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2021.01.27

高い確率を信じることは少数派を軽んじること

テーマ：日常のできごと(132)

カテゴリ：普段の生活で思うこと/気付くこと

降水確率は便利ですね。
明日の雨の確率を知ることで、傘を持つべきか、洗濯物を干すべきか、判断できます。

確率は、ある出来事が起こる確からしさ、とでもいいましょうか。
確率９０％なら、まず信じますね。

でも、残り１０％はあるのです。
確率９０％と言われた翌日に雨が降ってもおかしくないのです。

これって、何かと似ている気がします。

多数派か少数派か。。。

多数派の意見が絶対正しいとは言い切れません。
一方、少数派の意見は、どう見てもムチャクチャだって場合もあります。

確率は、まさに数値のマジック。信頼感を持ってしまいます。
しかし、確率をそのまま信じるということは少数派を軽んじることにもつながります。

確率の計算方法が間違っていたら、そもそも確率の数字がおかしいのです。

何が良くて何が良くないのか、判断は難しいですね。

１年以上続いているコロナ禍での経済活動にしても、任期を終えた大統領にしても。

ブランドや多数派に沿って物事を進めるのは、考えなくていいので簡単です。
しかし、自分自身の頭で考えて少数派になってみる勇気も、時には必要です。

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