シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

シックライフ・シックハウス症候群・化学物質過敏症・アレルギーなどに関する事柄

2011.02.18
XML




【試料採取時刻】

  午後2時~3時

   揮発性有機化合物の濃度が1日のうちで最大になると予想されるため


【試料採取場所】

  居間、寝室、および住宅の外気の各1ヶ所、計3ヶ所を試料採取場所として設定

   (室内)

    部屋の中央付近の少なくとも壁から1m以上離した、高さ1.2~1.5mの位置

   (外気)

    外壁及び空調機の外気取り入れ口から2~5m離した、高さ1.2~1.5mの位置


【室内空気試料採取の条件】

居室の常時換気システムを有しない住宅

   試料採取にあたっては、対象家屋の窓、扉、建具、備え付け品の扉等の全てを開き、
   30分間換気を行う。

   換気後、外気に面した窓及び扉等の開口部を閉鎖し、5時間以上この状態を維持させる。

    ※ この場合、

      ・建具は開放する
      ・キッチンの戸棚、クローゼット等の備え付け品の扉も開放する
      ・小窓等の換気口は閉める

   その後、概ね30分間、室内空気を採取して、含まれる揮発性有機化合物量を測定する。
   原則として、それぞれ2回づつ採取する。


居室の常時換気システムを有する住宅

   試料採取にあたっては、対象家屋の窓、扉、建具、備え付け品の扉等の全てを開き、
   30分間換気を行う。

   換気後、外気に面した窓及び扉等の開口部を閉鎖し、換気システムを稼動させた状態を
   5時間以上維持させる。

    ※ この場合、

      ・建具は開放する
      ・キッチンの戸棚、クローゼット等の備え付け品の扉も開放する
      ・小窓等の換気口は閉めることとする
       (但し、換気システムの機能のため必要なものを除く)

   その後、概ね30分間、室内空気を採取して、含まれる揮発性有機化合物量を測定する。
   原則として、それぞれ2回づつ採取する。


 ※ 対象とする室の窓を開けて30分換気した後、窓を閉めて5時間以上経過させる理由

    これだけの時間が経過すれば、自然換気だけで室の濃度は平衡状態に達して
    一定となるとみなせるからです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.09.11 16:22:58
[シックハウスなどに関すること] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: