読書とアメカジの日々とetc.

相変わらず面白そうな新刊をチェックしつつ買って読んでます。

エルフ嫁と始める異世界領主生活

-俺の住む島に異世界が来ちゃったんだが-

鷲宮だいじん

エルフ嫁と始める異世界領主生活 -俺の住む島に異世界が来ちゃったんだが-　電撃文庫


まずタイトルを見たときに思ったのはサブタイトルが長い！でした。
こういうのって増えましたよね～。
タイトルにも流行り廃りがあって、一作人気爆発すると後には続々と同じようなのが.....
ってことがかなり多いです。
読んで面白ければそれでいいんですけど、もうちょっとどうにかならねぇーか？って思ったりはします。内容には関係ないですけど。
あと長すぎるタイトルとかちょっとアレな感じのするタイトルって書店で店員に入荷とか尋ねるときに何かと面倒臭かったりややこしかったりします。
それはそれとして。
エルフ嫁は素適ですよね～。
一部の人には昔から大人気ですよねエルフって。
日本でその人気を決定的にしたのは出渕裕の描くディードリットです。
たぶん。
冬馬由美の声と相まってその魅力は凄まじい破壊力でした。
長耳のイメージを定着させたのはスンバラシイ！
世界的にはエルフって尖った耳ではあっても長耳ではなかったりします。
普通の耳の場合もあるし。

さて物語りは東京都の外れも外れ、東京湾から南に900km離れた離島・青根島が舞台です。
ちなみに人口は200人。
島民はみんな知り合い。
年の近い島民はみんな幼馴染。
その島に隣接するかたちで突如現れる謎の半島。
高校生の主人公・漆原由太はいきなり現れたエルフ美少女に戸惑いながらも、幼馴染のコスプレイヤーである和栗三咲のために制作してた模造剣(銘・エクスカリバー)をジャストミートでドラゴンの ケツ に突き刺して勝利するという天晴れな戦いを経てエルフ美少女を救出。
そしてその少女は突然現れた半島の領主の娘だったというテッパンなファンタジー的展開に。
さらにその少女が嫁さんに。
とまあ強烈な御都合主義なんですけど、だからこそ面白い。
普通に淡々と過ぎていく日々なんて自分の日常生活で十分すぎるぐらいに経験してるので、小説でぐらいはトンデモな物語を読みたんですよね私の場合。
というわけでラノベとか伝奇小説とか読んでて楽しくてしかたがないです。
その非日常的な部分が。
当然ながらこの物語も非日常全開です。
仲の良い幼馴染が合法ロリーで元ヤンな姉とコスプレ・スポーツ美少女な妹の姉妹ってだけでも ありえねぇー ってもんなんですが、政府から派遣されたメガネ天然エリート官僚とエルフ美少女とビキニアーマーなんて伝説の防具を身に纏う女騎士も加わってハーレム展開。
だが面白い。
続編を期待したい作品でした。

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