仙台空港へ行った。いつものように近道の裏道を行くと、危うく右折すべき交差点を直進するところだった。
民家が立ち並び見通しが悪かった交差点は、何もない荒野に信号だけが取り残されている。写真は空港より南方。以前は民間の駐車場が広がり、民家や倉庫が立ち並んでいた。防砂林が海岸の視界を遮り、海だって沖合いが望見されるだけだった。
確かに瓦礫は片付けられた。しかし、元通りの街、あるいは緑豊かな沃野に戻るまで、まだまだ時間がかかりそうだ。復興の勢いに元気付けられるより、以前の景観が失われた悲しみがいまだに勝る。
写真中央川のように見えるのは、伊達政宗公が水運のため掘削した運河(貞山堀)。
以前より水位が上がっているように見える。単なる満ち潮か、あるいは地盤沈下したのか気になる。
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