記憶の住処

記憶の住処

じじ


2007年01月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 年末に冷蔵庫を徹底的に掃除した。特に冷凍室で何年も眠っていた魚や野菜屑など、掃除というのはやはり捨てることになるらしくて、分類とは違う。結局はなにも残らなくて、まあ、その状態がかろうじて今も続いていて、出来るだけ余分なものは買わないようにしているのだけれど、なにか寂しい。妻が突然逝ったときは、激しいいたみのようなものを感じたが、その事に関しての一通りのことをなんとかこなしているうちに、夏でずっと青い空が続いていたのだが、なにかそのいたみも減殺されていったのだが、夏の終わり頃から、妻の買い置きしていた調味料とか粉石けんとかの生活必需品がどんどんなくなり、補充していた頃のような、からっぽに近い気持ちだ。
 過ぎた時間や失せた変容したりした風景や、あるいは経験はしなかった祖父母のいた時間などを想起する仕組みなど、すべてを言葉で表現しつくせないものをため込んでいる心というものは、この手の掃除(捨てるということ)などは出来ないのだから、時々分類するしかの生理しかないのだろう(忘れたものというのも、きっと心の中ではひとつの分類に値するものだろう)

水 御幣 水脈 長く続いた村が子どもに仕掛けた罠 地下動物園 鵺の鳴く夜中の小学校
地下道 地下鉄のトンネル 前世には北欧の石工だった男 
地の磁力 閉じない円環 もう二十匹ほどの猫に関わっている
ミニ豚に横顔をみつめられながら夕食の支度 樹齢千年の杉 ザド ホイド 





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最終更新日  2007年01月24日 15時37分18秒
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