だだもれ堂筆記

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息子小6時代のお気に入り本リスト

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2013.09.18

ここのところ、野暮用で今まで縁の無かったジャンルの場所に行ったり人に会ったりしている。
半世紀生きていても知らないことってたくさんあるよなあ、と思うのだが、めんどくさいと思う一方で実はこれがなかなか面白い。
知らなかったことを本で読んだりネットで調べたりして知ること自体が面白いのもさることながら、今まで知らなかった世界の人と実際に接することでなるほどこういう世界もあるんだねえ、と視野が広がる気がする。

この歳になってくるとどうしても知ってる狭い範囲の世界にしか目が向かないようになってくるけれど、きっかけはどうあれ知らない世界に踏み込むことってのは、何というか刺激になるというか蒙が啓かれる感覚があるというか。
まだまだへええ、と思うことがこの世の中にはたくさんあるんだろうな、と思うと何もかも知ったつもりの年寄りになっている暇は全然無さそうだ。アルメニア文字の存在なんて今まで全然知らなかったけどといもいさんの日記で知って、こりゃ面白いと本も買っちゃった、みたいなことはこの先もあるんだろうなあ。

新しいものが際限無く登場するのに合わせて次々情報を上書きしていくのについていく、というのに向いている人にはそれがいいのかもしれないけど、私はどちらかというと情報を更新していくよりも知らない世界を見ることの方が好きなようだ。
知らない世界を知ることは情報の上書きではなくて情報の追加だとすると、自分のメモリが足りるのかよ、という危惧が無いではない。いや待てよ、最近は次々忘れるようになってるから大丈夫か（笑

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