
十数年前、小さなピラカンサの苗木をもらった。いま、樹高4mほどに成長している。無数の白い花、圧倒的ボリュームの実は目に楽しい。
増やそうと種をとったり、挿し木に挑戦したこともある。しかし、そんな余計なことはしなくて良いと気付く。野鳥(主にヒヨドリ)が食べにきて、あちこちに種を撒き散らしてゆく。要するに所かまわず糞をして行く。
それが望ましいところなら良いが、たいていはどうでも良いところ、時には邪魔になるところから実生が生えてくる。
ピラカンサの棘は痛い。痛い痛い針の棘。バラの10倍くらい痛い。バラが旧石器の鏃(やじり)ならピラカンサは備前長船兼光。そのくらいの違いがある。 植木屋泣かせらしい。
そして成長が早すぎる。どうしても剪定しなければならなくなるから、棘との戦いだ。ほんの少しなら美しい。庭中に生えてくるとうんざりする。
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