読書とアメカジの日々とetc.

表紙的にはオッサンな私が買うには違和感ありまくりですが、内容的にはそうでもないのか？って感じで面白かったです。

老女的少女ひなたちゃん

桑佳あさ

老女的少女ひなたちゃん 1　徳間書店ゼノンコミックス
桑佳あさ

表紙絵が可愛すぎてなんだか買うのをためらってしまいそうになる本ですが、タイトルになってる老女的少女っていうのが内容に直結してて、私がタイトルを見て想像したのは 年寄り臭い子供 か 生まれ変わり(輪廻転生) でした。
で、手にとって表紙とか裏表紙を観察したら、裏表紙にしっかりと

知識満載！芸術堪能！
普通の園児とはスペックの違う特殊な6歳の少女・ひなた。
その秘密は88歳の記憶をもったまま、生まれ変わった老女的少女だということ！！
縁側でお茶をたしなみ、つけものをこよなく愛し、「～だっぺ」が基本の口調。
彼女はなんのために生まれ変わったのか！？

と書かれてました。
中身を読むまでもなく答えがでてしまいました。
ちなみに裏表紙も可愛いイラストです(笑)
さて中身ですが、これは「よつばと！」とはまた違った意味でほのぼのするかもなという感じがしました。時折入ってくる前世の記憶なんかがちょっと重かったりはしますが...
主人公は表紙絵の中心にいる 日向(ひなた)ちゃん です。
一人称はオレ。
部屋着は もんぺ で、前世の名前は 三芳とよ。
おばあちゃんの知恵袋的な「大根あめ」とか「熱いので耳たぶをギュッ」とか「砂糖水でコブを治す」とか「米のとぎ汁で消臭」とか「布を当ててポンポン染み抜き」とか登場して園児の姿で婆さん的活躍してます。
あと幼稚園で梅干つくったり、生後間もなく折鶴つくったり。
前世の記憶フル活用でけっこうな天才っぷりを発揮してます。
描く絵は浮世絵風だし。
砂場で日本の城を作るし。
同じ園の友人で咲夜ちゃんってのが登場するんですけど、これが陰のある謎人物。
その言動から日向ちゃんと同じく転生者らしいのですが、前世での知り合いではないらしいってことしか1巻ではわかってません。
なんやかんやとイロイロ詰め込んでるな～と思いつつ、面白いのでアッという間に読み終えて、今は続巻はいつぐらいに発売なんだ？ってことが気になってます。
2016年春ぐらいに発売予定らしいので、発売したらすぐにゲットして読みたいです。

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