聞く前に、まずは、こちらのことを
わかってもらいたいと話したい気持ちが強いと思うし、
人の話を聞くだけでは、確かにストレスがたまるからだ。
自分の話も聞いてもらえる、表現できる、場や人を
常日頃からつくっておくことも大切なことなのだと思った。

星■「ぼちぼち日記」↓
「忘れものから見える「人生模様推理」」

忘れもの、落とし物が年末になると多くなる。
それをみると、人生模様が見えるのだ…
(勝手な想像の人生模様ね)


星 ■今日のおすすめ本 ↓
「あなたの話はなぜ「通じない」のか」

山田 ズーニー著

著者は、小論文などの企画や、教材作りをしてきた論文のプロ。
今は「人が持つかけがえのない力を生かし伸ばすサポートを
するのがライフワーク」とか。
「ほぼ日刊イトイ新聞」に「おとなの小論文教室」を連載中。


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Last updated  January 7, 2008 12:25:27 AM
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