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カラダのマッサージをしてもらうと、その日の夜の睡眠がよくなることを書きました。しかし、マッサージはけっこうハードルが高い場合もあります。値段が高い、他人にカラダを触られるのが嫌など。そんな人でも、少しハードルが低いのが足つぼマッサージ。台湾で受けた足ツボマッサージで、驚くべき効果を実感した経験が言わせています。というよりも、内臓の不調がそのまま足裏のツボに反映されるという事実にびっくりです。自分の体をいたわる時間に、足つぼマッサージを利用してもよいと思うのです。足つぼは、全身の臓器に対応しているといわれています。ちょっと「うさんくさい」ですが、実際に経験すると実感に変わります。ツボに対応する内臓がいろいろとある点も興味深いですね。足裏を刺激して得られる最大のメリットは、血行の促進です。心臓から最も遠い足裏の血流が改善して、なんで?なのですが、不思議とカラダがポカポカしてきます。もちろん、少し「痛い」を経た後ですけど。血液やリンパの流れがスムーズになり、デトックスが促されるようです。全身の機能が活性化し、自然治癒力が高まり、慢性的な疲労から回復できる可能性があります。対応するツボを刺激すると、不調を感じる内臓の働きを間接的にサポートします。「痛気持ちいい」と感じる刺激は、適度な快感?となって自律神経のバランスを整えます。質の高い睡眠を期待できます。血流が改善して体温が上がり、免疫力アップが期待できます。足つぼは、反射区ともいわれています。体の全ての器官に対応する「反射区(ツボ)」が足裏に集中しています。ツボの位置と、対応する臓器を知っておいてもよいと思います。そうすれば、最近はやりの「ゴリラのひとつき」でツボを刺激できますよ。最近、最も買いたい健康グッズが、足つぼ系です。「万能のツボ」とも呼ばれる湧泉(ゆうせん)は、足の指を曲げたときにできる、足裏の中心よりやや上のくぼみです。腎臓、生命力、全身の疲労回復に関係するツボです。ツボを押すときは、指の腹だけでなく、第二関節や、ゴルフボール、マッサージ棒などを使って、少し「痛気持ちいい」と感じる程度の強さがよいです。実際に足つぼマッサージへ行くと、道具を使っていないのに「痛い」と感じるときがあります。曲げた指の関節のとんがりを利用して押されているだけなのに「痛い」のです。1箇所につき5秒くらいかけてゆっくりと力を加え、ゆっくりと力を抜きます。数回繰り返すと、あとになってジワっと効いていることを実感できます。お風呂上がりなど体が温まっている時が最適ですが、気づいたときでもよいですね。仕事中でもよいかもしれません。足裏ならセルフマッサージも可能なので、マッサージ屋へ行って実際にどこが痛かったを経験してから、そのツボを「攻めてみる」のがおすすめです。
2025.11.23

暑かった今年も、さすがに11月になると寒くなってきました。家で温かいお風呂につかって一日の疲れを癒やす毎日です。自宅のお風呂は完全にプライベートスペースなのでリラックスですますが、あえて銭湯に行くという選択もあります。大勢の前で裸になるのが苦痛なら仕方ないですが、家のお風呂では解決できない症状を改善してくれると思うのです。特に、冬の時期にこそ意識したい「温冷浴」という入浴法は、銭湯に行かないとできません。かなり熱めの風呂も、銭湯へ行かないとないですね。塩素の臭いが気になる場合もしょうがないですか。銭湯の大きな浴槽は、自宅の浴槽よりもゆったりと体を伸ばすことができます。全身の血行が改善されます。血流が良くなると、筋肉の緊張もほぐれます。わたくしのようにカラダの末端が冷える人にとって、体の芯から温めてくれる場所は、冬を乗り切るために必要な場所です。かなり違った視点でいいますと、様々な年代の人たちのありのままの姿がどうしても目に入るので、ついでに観察させてもらってます。20代の頃に銭湯へ行くと、「服を脱げばみんないっしょ」という感想でしたが、今の年齢になると「年をとるとこんな身体になるんだな」という感想です。いずれそうなる自分を想像し、人生勉強させてもらってます。もう1つ重要な点があります。銭湯でなければ、温かいお湯と冷たい水風呂(または冷水シャワー)を交互に利用することは不可能です。温冷浴(交代浴)をするためには銭湯へ行く必要があります。この入浴法は、自律神経の乱れに非常に効きます。ただし、心臓が弱い人、血圧に異常のある人は要注意です。温かいお湯では、血管が拡張して体がリラックスし、副交感神経が優位になります。一方、冷水に触れると、血管が収縮して交感神経が刺激されます。「拡張と収縮」「副交感神経と交感神経」の切り替えを交互に行うと、まるでサウナーがいう「整う」ような状態となって、自律神経のバランスが整います。日々の仕事でどうしても無理やりこなさないといけない仕事があります。そんな場合、いつのまにか自律神経が乱れています。ストレスによって自律神経のバランスが崩れがちです。銭湯での温冷浴は、意識的に自律神経に刺激を与えることで、自律神経の働きをトレーニングしてくれます。心身ともにリフレッシュし、ストレスの軽減、睡眠の質の向上が期待できます。いや、実際に改善します。良いことばかりではなく注意点もあります。不特定多数の人が出入りするので、防犯の注意が必要であることはもちろん、足の水虫感染に注意です。白癬菌の付いたマットを踏んだとしても、白癬菌が皮膚に入り込むには24時間かかるそうです。なので、銭湯へ行った日の夜に足の裏をしっかり洗っておく必要があります。アルコール除菌シートで足の裏をよく拭いておくのでもいいでしょうね。おかげさまで、今のところ水虫になっていません(笑)。寒い季節に銭湯へ行くことは、多くの意義があります。血行促進、冷え性改善、疲労回復、温冷浴による自律神経のバランス調整、いろいろです。スーパー銭湯の方がいろいろ設備があって楽しいですが、ちょっと利用するには街中銭湯でもいいですね。
2025.11.16

年齢を重ねると体の不調を感じることが増えてきます。今まで経験したことのない、得体のしれない突然のできごと。立ち上がろうとしたらいきなり足の甲が痛くてまともに歩けない、って病名もつかないし、老化としか思えないです。肩こり、腰痛、疲れやすさ、寝つきの悪さなど、様々な不調が出現します。しかし、加齢に伴う体調不良をあきらめる必要はありません。セルフケアを習慣化すれば、少なくとも次の日の体調を整えることはできます。中高年が簡単に毎日実行できるセルフケアは、例えば以下の通りです。毎日のストレッチ中高年になると、筋肉や関節が硬くなります。若者の動きとは明らかに違います。改善するためには、毎日のストレッチ習慣が効きます。特に、肩、背中、腰のストレッチが大切です。デスクワークをしている人は、必ずと言っていいほど凝ってます。デスクワークの合間、寝る前に軽く体を伸ばすと、筋肉の緊張がほぐれて血行を促進できます。おすすめのストレッチは以下の通りです。肩回し:肩を大きく回します猫のポーズ:四つん這いで背骨を弓のようにゆっくりと上下にしならせます。背中の筋肉を伸ばします。ハムストリングストレッチ:足裏、太もも裏を伸ばします。ストレッチは、無理せずに体が気持ちいいと感じるところまでおこないます。適度な運動の習慣化体調不良を改善するためには、運動が欠かせません。しかし、ハードなトレーニングをする必要はありません。ウォーキング、軽いジョギング、ヨガなど、体に負担をかけずにできる運動がおすすめです。特にウォーキングは、足腰だけでなく、心肺機能も鍛えることになり、全身の血行を促進します。1日30分程度のウォーキングを毎日続ければ、体力がついて疲れやストレスを減らせます。バランスの取れた食事年齢を重ねると、体の代謝が低下して栄養の吸収能力も少しずつ落ちていきます。これにあらがうには、栄養バランスの取れた食事が重要です。・たんぱく質(筋肉の維持にたんぱく質が必要です。魚、肉、豆類を積極的に)・ビタミン(特にビタミンDやカルシウムは骨や関節の健康に欠かせません)・食物繊維:(腸内環境を整えるために食物繊維を意識的に摂取)少量多品目の食事が理想的です。偏りなく。十分な睡眠良い睡眠は体の回復に不可欠です。しかし、中高年になると睡眠の質が低下します。疲れているのに何時間も連続して眠れなくなります(笑)。寝る前のリラックスが重要です。寝る前1時間はスマホやテレビを避けると、良い眠りへと導かれます。ストレス管理ストレスは体に大きな影響を与え、体調不良の原因となります。中高年になると、仕事や家庭、体調変化など、ストレスを感じる場面が増えます。ストレスをうまく管理するために、以下の方法がおすすめです。・深呼吸:というよりも瞑想ですか。1日数回、深呼吸を行う習慣をつけましょう。・リラックスタイム:好きなことに没頭する時間があれば、心身のリフレッシュが可能です。・適度な休憩:長時間の作業で同じ姿勢を続けることを避け、こまめに休憩を取れば、ストレスの軽減に繋がります。わかっちゃいるけど習慣化できない人がほとんどです。でも、中高年の体調不良は、生活習慣を見直すことで大きく改善できます。ちょっとしたことの積み重ねが、後で大きな成果となるのです。毎日のストレッチ、運動、バランスの取れた食事、質の高い睡眠、そしてストレス管理を意識することができれば、健康を保つことができます。すぐにでも習慣化できそうな簡単なセルフケアから始め、無理なく継続していきましょう。少しずつでも続ければ、チリも積もればなんとやら。体の調子が改善され、充実した毎日になるはずです。
2025.11.02

世界にはおいしいとされる料理がいくつかありますが、世界の料理の中でも日本料理は特殊なのかもしれません。だしを大切にしている点で。一方、世界各国の料理は独特なスパイスが効いています。日本にいるとあまりスパイスになじみがありませんが、薬味もスパイスのうちと考えれば日本料理でもスパイスは脇役として役に立っています。スパイスには抗酸化作用、抗炎症作用、消化促進など、健康をサポートするさまざまな効果があるそうです。実際、ショウガを食べるとカラダがポカポカしてきますね。中国料理、東南アジア料理、中東料理などでは、日本料理ではなじみのないスパイスが使われています。クローブやシナモンなどのスパイスは、抗酸化物質を豊富に含むため老化防止に役立つそうです。ターメリック(ウコン)やショウガは、抗炎症作用を持つため慢性的な炎症を抑えることができるようです。ショウガ、クミン、フェンネルは、消化を助けます。シナモンは、血行を促進し体を温める効果、血糖値をコントロール効果があるといわれているようです。ところで、台湾へ行ったときに感じたのですが、台湾の料理でもかなり独特のスパイスが効いています。台湾ではないですが、中国料理で使われるスパイスとしては、以下のものがあります。八角(スターアニス)、花椒(四川山椒)、シナモン(桂皮)、ショウガ、ニンニク東南アジアでも以下のようなスパイスがあります。個人的には東南アジアの料理が好きなのでタイ料理でおなじみです。ターメリック(ウコン)は、脳機能、肝機能のサポートにも役立つそうです。レモングラスは、気分を落ち着かせ、消化促進、抗菌作用があると言われています。コリアンダーは、消化促進、デトックス効果があるとされています。中東料理でも独特のスパイスが使われていますね。あまり試したことはありませんけど。日本でもよくつかわれる薬味のうち、世界各国でも幅広く使われている代表的なものとしては、ショウガ、ニンニク、ゴマ、トウガラシ、コショウなどがあります。日本ならではの薬味としてはワサビ、山椒でしょうか。海外から来た旅行者が、日本のワサビ味のスナック菓子にはまっている様子をテレビで見かけます。ワサビは独特なのでしょう。日本料理において薬味はあくまでも脇役ですが、無ければさみしいと感じさせるものです。やっぱりあってほしいスパイスです。スパイス入りの料理を食べるだけで血行が促進されるのなら、スパイスをうまく利用したいですね。
2025.10.26

デスクワークで多忙になると、眼精疲労は起こるわ、肩こりは起こるわでカラダが硬直してきます。最近、2か月くらいにわたって多忙なので、カラダが悲鳴を上げる前に対処しようとあれこれ実践しています。とにかく血行が悪くなっているのが原因だと割り切り、血行促進の方法であればなんでも実行します。今までの経験上考えられる方法は、運動、マッサージ、温浴、ストレッチです。運動は定期的に実行していますが、実行すると同時に体力も失いますので、睡眠とセット販売です。しかし、疲れているのに眠れないという事態も起こりがちなので、やはりどこかでカラダのチカラを緩める必要があるのでしょう。その方法が、マッサージ、温浴、ストレッチです。この順序は、費用が高くなりがちなものから順に書いています。整体マッサージへ行ったら、どんなに安くても1時間で4000円くらいはかかります。背中や肩などにあるトリガーポイントを押されると非常に気持ちいいですね。少し痛いくらいの指圧は、効果があるような気がします。同時に、非常にリラックスできる場所でマッサージを受けると、その場で少し疲れが取れます。「イタ気持ちいい」と感じる程度の指圧は、トリガーポイント(筋肉のしこり)をほぐしてくれます。やや痛いという刺激が筋肉や神経に刺激を与えて、血行を促進すると思います。筋肉の特定のポイントへアプローチできる トリガーポイントは、筋肉のしこりなのでしょうか。弱い刺激だけでは満足できず、割と痛い程度まで押してもらうと刺激が届き、筋繊維の癒着がはがれるような気がします。圧迫すると時的に血流が止まりますが、離した瞬間に血流が勢いよく流れ込んで、滞っていた血行が促進され、老廃物の排出が促されるようです。適度な痛みの後には、解放感でつい「はぁ~」と声が出ます。脳内でエンドルフィンやセロトニンなどの快楽物質が出ているのでしょう。ただし、強い痛みを我慢しすぎると、逆に緊張してしまい、リラックスの反対方向へ行ってしまいます。筋肉が防御反応を起こして硬くなり、逆効果になります。なかなか言えませんが、施術中に痛みが強すぎる場合は、施術者に伝える必要があります。最近の施術者は、ちょくちょく強さを聞いてくれるので、強さを調整してもらう方が好ましいですね。昔のように職人気質の施術者は減ったと思います。 整体マッサージへ行ったときに、カラダのどこを触られるかも問題です。マッサージ受ける立場なので、わたくし個人はどこを触られても平気ですが、通常は好みがあるでしょう。いきなり太ももの内側を触られるとびっくりしますよね。マッサージもいろいろとあります。しこりをほぐすように指圧中心に進める場合もあれば、大きな筋肉に圧力をかける場合もあります。首の筋肉を指でつまむようにほぐす場合もあります。ところで、マッサージは、自分でマッサージしない限りお金がかかります。1000円以下で結構促進するには、温浴がてっとりばやいですね。銭湯で十分です。熱めのお湯に入れば、それだけで血行促進されます。その後、サウナの整うではありませんが、冷たいシャワーを浴びてしばらく休憩。そのあと、同じセットを2、3回繰り返せば、いつの間にかカラダの血行が促進され、副交感神経が優位になります。夏の季節は銭湯へ行く気になれませんでしたが、今後は銭湯での温浴はかなり効果的です。マッサージと温浴を組み合わせ、ハードなデスクワークを乗り切りましょう。
2025.10.19

60歳を超えたらワクチンを打ちなさいよ、という情報をよく聞きます。最近有名なのは、帯状疱疹ワクチン。身近にも帯状疱疹になってしまって、ずいぶん痛い思いをした人がいるようです。そろそろ自分も帯状疱疹ワクチンを打った方がよいのかと思いつつ、毎年打っているインフルエンザワクチンを打ちに、病院へ行きました。待合室に貼ってある医療情報には、さらなるワクチンが。RSワクチン?もちろん、コロナワクチンも推奨されているようですが、いったいどれだけのワクチンを打てばよいのでしょう。とにかく、60歳を超えたら免疫力が低下するため、重症化を防ぐためにいろいろとワクチン接種が推奨されています。そういえば、高齢者が肺炎で亡くなるという話をよく聞きますが、肺炎球菌ワクチンも推奨されているようです。肺炎球菌による肺炎の重症感染症を予防するそうです。65歳以上なら、公費助成を受けられるかもしれません。帯状疱疹ワクチンは、近年有名になりました。加齢に伴って免疫力が低下すると、子どもの頃にかかった水ぼうそうウイルスが再び活動し始めて帯状疱疹を発症するそうです。50歳以上になれば、もう接種できるのですが、種類が2種類あります。不活化ワクチン(シングリックス):予防効果が高い、2回、高価生ワクチン(水痘ワクチン):安い、1回インフルエンザワクチンは、いわれなくても毎年1回しています。 半年程度効果が続くようなので、もう打ってもよい時期です。新型コロナウイルスワクチンも、いまだぢこかで流行中で、わたくしも今年の2月に再感染しました。ワクチンの定期的な接種が推奨されているのですが、自費です。 RSウイルスは、乳幼児が重症化しやすいことで知られています。高齢者も重症化するリスクがあるそうです。意外と盲点なのが麻疹・風疹(MR)ワクチンです。麻疹(はしか)は、世界の他の国ではいまだに流行しているようです。感染力が強いため、日本国内で感染者が確認されたときは、ニュースで大騒ぎになりました。風疹ワクチンは、市町村の公費助成で受けられる場合が多いようです。数年前にわたくしも風疹ワクチンを受けました。麻疹の抗体はあったのですが、混合ワクチンしかなかったため、麻疹の抗体がさらにパワーアップしているハズです。以上のように、とにかく60歳を超えたころから、ワクチンざんまいです。定年を迎えるけど、まだまだ働く選択をする年齢です。長生きはよいけれど、ポンコツになる自分を感染症で傷めないように、ワクチン接種を考えなければいけないようです。
2025.10.11

個人が成功するとは何でしょう。一般的には、有名になって収入が高く、社会的地位が高いことを指すのかもしれません。でも、よく考えると、世界中の人が成功してしまうなんてありえません。逆説的ですが、非成功者がいるからこそ成功者を作り上げられるのです。成功とは、勝ち負けをはっきりさせる必要がある競争の結果ですから。成功することが幸せと直接的に結びついているという勘違いは、年齢を重ねたどこかの時点で気づくはずです。一方、個人が成熟するとは何でしょう。それぞれの好きな目標に向かって満足するまで進むことかな、と予想します。成熟は、個人それぞれかたちですから、理論的には世界中すべての人が成熟することは可能です。「個人が成功する」とは?資本主義社会や競争社会だからこそ強く意識してしまいます。若い男性は競争好きの人多いですから。でも、競争を否定してしまうと、メリハリのない社会になってしまいます。アメリカの大リーグで活躍している人を否定する資格など、だれにもありません。「個人が成熟する」とは?自分の目標に向かって進み、満足することなのであれば、内面的な発展を目指すことになりそうです。他者との比較よりも自己との向き合い方、プロセスそのもの、納得した生きかたでしょうか。なので成熟は、幸せ感につながりやすい気がします。ここでふと考えると、成功と成熟と、どちらの方が概念として広いのかという疑問です。りんご/果物 を例示すると、りんご=>果物ですが、果物=>りんご ではありません。成熟の中に成功があるのかどうか?成功を追えば成熟につながるのか?、成熟している人は成功しているのか?成功を追いすぎると、他人の目や一般的な基準を気にしすぎてしまい自分を見失う危険がありそうです。でも、成熟した人であれば「成功していない」と見られても、満足感が高い「場合」がありそうです。成功は一つの結果、成熟は一つのプロセスAKBの「365日の紙飛行機」にある歌詞のような世界観ですね。もしかしたら、成熟の中にこそ成功があるかもしれません。そもそもアジア的な考え方には「成功」と「成熟」の対立ではなく、良くも悪くも融合的な考え方があるのではないでしょうか。社会に貢献できる人間になることが「成功」であるとしても、内面の成長がない人は、本当の成功者とみなされないかもしれません。たしかに、小さいころにかなり年上のじいさん、ばあさんは、似たようなことを言っていた気がします。成熟がなければ、成功したとしてももろい。「成功」は他者との比較に縛られたものであり、「成熟」は本来の自分に戻ることかもしれません。成功とは「こだわり」であり、「成熟」とは「手放す」ことによって得られる自由な境地だとしたら、藤井風さんの「満ちてゆく」という歌のメッセージに通ずると思うのです。わたくしが興味を持つ仏教の視点から見ると、「成功」は欲望の達成なのかもしれません。しかし、どれだけ成功しても満たされず、さらなる欲望を生む原因になりそうです。一方、成熟した人は、自分の心の働きを観察し、欲望に振り回されません。もしかしたら「成熟」こそが、本当の意味で無理のない成功をもたらすのかもしれません。どう思います??
2025.10.04

夏休みの長期休暇が終わってしばらくすると、世の中が突然に動き出した感があります。仕事の依頼が急激に増えました。仕事が増えるのはいいのですが、急激に増えるとどうしてもカラダに負担がかかります。年齢を重ねたカラダは、休み休み動かさないとすぐに悲鳴をあげます。1日集中して仕事を頑張ったあとは、マッサージで体をほぐさないといつまでたっても緊張状態が続いてしまうのです。マッサージ費用は残業代に入りませんから、残業代がマッサージ代で消えて行ってるのではないかと思ってしまいます。高級なマッサージ屋さんには行けませんから、街中の小さなお店へ行きます。価格がリーズナブルなお店に行くと、中国の方と思われる人にマッサージしてもらう場合が結構多いです。なかには、男女の希望、国籍の希望を聞く店もあり、好みがあるのだなと気づいてしまいます。わたくし自身は、うまい施術者であれば性別や国籍はどうでもいいのですけど。ところで、中国の人が行うマッサージには、なんとなく傾向があることに気づきました。中国式マッサージは、伝統的な中国医学に基づいた手技療法であるハズです。それをうたい文句にしているお店もあります。リンパとは異なる概念だそうですが、体のエネルギーの流れ「経絡(けいらく)」という通り道に重点を置くそうです。経絡って、ありそうでないものだと思いますが、古代の人間が考え出した知恵なのでしょう。経絡を刺激し、血流、気の流れを良くすると体の不調が改善するそうです。「ツボ(経穴)」を押したり、揉んだりすることでも不調を改善します。最も大きな特徴は、手のひらや指だけでなく、肘を使う点です。手のひらよりも面積が大きいので、チカラが強くても痛く感じません。背中の筋肉に沿うように肘から手までの部分を使って押してもらうと、けっこう効きます。施術者によっては、その日の睡眠がかなり向上する場合があります。しれっと気功でもしてくれたのでしょうか、と妄想してしまいます。東洋医学には「気・血・水」という考え方があるのは知っていましたが、具体的にどうこうすれば良いという知識はありません。中国式マッサージは、現代医学と異なるアプローチをしているので、胡散臭いと感じる人もいるかもしれませんが、結局は上手な施術者に当たれば、かなり効果を感じれます。しかもコスパ最強。ただ、カッサと吸玉は苦手です。カッサは、体の表面をこすることで、血液の循環を改善し、体内の毒素を排出するための道具です。痛いし、皮膚が真っ赤になるし、皮膚を傷つけたくない人にとっては苦痛かもしれません。吸玉(カッピング)も、吸引を利用して血流を活性化させる技法です。しかし、皮膚表面で充血が起こるので、やはり皮膚を傷つけたくない人にとっては苦痛かもしれません。やや荒々しい手法がいかにも中国式っぽいですが、赤い斑点やあざ(痧)は避けたいですし、しばらくの間は恥ずかしくてスーパー銭湯などに行けません。現代医学的には効果が証明されていないようなので、やっぱり指圧によるマッサージの方を希望してしまいます。あと1か月くらいは、加齢による疲労と、多忙による疲労がダブルで押し寄せそうなので、適度が運動やマッサージによって、睡眠の質を無理やりにでも上げていくしかないようです。
2025.09.27

暗闇は人間にとって恐ろしい存在です。まだ、人間が野原で暮らしていた太古の昔、暗闇から肉食獣が現れたら捕食されるしかありません。暗闇を恐れるのは、恐怖心が原因です。視野がなくなると、周囲の状況を確認できなくなるため恐怖や不安が生じます。でも、暗闇があるからこそ想像力をかき立てられます。幽霊のはなし、妖怪のはなしなど、暗闇がなかったら創造されてません。街中に住んでいると街灯が多いため夜でも明るい環境があたりまえですが、田舎に住んでいたら暗闇が通常の暮らしにあります。もしかしたら、暗闇のある生活の方が脳に良いかも。暗闇に遭遇すると脳は「見えないもの」を生み出します。「見えないもの」は脳が作り出すものです。恐怖や不安を引き起こす元です。見えない状態になると、臭いや音に敏感なや製造物でもない限りすべてを予測で補うしかなくなります。恐怖を引き起こします。身の回りに起こる危険を察知するための能力です。なので、暗闇には創造力を刺激する力もありそうです。妖怪が出てくるマンガは、創造性そのものです。視覚が制限されると、他の感覚が研ぎ澄まされて、その空白を埋めるためにさまざまなストーリーやイメージを脳が勝手に作ります。無意識に、暗闇は「あちらの世界」への入り口を感じさせてくれます。妄想力を引き上げてくれます。視点を変えると、夜という暗闇があることを前提にして人間は進化してきたハズです。昼夜のサイクルが生活リズムに大きな影響を与えていますから、暗闇は休息と回復の時間そのものです。夜の暗闇は、カラダの修復や精神の安定に必要不可欠なのでしょう。明るい環境が続くと、エンジンを動かし続けるわけですから、睡眠の質が低下し、ストレスや不安が増大します。一日のなかで暗闇の中で過ごす時間は、心身のバランスを保つ重要な時間です。暗闇は単なる恐怖ではなく、創造性を刺激してくれる大切な空間、時間なのでしょう。視覚が制限されると、自然と聴覚や嗅覚に頼ることになりますから、周囲の世界を違う感覚で感じることができます。内面的な世界に目を向けるきっかけにもなります。暗闇の中で、恐れだけでなく、洞察、創造力、エネルギーも生じるハズです。なので、明るい街だけを求めるのではなく、田舎暮らしの夜のように暗闇も必要と考えるべきです。暗闇に潜む可能性に気づけるかどうかです。というわけで、幼少期を暗闇のなかで育った自分自身を肯定したい理屈を述べてみました。ちゃんちゃん。
2025.09.21

50代を超えると、やはり40代とは違うなと感じることがあります。40代では、いよいよ老化が始まったという気づきがありましたが、50代では老化を実感する現象がカラダのあちこちに。今までの生活習慣も体に影響を与えていることに気づいているものの、どうしたら疲れが取れやすくなったり、肩こりや腰痛が軽減するのかよくわかりません。50代からでも遅くなく、習慣づけしましょうという健康情報はよく見ます。年齢を感じさせない体を維持するためには、例えば、以下のようなステップが必要です、といった健康情報です。・自分の健康状態を知る定期的な健康診断を受け、血圧、血糖値、コレステロール値などをチェック自分の状況を客観的にみるということですね・バランスの取れた食事バランスもなにも、脂っこい食べ物は、もうあまり食べられませんけど1日3回の規則正しい食事を心がけ、過食を避ける習慣ですね・なにはともあれ軽い運動ウォーキング、軽い筋トレ、ストレッチですか運動嫌いが急に運動しても絶対に長続きしませんから・睡眠の確保若いときはいくらでも眠れたのに眠りが良ければ次の日はまだ元気な50代です。良い眠りを取るためのあれこれ工夫が必要です。・ストレス管理ストレスは大きな負担です。ストレスを敵とみなさず、上手に付き合うご近所さんととらえるしかないですね。趣味に没頭、深呼吸や瞑想、気の合う人間とのつながり、などがキーワードでしょうか。しかしですね、わかってはいるけれど毎日毎日ぜんぶ続けるのは至難の業です。習慣なら毎日できますけどね。ということは、発想を変えて、めんどうなことほど習慣化してしまえばよい。めんどうな歯磨きを毎日できるのは、習慣化しているから。めんどうな着替えを毎日できるのは、習慣化しているから。では、健康を維持するためのめんどうな作業も習慣化してしまえば負担は少ないはずです。食事、運動、ストレス管理は、どれも習慣化できそうです。食事は食欲との闘いもありますからややハードルは高いですけど、運動ならルーチンワークにしてしまえばいいです。通勤では1駅分歩く、階段を使う、と決めれば立派な運動です。意識しなくても実行できます。ストレス管理も、ややハードルは高いですが習慣化できます。電車内で深呼吸するとか、目を閉じて瞑想するとか、お風呂で深呼吸するとか。「人生は習慣化が~~~」といった題目の本を見たことありますが、まさにそうだと思います。大事なことをあまり考え込まずに習慣化してしまえば、勝手に目標へ向かっていきます。
2025.09.14

先日、NHKテレビを見ていたところ、首の不調を改善する方法について特集していました。はじめはストレートネックの話題であったので、ストレートネックはやはり諸悪の根源なのだろうなと思っていたのですが、実は、ストレートネックと首の不調とは、必ずしも直接関係しているわけではないという調査結果が。首の前側の筋肉、それも内層の筋肉(インナーマッスル)を鍛えると、首の後ろ側の筋肉を補助してくれるのだとか。インナーマッスルという用語に強い関心があるわたくしは、その後、番組を見入ってしまいました。首の前側の内層筋を鍛える方法は、意外と簡単なのだそうです。オーストラリアの研究者が開発した、軽いうなずきを繰り返す運動がそれです。首の痛みに有効なトレーニング名は「チンノッドエクササイズ(Chin Tuck/Chin Nod Exercise)」です。日本では「うなずきエクササイズ」とも呼ばれています。首の深層筋(頭長筋・頸長筋)をやさしく鍛える軽いうなずき動作だけを繰り返すのです。さっそくやってみましたが、理屈はあまりわかりませんが、効き目はありそうです。わたくしの場合、口の中がジワっとする感覚があれば効果があるのですが、この運動をするとジワっとした感覚が出てきます。効果がありそうです。やり方のポイントは以下の通りです。座った状態で正しい姿勢をとり、後頭部を優しく引き上げるように小さくうなずきます。あまり実感はありませんが、表面の筋肉ではなく、深層筋を選択的に働かせることができるようです。なので、前側の表層の筋肉が動いてしまう場合は、うなずき過ぎです。軽いうなずきなので、仕事の合間でも可能です。電車内でも可能かも。これだけで首の疲れが改善するのなら、毎日やってみたいですね。
2025.09.07

年齢を重ねると、若いころに可能であったことが徐々にできなくなります。体も脳も老化してしまう中年以降の人生は、自分の能力をあきらめていく時間でしかないのでしょうか。自分の老化と真正面から向き合って考えてみるのも大切な時間です。竹内まりや さんの「人生の扉」という曲を聴いて考えます。惚れた腫れたの曲よりも、こんな曲の方が、自分にとってはかなり揺さぶられるんですよね~。年齢を重ねることによって、体力や能力が衰えることは事実です。しかし、経験や知識は積み重なります。中年以降の人生は、むしろ新しい挑戦に対する可能性が開ける時期かもしれません。体力はポンコツでも物事を成し遂げる知恵がついているかもしれません。年齢を重ねたからこそ見えてきた気付き、深い思考がきっとあると信じたい。。。例えば運動能力が落ちた場合、激しい運動をあきらめる代わりに、ストレッチやヨガなどにシフトすると、十分に健康を維持できそうです。例えば、脳が衰えたとしても、興味のある学習を続けると、「脳力」の維持は可能です。年齢を理由に諦めるのではなく、状況に合わせてどのように改善していけるかに注目するべきです。無理に「まだできる」とガツガツせずに、いい意味で積極的に休養を取る姿勢も重要でしょう。年齢による体力や記憶力の低下に気づかずにいると、ケガしたり、仕事で大失敗したりするかもしれません。自分ができることを見極め、無理せず、マイペースで生活を送るという心のチェンジも必要でしょう。「できなくなったこと」にばかり気を取られると、お先まっくらです。年齢を重ねたことで、吹っ切れて、逆に「自分らしく生きる」という自分を発見できるかもしれません。他人の評価や期待に応えようとせず、自分の価値観、大切なものの優先順位がはっきりしてきます。ちょっとくらい人間関係の断捨離をしたってOKかもしれません。「できなくなる」ととらえずに、「新しいバージョンの自分」で生きるチャンスかもしれません。最近、70歳や80歳で元気そうにステージに上がっている芸能人、ミュージシャンをよく見かけます。団塊の世代あたりの人たちです。ということは、それより下の世代は、やり方次第でおそらくもっと長い間、現役感のある世代かもしれません。年金も十分にもらえるかどうかかなり怪しい昨今、時代に適応して、長く稼げる自分作りに備えておく方が賢明な気がします。
2025.08.30

機能性ディスペプシア(FD)という症状名を聞いたことがありますか。なにやら難しそうな病名に思えます。胃に不快な症状があるにもかかわらず、明らかな病気(腫瘍、炎症など)がない場合に、このような病名がつけられるようです。以前から胃腸の機能はあまり強い方ではなかったのですが、最近、特に胃もたれの発生頻度が高いのです。ほぼ毎晩胃もたれが発生し、夜中に目が覚めてしまいます。寝不足であまりにも苦しいので、医者へいって薬を処方してもらいました。診察前に機能性ディスペプシアかもしれないと問診票に記入したのですが、あまりそのことには触れられませんでした。胃カメラで検査しないと診断基準にのらないからでしょう。機能性ディスペプシアの症状は、以下の2つのタイプに分類されるそうです。① * 食後のもたれ感(食後膨満感)* 少量の食事で満腹になる(早期飽満感)② * みぞおちの痛み* みぞおちの灼熱感(胸やけとは異なる)両方ともあるではないですか。週に数回以上起こります。よくなったり悪くなったりの時期を入れると、余裕で数年間経過しています。胃もたれが起こると、明らかに胃が動いていない状態になります。食べたものが排出されずにいつまでも残っています。ひどくなると胃に重い痛みや不快感を感じます。そういえば、ストレスや不安が強くなったときに発症しやすいです。以前にはピロリ菌にも感染していましたが、今はもういないはず。でも、これだけで決めつけられないようでして、医者の立場になるといろいろと検査しないと結論が出せないようです。胃潰瘍、胃がん、胆石などでないことを確認する必要があります。なので、胃カメラ、血液検査、超音波検査などをしなければ判断できません。ガスモチンという薬と、漢方薬の六君子湯を処方してもらいました。ガスモチンを飲むと、無理やり胃が動かされている感覚があります。消化の良い食べ物しか受け付けなくなりますから、ちょうどよいダイエットになりましたが、真夏にダイエットするとけっこう体力的にきついですね。いや、待てよ。確か胆のうに胆石があったはず。胆石が多くなると、機能性ディスペプシアと非常に似た症状が起こることがあるそうです。胆のうを摘出する手術がいよいよ必要になったのか、と気になります。毎年超音波検査を受けていますが、いつも経過観察です。とはいえ、胆石は少しずつ増えたり大きくなったりしているので、そろそろ覚悟を決めないといけないかも。超音波検査(腹部エコー)やCTを受けることになるかもしれません。手術のタイミングは自分で決められるものではありませんが、仕事が暇なときがよいです。手術となると、腕のいい医者に巡り合いたいですし。人それぞれ親から受け継いだ体質があり、消化器系の機能が弱かったり、循環器系の機能が弱かったり、糖尿病になりやすかったり、さまざまでしょう。高齢になった親の病気を見ながら、きっと自分も似たような病気になりやすいのだろうな、と覚悟を決める年齢となりました。
2025.08.23

幼いころに地方で育ったわたくしは、親だけでなく周囲のご老人の言うことにも影響を受けて育ったのだと思います。古い考え方かもしれないが、お金がすべてではない、、、など。ある意味正解で、ある意味不正解。ほんとは正解なのだけど、お金がないと何もできないという条件付きで正解かもしれません。でも、お金に執着がある人とない人で、考え方はいろいろ違うと思うのです。お金で動いている社会は、お金という便利な「共通指標」を持っていて、芸術、科学、労働で成果をお金の形で表せます。なので、互いに異分野の人でも協力し、人が共にはたらくという大きな力の源になります。また、現実的に、衣食住、医療、教育などほとんどの必要なものはお金と交換しなければ手に入りません。お金は資本主義経済の基盤なので生活に必要です。「お金が価値の基準になる」のは必然で、社会の秩序を維持するための仕組みとも言えます。お金に執着がある人にとっては、お金を中心に置いて「ゲーム感覚」を楽しめるのかもしれません。数字で自分の成果を表せるため、努力のモチベーションになるのでしょう。でもね、お金を唯一の指標にしてしまうと、「人間らしさ」や「幸福」のような価値観がないがしろにされます。見えにくい本当の価値には、人の笑顔や信頼関係もあり、人生を豊かにするうえで大切ですが、お金が介在しないと「価値がない」と思い込んでしまいがちです。お金の指標だけに依存すると、心の充実(リア充)が後回しになります。また、「お金=価値」と考えてしまうのはやや危険です。介護や子育てのように、絶対に必要なのに報酬が低く評価されてしまう分野があります。「お金による価値評価」は必ずしも正しくなく、偏りや歪みがあります。お金以外の指標(社会的貢献、幸福感、健康度など)も重視しないと、良い社会にはほど遠くなりそうです。複数の価値基準で人や行為を評価すれば、お金のみに依存せずにさまざまな価値観が広がりそうです。今後ますます進むデジタル社会なら、ブロックチェーンの技術などを利用して、なんとかならないものかと妄想します。人それぞれが持っている、さまざまな能力が、簡単に指標化されてスコアとなり、そのスコアに沿ってお金が得られるのであれば、公平感はありますね。無理かもしれませんけど。
2025.08.16

いままでまったく気を使っていませんでしたが、長時間のデスクワークによる緊張をできるだけ取り去るために、「ちょっとした」工夫をしてみょうかと思っています。カラダが若いときは全く思いもしませんでしたが、年齢を重ねると、少しだけの工夫の積み重ねがカラダをいたわってくれることに気づきます。(女性は最初から気づいてるかもしれませんけど)室内に植物を置くと、ふとしたときに落ち着く気がします。「気がする」だけかもしれませんが、きっと自律神経には効いています。室内に生きた植物を置くと、見た目や部屋の雰囲気が良くなる一方で、面倒なことも生じます。植物に限らず、ペットでも同じですが、生き物を扱うにはそれなりにエネルギーが必要です。犬や猫は大好きですが、世話の責任を負えないので決して飼いません。話は戻り、生きた植物の世話としては、水やり、日光管理、場合によっては温度管理も必要でしょう。場合によっては、土や葉っぱに虫がつきますから、常に注意が必要です。土に水をやりすぎるとカビが発生するかもしれません。ひょっとしたらアレルギー反応の原因になるかも。そこで、人工的な植物を置けば、少なくとも見た目の癒しにはなるのではないかと、100円ショップへ。すると、100円とは思えないフェイクグリーン(人工植物)がありました。そして、店内でふと背後を見ると、さまざまなアロマオイルが。。。ひょっとして、人工植物と安いアロマとで、癒し空間ができるかも。ユーカリ、ミント、バジル、ローズマリー、レモングラスなどは、「生きた植物」を演出しやすいようです。いかにも植物系が苦手なら、外観と香りが一致しないかもしれませんが「シトラス系」などはどうでしょう。ベルガモット、ライム、レモン、グレープフルーツ。ただ、100円ショップにあるアロマの種類は限られていて、香りも人工的なので、凝りだしたら通販でアロマを買うことになりそうです。香りをカラダにつけるのはいまだに抵抗感ありますが、リラックスしたときに香りをかぐのは、おやじであっても生活の知恵として取り入れたらよいかもしれませんね。
2025.08.09

最近、腸活というキーワードがよく挙げられ、生きた乳酸菌やビフィズス菌を積極的に摂るべきと聞きます。生きた乳酸菌を腸内に入れると、大腸菌の繁殖を抑えて、腸内環境がよくなるのだとか。最近知った情報ですが、大腸菌というわかりやすい悪玉菌だけが悪いのではなく、腸内細菌のバランスが崩れると、もともと腸内にいた日和見菌(ひよりみきん)が悪玉に代わるとか。カビの1種であるカンジダといった真菌が異常に繁殖してしまう場合もあるそうです。そうなると、病気ではないけどなんとなく調子が悪いという、ビジネスパーソンにとって嫌な状態になるわけです。人間の皮膚にもいろんな細菌がいて、腸内細菌のように縄張り争いをしているようです。実は、死んだ乳酸菌を皮膚に塗っても、生きた乳酸菌を皮膚に塗った場合とは違う効果があるそうです。死んだ乳酸菌の死骸が、表皮にいる善玉菌の増殖を促すそうです。一方、生きた乳酸菌であれば、乳酸を生成するので皮膚を酸性状態にするため、悪玉菌の増殖を抑えるそうです。生きた乳酸菌を皮膚に塗布すると、ニキビの原因であるアクネ菌の増殖を抑えるという研究段階の結果もあります。でも、生きた乳酸菌も万全ではありません。乳酸菌の種類(菌株)によっては、多少、善玉菌とケンカしてしまうようです。乳酸菌入りの食品で、菌株の番号まで書かれたものを見かけますが、皮膚に塗るための乳酸菌でも、同じように菌株まで記載した化粧品が登場するかもしれません。最も期待するのは、世の中でたくさん困っている人がいる白癬菌(水虫菌)への効果です。もし、乳酸菌のうちの特定の菌株が水虫に効くのなら、かなりの大発見です。カンジダ菌も同様です。もともとだれでも皮膚・口腔・外陰部・消化管などに持っている真菌ですが、まれにわるさを起こします。乳酸菌と喧嘩させることで、おだやかにカンジダ症を抑えることができれば、わざわざ薬を使う必要がありません。腸内で知らず知らずのうちにカンジダ菌が増えることもあるそうです。今の不調は、腸内でカンジダが増えすぎているせいかもしれません。やっぱり、腸活って大切ですね。なんだか最近急に乳酸菌サプリの数が増えました(笑)。
2025.08.02

占いと聞くと、一般的に女性は好きかもしれませんが、男性はあまり興味ない傾向があるかもしれません。でもね、男性だって不安になるときもあり、年齢を重ねると自分の判断が正しいかどうか何かで確認したくなるものです。占いのなかには、タロットカード、星占い、手相占いなど、さまざまな占い方法があります。長い歴史の中で人類が考え出した方法ですが、ノウハウの蓄積があるのなら、生成AIで占ってもらったらどうでしょう。商店街の占い師さんに占ってもらうと、会話がはずんで楽しいですが(人間観察としても興味深いですが)、費用の点では何度も行けません。生成AIなら理論に基づいた占いをしてくれるかもしれません。できれば、科学的な理論に基づいた占いがよいですね。生年月日で自分の運勢がほとんど決まるかという疑問はさておき、四柱推命、九星気学、易経などは聞いたことがある占いです。何千年にもわたって人類が考えてきた理論的な占いだそうです。いちど経験するとわかりますが、生年月日から理論と計算に基づいて運勢を占います。生成AIを使った占いでは、短時間で、正確な結果を得ることができますよね。計算ですから。生成AIを利用した占いの利点は、自分だけに回答された具体的なアドバイスです。時間や場所に縛られず、24時間いつでも利用できます。プロンプト(命令文)をしっかり考えれば、タロット占い、占星術、手相、風水といったさまざまな占いのスタイルを選べます。ただし、何について占ってほしいかを明確に指示する必要はありますね。占い師に相談する必要もないため、完全に匿名で占いを受けることができます。プロンプトがしっかりしていれば、答えもしっかりとした内容になるので、ある意味、自分自身がしっかりしないと的確な占いをしてもらえない。。。実際に、生年月日、性別を記載して、四柱推命、九星気学で占ってもらったところ、整理された形で答えが提示されます。こんなきちんとした文章で記載されると、ほんとうに信じ込んでしまいそう。生成AIに人生相談する人がいる、と聞いたことはありますが、自分自身もそうなっています。自分の生年月日は変わらないので、何度占ってもほぼ同じ結果でしょう。今後5年間の運勢を占ってもらうには、ピッタリかもしれません。今後5年間で新たに資格試験にチャレンジすべきかどうか聞いたところ、プッシュされる結果になりました。おそらく今の年齢だから体力や気力がどうこうといった情報は、考慮されていないのではないかと思いつつ、なんだかやる気にさせられる結果でした。時間があるときにお試しください。
2025.07.26

先日の夜になんとなくNHKテレビを見ていました。肩甲骨の動きが悪いために腕が上がらない人の症状改善について解説していました。なんだ、また肩こり改善の番組か、、、と思っていたのですが、今までの話とちょっと違う。腕が上がらない原因は、肩甲骨がうまく動かないのが原因で、動かない分、腕の関節や腕回りの筋肉に負担がかかるのだとか。肩甲骨周りがガチガチに固まっているという自覚はあります。ゴリゴリ鳴りますから。今まであまり聞いたことのない筋肉名も登場し、カラダマニアのわたくしの興味度はヒートアップ。肩甲骨周囲の複数の筋肉の緊張(菱形筋、僧帽筋、前鋸筋、肩甲挙筋など)を取ればいいんだそうです。肩甲骨の周囲にある筋肉は、いわゆるインナーマッスルの類です。菱形筋(りょうけいきん):肩甲骨を背骨に引き寄せる僧帽筋(そうぼうきん):肩をすくめたり下げたりする前鋸筋(ぜんきょきん):肩甲骨を胸部分に密着させる肩甲挙筋:首から肩甲骨を引き上げるこれらの筋肉は、肩甲骨ストレッチやトリガーポイントケアなどのセルフケアで緩めることができるそうです。男女問わず「肩甲骨周囲の筋肉のコリ」は身近な問題です。NHKテレビでも紹介していましたが、意外と簡単なストレッチを2週間程度続けると、改善を自覚できるようです。やるかやらないかです。腕を前に伸ばし、両手を壁につけて胸を沈める両手を後頭部へ持ち上げ、首と肩を軽く伸ばす肩甲骨と背骨の間をテニスボールなどでゆっくり圧迫などなどありますが、さらに具体的には以下のような方法があります。寝る前にデコボコフォームローラで筋肉をほぐしていたのですが、これからはストレッチも混ぜてみようかと思います。肩甲骨はがしストレッチ(胸開きストレッチ)1. 両手を腰の後ろで組み、胸を開くように肩を後ろに引きます。2. 組んだ手を下に引きながら、顎を軽く引いて姿勢を正しましょう。キャット&カウ(肩甲骨の上下運動)1. 四つん這いの姿勢で、手は肩の真下、膝は股関節の真下。2. 息を吐きながら背中を丸めて肩甲骨を広げる(キャット)。3. 息を吸いながら背中を反らせて肩甲骨を寄せる(カウ)。壁押し肩甲骨ストレッチ(前鋸筋ターゲット)1. 壁に両手を肩の高さでつき、肘は軽く曲げる。2. 肩甲骨を押し出すように体を前に倒し、肩甲骨を開く。3. そこから肘を伸ばしながら肩甲骨をさらに開いていく。バタフライストレッチ(肩甲骨の内旋・外旋調整)1. 胸の前で両肘をくっつけて手のひらを合わせる。2. 肘をゆっくり上下に動かしながら、肩甲骨の動きを感じる。ドアフレームストレッチ(小胸筋+胸筋ストレッチ)1. ドアの枠に片手をかけ、肘を90度に曲げる。2. 胸を前に突き出すようにして、胸と肩前面を伸ばす。特に、バタフライストレッチとドアフレームストレッチは、普段伸びない筋肉が、カラダのなかで伸びている感覚があり、まさにインナーマッスルのストレッチ感があります。
2025.07.19

NHKテレビでAIにかかわる番組が放送されていました。そもそも脳の細胞シナプスの働きをまねて考え出されたニューラルネットワーク。これが人工知能への突破口になったとか。AIの開発は、人間の脳とは何かをつきつめていく途中の段階にあるのだとか。番組は、非常に考えさせられる内容でした。あと5年もすると、知能の分野では人間の脳に近づいたAIが登場するかも。一方、やはり怖いなと思う場面もありました。4本足のロボットが地面の上でジタバタしながら試行錯誤を繰り返すうちに、1時間もすると自分で歩き方を習得してしまうという場面。さらには、蹴られて倒されても自分自身で起き上がって歩き出してしまう。こんなロボットが戦場に送り込まれたらどんなことが起きてしまうのでしょう。さらに衝撃を受けたのは、おなかの中にいる胎児(シミュレーション胎児)が、子宮の中でバタバタしながら、子宮から受ける刺激で脳を発達させていること。テーブルのうえでバタバタしても、脳への刺激が少ない分、脳の発達が少ないというシミュレーション結果が出たこと。胎児って、おなかの中で自分の脳を発達させてるわけですね。胎教というのは、うさんくさくないという証拠になるかもしれません。脳というのはあまりにも複雑でとても人工物でまねできない、という常識があったのですが、人工的に作った知能で脳へ近づくことができるのであれば、もしかしたら意外と脳は、単純なしくみかもしれません。カラダをつくる遺伝子の元が単純な記号で設計(A,T,G,C)されているように、脳も意外と単純化かもしれません。ただ、パターンが多すぎて多様化すぎるのが脳なのかも。確かに、毎日食べている食事でカラダも脳も出来上がっているわけですから、意思を持っている自分の原料は、意思のない物質です。意思を持っているようで、実はすべてが物質同士の物理的な現象で起こっているのかもしれません。意思のもとは、物質同士の物理現象と言い切ってもいいかもしれない。ということは、自分の意志なんて一過性の物理現象、化学反応の偶然の積み重ねでしかない。なんだか、前回書いた「仏教の空(くう)という考え方」と結びついてきましたわ。。
2025.07.13

小さいころ、周りの大人につられてお寺へ行き、当たり前のように手を合わせてお祈りしていました。なんでそんなことするのかなんて、まったく考えずに、ほぼ習慣のようなもの。法事という行事では、お寺の坊さんが登場するけど、なんだか数年に1回の恒例行事のような印象でした。地方を離れ、時代も変わり、お寺の坊さんを見ることもなくなりましたが、あのとき一生懸命にお祈りをしていた大人たちは、いったい何を思っていたのでしょう。お寺といえば仏教なのですが、インド生まれの仏教にはむつかしいけど合理的な考え方があります。自分で調べていけばいくほど理系人間にとっては納得いく教えがたくさんあります。古代の人間がこんな考え方できたなんて、かなり不思議です。経典がある宗教のように自分の人生で教えを守ることを重要視しているではなく、仏教では自分の人生を豊かにできるヒントがたくさんあるように思います。仏教では、生きること自体が苦しみであるという考え方があります。一切皆苦(いっさいかいく)。これだけ聞くと「絶望感」の方が先に立ちますが、そうではないようです。でも、仏教では「空(くう)」という概念があります。すべての存在が固定的な実体を持たず、変化し続けるという概念です。実体がない。。。。理系人間的には、皮膚も髪の毛もどんどん生まれ変わって、成分が入れ替わっていると考えれば納得です。人間関係に当てはめると。。。。目の前にいる人が、長い目で見れば実体がなく常に変化していくものと気づけば、どんなに気が楽になるか。群れている昆虫のなかに、偶然隣同士になってぶつかり合って、その後離れていった2匹の虫を、自分自身が遠目で見ていたらどうでしょう。例えば、数年間にわたってイライラをぶつけてくる同年代の上司がいたとします。そんな関係が続くと身体的にも精神的にもかなり傷んでいます。そんなとき、仏教の「空(くう)」という考え方を持ち込めば。「すべては独立して存在するのではなく、さまざまな要素や関係によって成り立っている」と考えます。自分に意地悪を言う嫌な人は、いつまでも固定されているわけではない。育ってきた環境、職場での立場、その日の体調や気分など、いろいろな条件が「数年かという短い期間に」その言動をつくり出しているのかも。ずっと心の中で怒りを燃やし続けるよりも、「いろんな背景が変われば相手は変わるかもしれない」と考えられるかどうか。苦しむ原因の一つは、「あの人はこうであるべき」「私はこう扱われるべき」といった思い込みかもしれません。「空」の視点をもてば、どんな人もどんな出来事も、固定されたものではなく条件によって変化する「関係性の一部」です。それに気づけば、「まあ、そういう言い方しかできない人もいるし、そういう時期もあるかもね」と受け流す余裕が出ます。「空」は、物事の本質を捉える仏教の深い教えですが、難しい理屈ではないかもしれません。人との関係に悩むとき、自分を責めすぎてしまうとき、「これは絶対的で永遠に続くの?」と考えるだけでも、自分の心は自由になれます。固定された見方を手放す。藤井風さんの「満ちてゆく」の歌詞には、仏教の考え方が入っている気がしてならない。
2025.07.06

若いカラダであれば、多少運動しても汗をかいた後にじっとしていれば、そのうち体温が勝手に下がっていました。しかし、中年後期ともなるとそうはいきません。いったん体温が上がるとなかなか下がってくれない、という実感があります。無理やりでも体温を下げる手段をとらないと、ほんとに熱中症になってしまう予感があります。一方で健康的な運動を夏の間も続ける必要があり、どのように気を付ければいいのが迷うところです。体を冷やすための方法はいくつかありますが、合わせ技で冷やすと効果的ですね。もし可能であれば、冷たいシャワーやお風呂に入るのが最も効果的ではないでしょうか。瞬間的に体温が下がります。冷たい水に急に入ると心臓に負担がかかるので、ぬるめのシャワーから冷たいシャワーへ徐々にならすのがオススメです。最近よく見かける冷却グッズも便利です。冷却首輪?をつけている人を見かけます。男であろうがもはや日傘をさすべきです。冷却スプレーも便利です。衣服にスプレーして、臭い対策もついでにしてしまいましょう。市販のアイスを食べるのもいいですが糖分が気になります。割り切って氷水を飲むのがいいと思います。冷たい飲み物を飲むと、内側から体温が下がります。胃腸は冷えるかもしれませんが、体温を早く下げたい場合、やはり冷たい飲み物がよいですね。いうまでもなく、電気代を気にせずにエアコンや扇風機を使って体温を下げましょう。少しだけ皮膚を濡らした後に、扇風機の風を当てればすばやく体温を下げることができます。夏にキュウリやスイカを食べる理由は、カリウムの摂取が主な目的でしょうか。カリウムは、暑さ対策として非常に有効です。汗をかくと体内のミネラルバランスが崩れます。カリウムは体内の水分と電解質バランスを保つため、熱中症予防には重要なミネラルです。体内で、カリウムとナトリウム(塩分)とのバランスが保たれると、細胞内外で水分が調整されます。汗をかくと、ナトリウムとカリウムが失われ、体内の水分バランスが崩れることがありますが、カリウムを補うとバランスを取り戻せます。カリウムは筋肉の収縮にも関与しまず。カリウム不足になると、筋肉がけいれんしやすくなり、これが熱中症の兆候にもなります。カリウムは心臓の働きにも重要です。夏にカリウムを摂取することで、循環系の健康もサポートできます。バナナ、アボカド:、ほうれん草、ケール、サツマイモ、トマト、ナス、オレンジ、メロンなどはカリウム補充に適しています。ただ、何ごとも過剰は禁物です。カリウムは必要なミネラルですが、過剰に摂取すると、腎臓に負担をかけたり、心拍に影響を与えたりします。カリウムの重要さに気付いた私は、この夏の飲み物は青汁にしようかと企んでいます。ドラッグストアに行けば、いろんな青汁が並んでいます。商品によってカリウム含有量が違うので、成分表を見ながら(しかも安くてできれば乳酸菌が入っている商品)を選んでいます。食塩入りトマトジュースと、青汁でこの夏を乗り切れるか。
2025.06.29

人間工学の観点から、「立ち仕事」と「座り仕事」のどちらが体にとって良いかは、長年考えてきました。座る時間が長いとカラダがおかしくなるという実感があるのです。立ちっぱなしの仕事をしている人からすれば、なんて贅沢な話かもしれませんが、予想以上に座り仕事はカラダをむしばみます。カラダへの影響だけでなく、仕事の効率にも影響します。結局どっちが良いのかを考えつつ、ついに自動昇降デスクを買ってしまいました。壊れたら二度と使えなくなりそう、という心配もあり手動昇降タイプを買おうとしましたが、家具屋さんで展示されていたのが自動昇降だったので、結局自動昇降タイプを購入。しかし、買う前から自覚していた通り、いちどポジションを決めてしまうとなかなか高さを変えようとしません。(そのための自動昇降であるはずなのですけど)結局のところ、どちらか一方に偏るのではなく、両者を適宜切り替えることが最も望ましいようです。座り仕事(長時間座位)は悪影響だらけ。心血管疾患、肥満、腰痛・首肩のこり、血行不良1日に8時間以上座り続けると、適宜運動していても健康リスクが上がるそうです。一方で立ち仕事も悪いところが。長時間続けると、足のむくみや筋疲労、静脈瘤、腰痛のリスクなので、立位と座位とを交互に30分〜60分に一度変えるのが理想なのだとか。カラダにとってはその通りかもしれませんが、仕事の効率については、座位で仕事する方が集中力は続きやすいかな。安定してタイピングやマウス操作ができ、書類作業には向いている気がします。立位の場合、ミーティングするならいいかもしれません。昼休み後の眠気予防にはよいですね。結論としては、立つ・座るを適切に使い分けることができれば、カラダの健康にも仕事の効率にも良いということでしょう。「同じ姿勢を長く続けない」ことが最大のポイントです。昇降式デスクにタイマー機能があって、時間が経過すると自動でデスクの高さが変わるなら、強制的に姿勢が変わり、デスクワークの悩みが解消するかもしれません。そんな職場、今の常識では「変」ですけどね。
2025.06.21

仕事で過緊張になってしまい、夜になっても緊張状態が続き、不眠傾向になってしまう自分を自覚しています。なんどもあることなので、今夜は眠れそうにないな、と予感できます。自覚がなくても、首や肩の筋肉が凝り固まっていると、リラックスできず睡眠の質が下がります。毎日マッサージ屋さんに行くわけにもいきません。なので、最近は寝る前にセルフマッサージを行っています。リラックスしやすくなり、良い睡眠が得られることがあります(絶対に、ではありませんが)。特におすすめは、表面に凸凹がある小さめのストレッチ用ポール(円柱状)。表面の凹凸が筋肉に刺激を与えるだけでなく、高さを利用してストレッチもできます。あまり強く押しすぎると筋肉が痛むそうですが、眠りたいという欲求の方が勝ってしまいます。首の後ろ側や側面に刺激を与えるのは定番ですが、意外と、わきの下部分の筋肉がこっているようです。ストレッチ用ポールの上に背中を乗せ、肩甲骨を中心にローリングします。足で体幹を支えながら、当てたい筋肉に、凹凸の凸を当てます。脇の下から肩甲骨の上部にかけて、ポールを転がすように体重をかけると、凸の部分に当たる筋肉に刺激が加わります。ストレッチ用ポールを横向きにして、首と肩の境目あたりをポールの上に置きます。ゆっくりとポールを前後に動かし筋肉に圧をかけると、硬くなった筋肉がほぐれやすくなります。背中の背骨に沿ってストレッチ用ポールをゴロゴロ転がすと、背骨付近の筋肉が凝っていることに気づきます。この状態でゆっくりと両腕を地面に下すと、いつも以上に胸あたりがストレッチされます。無理に圧をかけると筋肉を痛めるので、徐々に強さを高めます。呼吸を意識しながらマッサージ中にリラックスすると、ストレッチも同時に可能です。セルフケアとして取り入れてみると、実際にすぐに眠くなります。そのまま朝まで眠れるかというとそうでもないですが、最初の数時間は深い眠りを実感できます。右肩だけゴリゴリ鳴っていたのですが、だいぶマシになってきました。
2025.06.14

いまさらいうまでもありませんが、日本の夏の蒸し暑さは世界中でもピカイチ?女性はいろいろと気を遣う人が多いけれでも、男性(特におじさん)は、臭い対策をあまり意識していない場合があります。若いときは単なる「あせくさい」で終わっていたとしても、年齢を重ねると周囲に不快感を与える「危険性」もあります。いちど、自分の体臭を自覚する、または、他人の男性から体臭を感じてしまう経験をいちどでもしてみる。そうすると、自分の体臭もけっこうきついかも、と実感できます。実際、以前に混雑した電車内でおじさんの背中から臭ってくる体臭で気分が悪くなって以来、自分の体臭を気にするようになりました。(快速電車だったので数十分間逃げられなかったのです 笑)毎日体を清潔に保つ、汗をかいたらすぐに拭き取る、通気性の良い服装を選ぶ、制汗剤を使用するなど、思いつく対策はいろいろとありますが、実行できるかどうかが分かれ目です。毎日シャワーを浴びるのはあたりまえとして、汗をかいたらすぐに汗ふきシートや濡れティッシュなどで汗を拭き取り、汗が肌に残らないように意識できますでしょうか。昨年は習慣付けできていても、今年になったらすっかり忘れているのが通常でしょうね。朝、でかけるときに制汗剤を使用する習慣も、くせ付けしないと忘れます。足のにおいもけっこう強烈です。デオドラントスプレーを足に吹き付けるだけでもけっこう違います。最も効果的と実感しているのは、汗をかいたらインナーを丸ごと着替える習慣です。汗でぬれたまま冷房のなかにいるとカゼをひいてしまうことも予防できます。毎日、Tシャツの着替えを持っていくことになりますが、結局これがいちばん。あと、股間も蒸れやすいのですが、だからといってせっけんでゴシゴシこすりすぎると、別のトラブルが起きるようです。もともと皮膚にいる常在菌が繁殖しすぎて、皮膚トラブルを起こすようです。なので、粘膜があるところ、皮膚が非常に薄いところは、ゴシゴシせずにお湯で洗い流す方がよいようです。こんなにコツがあるとなると、めんどうですね。やっと習慣付けできたころには、夏が終わってしまうかもしれません。でも、四季がある国に住む人間の宿命でしょう。季節ごとに生活習慣を変えるしかありません。それが四季を楽しむということかもしれません。
2025.06.08

所用があって地元に帰りました。数年に1回帰っているとはいえ、今住んでいる街とは時間の流れが違う地方です。家の周りには今も田んぼがあり、子供のころに泥だらけで遊んだ川があり。その川には、住み着いてしまったか大きな白い鳥が悠々と歩いています。半日もあれば到着する場所ですが、話をするのは年老いた父や母。当然、当時の方言でしゃべることになります。やや子供のころにタイムスリップしたかのような感覚です。そんな環境で2日間を過ごし、仕事もあるので今住んでいる場所へトンボ帰り。ただでさえ、自律神経が副交感神経へ偏っていたところへ、さらに追い打ちが。仕事モードへのスイッチがなかなか入りません。幸い、仕事がさほど忙しくない時期なので、無理やり仕事モードへもっていかずに流れにまかせていると、数日間はカラダがシャキッとしません。数年間は交感神経優位だったので、ここで休養しておかないといつするの?と思っていた矢先なので、ちょうどよいです。しかし、目に見えないけどかなりカラダがお疲れのようです。良い機会なので、ダラダラモードのままにしておきました。1週間くらい経過すると、さすがに元の仕事モードへ戻ります。ちょくちょく休憩をいれながら仕事しないと、いつのまにかまた緊張モードになります。地元帰りをしたおかけで、自分の自律神経モードが実感できるという結果になりました。ダルイ、カルイを数日の間に繰り返して、休みつつ仕事をこなすのが最もよいのではないかと思った次第です。
2025.05.24

何十年にわたって何かと本棚にため込んでしまって、ぼちぼち整理しないといけません。本なら見切りをつけて廃品回収に出せばいいのですが、お金がからんだ重要書類もあります。支払い明細など。世の中がデジタル化しているので、郵送の明細が減っているので、余計にそろそろ処分しないといけません。でも、重要書類の部類なので、そのまま捨てるわけにもいきません。記録に残してからシュレッダーで処分したいです。ほんとはスキャンしてpdfにしてから捨てたいのですが、スキャナーを1枚1枚していたらとんでもない時間がかかります。コンビニのスキャンを使うと、1枚あたり30円もかかるので、トータルでとんでもない金額になります。妥協策として、古いデジカメで写真を撮ることにしました。オンラインでつながっていないし、SDカード内にデジタルデータとして残せるし。でも、いざ始めるとけっこう面倒です。枚数が少ないならいいのですが、枚数が多いと時間と手間がかかります。しかし、そのままゴミ箱に捨てられる書類ではありません。がんばって夜な夜な数十枚分の写真をパシャパシャと撮影することにしました。習慣化してしまうと、1週間もあれば完了します。これでなんとか部屋内の紙の量を減らせそうです。SDカードが壊れたら一瞬でおわってしまうので、どこかでバックアップも取らねばなりません。中途半端なデジタル化社会は、かえって手間がかかるのかもしれません。あと数十年は生きていけるハズなので、変わっていく世の中についていくしかありませんね。
2025.05.11

世の中のキャッシュレス化に対応できているぞ、という自信は一瞬で終わりそう。中年男性の葛藤は今後も続きそうです。金額が大きいときは迷いなくクレジットカード、少額のときは電子マネー、と使い分けていたのですが、バーコード決済の方が便利になりつつあります。スマホを使ってキャッシュレス決済するのはちょっと気が引けるので、電子マネーとしては、edyを汎用し、たまにクイックペイを使っていました。しかし、どうやらカードを使う従来の電子マネーは日本国内のみで有効、しかもやや古いシステムのようです。交通系の電子マネーはこのシステムのようですね。クレジット決済のほとんどでタッチ決済ができるようになって、クレジット≒電子マネーになってきて、少額決済向きであった電子マネーの利便性をあまり感じなくなってきました。自動販売機でもバーコード決済できるようになり、スマホさえあればバーコード決済の方が便利になりつつあります。どうやらクレジットカードは依然としてキャッシュレス決済の主力のようです。今後も主力の座が続くのでしょうけど、バーコード決済の普及によってシェアは減少傾向のようです。 バーコード決済は、少額の決済のニーズにピッタリなので普及しつつあるという実感があります。そろそろ、従来の電子マネーを超えてきそうです。 いまだにスマホでピッと決済するのは、情報が読み取られていそうで警戒しています。でも、世の中は確実にそっちの方向へ。我々おっさん(おばさま)の意識を変えていかなければいけません。暇なときに「キャンペーン」でネット検索すると、バーコード決済の普及が進められているようです。新しくバーコード決済を始める人のために向けて、ポイントプレゼントキャンペーンが激しい!そろそろ電子マネーのオートチャージをやめて、バーコード決済またはクレジットのタッチ決済へシフトすべき頃なのでしょうか。これだけならいいのですが、各社のキャッシュレス決済で、ポイントとバーコード決済とが複雑に関係しあっているので、どうすれば最もお得かを考えるのが大変です。楽天経済圏なのか、ポンタ経済圏なのか、Vポイント経済圏なのか、、、考え出したらなかなか決まりません。主な経済圏を決めて、2、3の経済圏を使いこなすことになるのでしょう。とりあえずポイントをゲットできるキャンペーンには、果敢に挑戦しているのです。各社(それぞれの経済圏)で激しい競争が繰り広げられています。数千円分のポイントをゲットできれば、おやつくらいは数か月持ちこたえられそう。。。ポイント活動しているオヤジもなかなかかわいいな、と自分自身で思います。
2025.05.04

毎年ふるさと納税をしています。ほとんどの人は、ワンストップ特例制度を利用するのではないでしょうか。寄付できる自治体が5つ以内という制限を受けるのですが、確定申告するよりも簡単に手続きが済みますから。ワンストップ特例制度を忘れたとしても、確定申告すればよいという情報は知っていました。また、以前、うっかり7つの自治体に寄付してしまい、なんとか確定申告した経験もあります。しかし、今回はうっかりミスをしてしまったのです。住宅ローン関係で確定申告をする必要があり、確定申告したのですが、ふるさと納税の金額を入力しなかったのです。といいますのは、ワンストップ特例制度でふるさと納税の手続きをしていたからです。素人ですから、ワンストップ特例制度してしまえば、確定申告で改めてふるさと納税の手続きをする必要はない、と思い込んでいたのです。4月になって、ワンストップ特例制度の申請が受け付けられません、という郵送物が送られてきました。せっかく税金対策でおこなったふるさと納税が単なる高い買物になるかと思いました。さいわい、更生の請求という手続きで確定申告をやり直せばなんとかなりそうです。しかし、この更生の請求がかなりややこしそうです。金額を間違えないようにかなり慎重に記載しなければいけません。市役所へ問い合わせの電話をしたら、「ワンストップ特例は確定申告しない人のための特例です」と言われ、そういうことか、となんとか納得はできましたが。ということは、今後はふるさと納税の確定申告申告を毎年行った方がよいのでは?と思い出しました。マイナンバーカードさえあれば、以前のように複雑なことをしなくても、e-Taxから電子手続きできそうです。ふるさと納税の証明書も、ふるさと納税ポータルサイトから簡単に取り寄せ可能です。なんといっても、6つ以上の自治体へふるさと納税できるわけです。せっかく電子化手続きが進みつつあるので、確定申告があたりまえになってもよいのでは?妄想するのは、臨時収入が20万円/年を超えてしまい、確定申告せざるをえなくなった自分。毎年ルーチンワークのように確定申告する自分になってみたいですわ。
2025.04.27

自律神経が乱れる原因のひとつ、いや、大きな原因は、仕事で根を詰めすぎた場合です。集中力を続けすぎたときです。毎日毎日多忙で、睡眠もあまり十分にとれなくなった状態は、かなり危機的状況です。そんなとき、応急処置としてすがりつくのは、マッサージ屋さんです。とりあえずカラダの力が抜けて、強制的にリラックスさせます。1時間でも数千円かかりますので、仕事のために自己負担してるなんて、ふと「ばかげている」と思いますけど。しかし、久々に体中をもんでもらうと気づくことがあります。他の部位は痛くないのに、妙に痛い部位があります。えっ?て思うほど痛い。自覚がないだけで、相当何かが痛んでいる証拠です。今回、ふくらはぎがやたらに痛いことに気づきました。自覚はなかったのですが、そういでは、座りながら足を組んでふくらはぎを圧迫しているか。。。ふくらはぎは第2の心臓らしいので、傷んでしまう前にできるだけケアしてあける方がよいのです。マッサージだけではふくらはぎの痛みはおさまりません。普段は自覚がなく、押したときだけ痛むのです。さいわい自分の手の指が届く部位です。気が付いたときに自分の指で自分のふくらはぎをマッサージするとそれなりに筋肉が緩和してきます。自覚しなかったら、コチコチになってしまい、歩けないほどの症状が出てしまうかも。もしかしたら、心臓への負担がかかって不整脈になるかも。実際のところ、ときどき心臓の不整脈を感じることがあったのです。心臓のせいなのか、体の血流が悪いせいなのか、自律神経の乱れのせいなのか、いまだにわかりませんが、元気に運動できるので心臓病は持っていません。自分の指が届くところであれば、筋肉をほぐすことは可能です。デスクワークで首が疲労困憊したときは、自分の指でほぐすこともできます。マッサージ屋に行って他人様の指でほぐしてもらうのが最も効果的かもしれませんが、マッサージだけに高額を費やすわけにもいきません。やるかやらないかで大違いという点では、セルフマッサージは重要ですね。ターザンという雑誌でも特集していたのを見ました。自分のコリをほぐすことを覚えれば、他人様のコリもほぐせるでしょう。意外とマッサージ上手だね、と言われるのもよいではないですか。
2025.04.20

若くして社会人になって、右も左もわからない状況から仕事を覚え、早数十年。いつのまにかベテランの域になり、一応、一人前に仕事はできるようになった中年です。しかし、人生はもはや後半戦。そういえば、30代から40代にかけて、低姿勢でいた自分がいつのまにか少し偉そうな態度をとっていました。なんとなく自覚はしていたのですが、人生の後半戦ともなると、人に対して気を遣うのもそれなりのエネルギーを消費するため、だんだんと面倒になります。しかし、年齢が上だからうやまってくれるような儒教的な考え方は、徐々に消えつつあります。年齢は関係なく、集団の中で適宜適切な行動をとることが求められています。一方、昭和なやり方を続けている自分に気づかず、今の世の中にマッチングしない言動を続けている人もいます。周囲から覚めた目で見られているに気づいていない状況は、本当はかなり恥ずかしいことです。でも、本人に自覚がない限り恥ずかしいという気持ちは起こりません。そんなちぐはぐな言動をいまだに行っている本人は、こちらが気を遣っていてもまったくおかまいなしなので、こちらがエネルギーを消費します。中年以降になると、一日に使えるエネルギーが徐々に減ってきますから、そんな無駄なエネルギーは使わない方が自分の健康にとって良い。となると、上司だから、気が合わないけど同僚だから、と気を使ってきた人に対して、少し距離をおいてもいいかもしれません。こんな考え方は、同調圧力が強かった昭和時代には認められなかったなもしれません。しかし、いまや「個」を尊重する時代ですから、自分が最も健康に過ごせる方法を選択してもよいハズです。責任は自分にあるのですが、自分で判断して自分の行動を決めればよいのです。そんなヒト断捨離を実行したわたくしは、この数年、かなり頭が冴えて好調です。毎日カスミの中にいた頃とは大違いです。おかげで仕事の成績も伸びました。自分勝手な行動はほとほどにして、なんちゃってヒト断捨離は、中年以降の人間にとって大切なのではないでしょうか。目立たないようにうまく断捨離する必要はありますけど。
2025.04.13

50歳代ともなると、どうしても白髪が増えてきます。嫌ではありますが事実ですし、誰にでも起こる現象です。自分自身は白髪が少ない方なので若く見られがちですが、それでも鏡を見てクシで髪の毛をといでいると、1本だけピンと外向きの白髪が見えます。ピンセットを使って抜くのですが、あまりに本数が多いとハゲてしまいます。女性は当たり前のように染めているようですが、男性はおしゃれに気をつかう人でなければ、そのまま放置しています。放置しておいて平気な人はよいですが、でも、手入れをしないと清潔感は保てません。人前に立つような人は染めるのもありでしょう。でも、一般的男性は、放置する場合が多いような気がします。わたくしは、年に1~2回、白髪抜きサービスを利用しています。白髪が少ないからできることなのですが、15分間くらいで可能な範囲で白髪を抜いてくれるサービスです。頭の地肌にはあまりよくないのでしょうけど、白髪がまだ少数派なのでしばらくは続けようと思います。追いつけないくらいに白髪が増えてしまったら、放置しようか。。。。でも、もしかしたら今の30歳代くらいの男性が50代になるころには、男性が染めるのは、あたりまえかもしれません。脱毛するのが当たり前なのだから、黒い毛が白くなるなんて許せない?のではないでしょうか、と予想します。といいますか、毛が白くなるのであれば、黒以外の好きな色に染めるという選択肢が増えるわけですから、もしかしたら、様々な色に染めるのが当たり前かも。男性アイドルも個人別で色分けしてキャラ作りしてるわけですし。しかし、わたくしの世代の男性は、たぶん「もっさい」まま年をとっていくと予想します。これが、時代についていけなくなる、という典型例なのでしょう。
2025.03.30

この季節は、「なんとか乗り切りたい」モードへ突入。乗り切る(乗り越える)ハードルがいくつもあります。まず、年度末で仕事が忙しい。なにも年度末に集中させなくても。次に、花粉症で鼻がつらい。集中力を維持するためにいろいろと工夫が必要です。そして、季節の変わり目でどうしても自律神経が乱れます。これに加えて、今年は感染症がやってきました。ノロウイルスか、コロナか知らないけど、体調不良が突発的にやってきました。新しい年が始まってもう2か月か、と思っていたら、3月は乗り切るだけで精一杯。毎日、十分に睡眠をとるために帰宅してご飯を食べて早めに寝て、の繰り返しで3月が終わりそうです。さらに忙しいのは、事務手続きが必要なこと。ふるさと納税や医療費の関係で確定申告をしなければいけないし、携帯電話の解約と新規契約など、この機会にしておく必要があるのです。もともと男性脳はマルチタスクが苦手らしいですが、一方で、物事を一気に終わらせようとします。考え出すとパニックになりそうですが、もうチカラずくで進めるのはやめました。これが年の功というものです。できることから1つずつ終わらせることにしました。多少遅れ気味でも気にしません。最終的に間に合って完了できればいいのです。花粉症で頭がぼーっとしているときは、薬でだましだまし進めます。このブログを書いている時間もなかなか確保できない状況ですが、ブログを書いているときは「シングルタスク」ですから大丈夫です。この後、確定申告すればいいのです(ギリギリですけど)。3月を乗り切ったら、桜でも見ながらノンビリしてやる!
2025.03.16
自分の定年が見えてきた一方で、世の中は人手不足。まだ無理がきく50歳代は、なんだかんだとアナログ的なやり方で仕事をごり押ししてしまう、少しだけ昭和世代です。以前なら、50歳代のベテランが進んでやらなくても「若手がやれ」で済んだのでしょうが、50歳代が動かないと進まない状況もあり。まだ頑張れる、経験豊富な50才代が頑張れば頑張るほど、一方で若い人の経験を奪っているのではないかという疑問。でも、50代は、瞬発力が徐々に効かなくなってきていて、そろそろ老害の気配を自覚してきているのも事実。仕事は若手に譲ってもいいのでは、と思いながら、さっさとできることは自分自身でやってしまう性分です。結局、中途半端な年齢なのかもしれません。あまり無理はきかなくなっているけど、頑張れば無理してがんばってしまう。自分が若いころには予想できなかった状況に、いま自分自身がいます。若いころは、年をとったら記憶力が衰えて、ろくに仕事もできない老人になってしまうのだろうな、と漠然と予想していたのです。中途半端な50歳代の年齢になってみると、まだ老人ではないけれど、中途半端にポンコツになりつつある自分がいるのです。まだまだ頑張れる自分がいる一方で、若い人にも経験してもらわないと、いつまでたっても自分が仕事の中心になってしまう。組織のなかで自分の役割の指針を明確に示されたのなら、身の振りようもあるでしょう。でも、そんな組織はないのでは?がんばろうとする人に「がんばるな」という組織なら、どんどん衰退するでしょうから、定年まではがんばれと言っているのが日本の会社です。昭和のように「次は若手ががんばれ」という雰囲気は消えてしまい、年齢に関係なく「公平な」仕事の進め方が求められる時代です。よさそうですが、一方で若い人が失敗しながら仕事を覚えていく機会を奪っているような気もします。悩める50代のおっさんは、どのような身の振り方をすればよいのでしょう。
2025.03.09

一昔前まで理想の国であったはずの、あの大国の大統領がこんな駆け引きで戦争を終わらせようとするとは。深く考えないで聞いていると、どちらの意見も間違ってないのではないかと思ってしまう点です。混乱します。一方の主張も、他方の主張も、それなりの理由があって、その理由を論理的に語られると、正しいような気がするのです。どちらも自分が正しいと思って主張をするわけですから、それぞれが「正義」を持っています。自分の正義と他人の正義とがぶつかり合うと、正義の力によって「引こう」としません。実は「正義」とは絶対的なものではなく、かなり相対的なものかもしれません。悪者をまつり上げてしまえば、その悪者よりも自分が「正義」になってしまうので。そんな手法が得意なのが、今の大統領さんなのですね。身近な生活のなかにも、意外とそういった人はいます。気に入らない人の弱点というか、悪い点を言いふらして、いつのまにか自分が話題の中心になってしまう人。本人は意外と無意識です。悪いことをしているという実感がありません。なんでだろうと考えていると、どうやら「共感力」に乏しいのが原因です。「共感力」が乏しいと、自分流でサッサと行動できるため、素早いというメリットがあります。でも、それによって悪影響を受ける人は、たまったもんじゃありません。そんな弱い立場の人の気持ちなど、どうでもいいからサッサと行動するのです。結論へ向けて最短距離で進もうとするので、他人が大変な目に合おうが気にしません。残念ながら、そういったタイプの人の方が、組織のトップへ行ってしまう場合が多いのです。一見よさそうですが、組織のひずみは徐々に進行しますので、なにか改革が終了した時点で交代させないと、とんでもないことを起こしそうです。自分の策が最良だと思っているので、悪気がありません。チカラの制御を失った攻撃ほど、受ける方の被害を大きくさせてしまうものはありません。おもろいおっちゃんやな~で終わっているうちに、どこかで気づいて欲しいですね。遠くの国の国民さんに。
2025.03.02

筋トレをしている人は意識高いかもしれませんが、筋肉作りにはタンパク質が必要です。でも、タンパク質の元がアミノ酸という常識は、意外と知られていないかもしれません。理系のわたくしは中途半端に知っていたのですが、アミノ酸をとれば筋肉がつくのかというと、そうでもないようです。アミノ酸もさまざまであり、筋肉作りに関与するものもあれば、関与しないアミノ酸もあるようです。タンパク質を食べて、カラダの中でアミノ酸にまで分解し、そのアミノ酸がカラダの筋肉つくりにそのまま利用されれば、たしかに筋肉は増えていくでしょう。そんな単純なもんではないのでしょう。そもそもアミノ酸があるだけでは筋肉はできません。重力などの負荷を筋肉にかけないと筋肉は作られません。なので、運動(筋トレ)とアミノ酸(タンパク質)はセットものです。タンパク質をとりすぎても問題です。実感としてわかると思いますが、タンパク質を取りすぎると排出物が臭くなります。タンパク質を構成する窒素(N)が様々な物質に分解されると、どうしてもNのせいで臭くなる。Nを含まない炭水化物をとっても臭くならないですよね。炭水化物は、炭素(C)、酸素(O)、水素(H)でできていますので、Nをほとんど含みません。話をもとに戻し、アミノ酸を手軽にとるには、やはりサプリメントでしょう。うまくとれば、タンパク質を食べる必要がないのかも。。。アミノ酸サプリメントには様々な種類があります。代表的なものとして、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)、アルギニン、グルタミンなどがあります。食事のダシとして有名なグルタミン酸もアミノ酸です。アミノ酸サプリメントもタンパク質も、体内でアミノ酸に分解されます。しかし、タンパク質の構成物質として多種多様なアミノ酸が含まれているため、さまざまなアミノ酸が体内で生じます。一方、アミノ酸サプリメントは特定のアミノ酸が濃縮されているため、その機能に特化した効果が期待できます。ここで、アミノ酸の意外な一面を。睡眠の質を高めるアミノ酸として、グリシンやトリプトファンが知られています。グリシンは神経伝達物質の一種で、睡眠を促進する作用があります。トリプトファンはセロトニンやメラトニンの合成に関与し、睡眠リズムの調整に貢献します。GABA(ガンマアミノ酪酸)もストレス緩和や睡眠改善に効果があるといわれています。薬ではなくアミノ酸が睡眠に効くなんて。しかし、薬ではないので効き目は限定的です。通販でグリシンを1kg購入しましたが、効いたような効かないような。すべてを使い切るまでとんでもなく長期間を要しました。グリシンはコラーゲン(タンパク質)の主要成分だそうです。ならば、ゼラチンとコラーゲンが似ているので、ゼラチンを食べ続ければ睡眠がよくなるかというと、そうでもないところが不思議なところです。これさえ飲めばOK、なんていう「おいしい話」はないのですね。
2025.02.23

まだ強い症状は出ていませんが、そろそろ花粉症の症状が出そうです。この季節、急にくしゃみが続いたり、カラダがだるくなったります。花粉症の始まりを知らせるサインです。できるだけ薬を使わずに症状を軽減したいと思っているのですが、点鼻薬は必須アイテムです。飲み薬を使いたくないので、鼻の穴を洗浄して花粉を穴から取り除きたい衝動にかられます。「鼻うがい(鼻洗浄)」が市民権を得ていると思うのですが、ドラッグストアで購入するとそれなりに費用がかかります。鼻うがいを実行すると、たしかに、鼻腔内の花粉が取り除かれる気がします。症状は軽減します。でも、ツーンとする場合もあり、医者の意見では必ずしも鼻の粘膜には良くないのだとか。生理食塩水をいちいと作るのも面倒ですし、業務中に生理食塩水を取り出すのは、現実的ではないです。水をのどに入れず、鼻のなかだけに水を入れるには、どうしたらよいか。ヨードのうがい薬についているミニコップで、少しだけ鼻に水を入れて、すぐに出すという方法も試しました。でも、あまり奥にまで水が入っていないようす。結局、シリンジを使うことにしました。100円ショップで売ってます。女性の化粧用小物のコーナーに置いてることが多いです。針のついていない注射器のようなものです。シリンジに水を入れて、鼻の穴を下に向けた状態で、鼻から息を出しながら上向きに水をピューと鼻の奥に入れます。もちろん同時に水が穴から出てきますので、洗面台でおこないます。息を吐くので、必要以上に奥まで水が入らず、ツーンとしません。でも、水は奥にまで届いています。しかし、洗いすぎは禁物です。花粉が入ったな、というタイミングで実行しておくと症状がやわらぎます。外出後の習慣にしておくと、点鼻薬を併せて使えば、ゴールデンウィークまでなんとかしのげる場合が多いですね。
2025.02.16
とある民放テレビ局のコマーシャル収入が減っているのは、事実なのでしょう。ACのコマーシャルが増えたので。でも、一生懸命再編集されたテレビ番組を見るのは、けっこう快適です。コマーシャル分、番組が長くなって、CMで番組がブツ切りされなくなったもようです。特に、ドラマは見やすくなったかもしれません。それよりも、バレンタインデー近くだというのに、チョコレートのコマーシャルをあまり見ない気がします。そもそも、バレンタインデーのチョコレート習慣がもはやが古いのか、カカオの価格が高すぎてチョコレートなんて買ってられるか!なのか。定番だった習慣がすたれていってもおかしくない世の中です。新しい習慣が生まれるなら、その分、古い習慣がなくなってもおかしくないです。テレビ番組でも、ちょうどいいろことで無理やりCMを入れるような編集は、もうやめたらどうでしょう。バレンタインデーに女性から男性に告白するなんて、あれだけ男女平等といってるなら、もうありがたみなんてありません。女性から男性に告白することが日常的になってもおかしくない。というか、告白自体しなくなったかも。そんな恋愛至上主義は、もう古いお話なのかもしれません。こんな世の中の流れに気づかずに年下の人と会話していると、死語に近い言葉で会話してしまう自分がいるかも。ロシアをソ連と言いまちがえたり、JRを国鉄と言いまちがえたり、スプーンを「さじ」と言ってしまったらもう終わりかも。古い時代のことを繰り返して言うご老人のことを少し馬鹿にしていた若いころの自分は、もうすぎ、その老人になってしまうかもしれません。気をつけよっと。
2025.02.09

新築マンションには、あたりまえですが新しい住居システムが導入されがちです。住居も進化していきますから。聞いたことはあっても実際に住んでみると、便利な一方で困った点もあり、手放しで喜べるわけではありません。マンションは気密性が高いので、逆に言えば風通しが悪いのです。その欠点を補うのが24時間換気システムです。東向きにだけ大きな窓があったとしても、換気を24時間、人工的に続けてくれます。電気代はともかく便利な機能です。窓がないふろ場の空気を乾燥させてくれますから、カビも生えにくいのです。しかし、意外に乾燥が激しいようで。加湿器がこんなに重宝されるとは思いもしませんでした。加湿器の様々なタイプにも詳しくなって、知識が増えましたよ。おかげさまで、ふろ上がりに全身に保湿ローションを塗る習慣ができてしまいました。寝る前の水くみ(加湿器用)も習慣化。めんどうではありますが、湿気がこもってカビだらけになる方がもっと嫌なので、まあ仕方ないかとあきらめています。冬場の乾燥が激しいなら、夏場の湿気は防げるのか・・・微妙です。興味深いのは、各部屋に小さい通気口があるのですが、外からの音が必ずしも聞こえない点です。通気口に手を当てると空気の流れを感じるほど空いているのですが、通気口に工夫がしてあるのでしょう。もう1つ、便利な反面維持が大変そうな設備があります。マンションに設置されているディスポーザは、キッチンで使われます。家庭用の電動ゴミ処理装置です。残飯、野菜の皮などを、排水口に入れて、砕きながら下水道に流すことができます。使い始めはちょっとびっくりしましたが、便利です。ネットで見てると、下水処理施設に負担をかけることにある一方で、生ごみが減るのでゴミ焼却炉への負担は減るのだとか。どっちがいいのでしょう。どの地域に住んでいるかによって、状況は変わりますね。ディスポーザを使えば、ゴミ箱に生ゴミをためなくてよいので、臭い、害虫の発生を防ぐことができます。カラスのエサにもなりにくいかな。生ゴミをキッチンの排水口(ディスポーザ)入れて、スイッチ(排水口のフタを回す)を入れると、内部で回転刃が動き出します。水を流しながら作動させないと、故障の原因にもなり、排水管に落ちて行ってくれません。ガーという音とともに細かく粉砕され、排水管を通じて排出されます。ただし、硬い骨、繊維質のゴミはだめです。詰まりの原因になります。使ってみてわかりますが、事務用品のシュレッダーと同じです。速く処理したいのでドンドン入れすぎると負荷がかかりすぎて故障の原因になります。ハイターのような漂白剤は使えないので、こまめに掃除しないと臭いも出てきます。なんと、氷を入れて砕くと掃除できるのだとか。便利な機能を備えた新築マンションは便利だけど、結局は維持管理を意識しておかないと、故障時の修理費用が高くなりそうです。完璧というものは世の中にありません。
2025.02.02

物心ついたときから、ラジオをよく聴く子でした。中学生や高校生のときは、遠くのラジオ局の深夜放送を聞くのが楽しみでした。いまや、遠くのラジオ局のAMラジオを聴くことなどありません。ラジコを使えば、数百円/月の費用で全国のラジオを聴くことができます。いや、ラジオ番組よりも、ポッドキャスト音声コンテンツが充実しすぎています。ポッドキャストを探せば自分好みの番組がいっぱいあります。YouTubeがあるのになんでわざわざ音声なの?という意見が一般的なのでしょう。でも、映像を見るにはそのための時間が必要ですし、目を酷使します。なかには静止画で音声だけをアップしているYouTube番組もありますよ。老眼が進行しつつある中高年にとって小さい画面を凝視するのは拷問です。できれば仕事以外で目を酷使したくありません。最近の時代事情から新聞紙の購入もやめたので、たまに見るテレビのニュース以外、情報源は雑誌?雑誌も買わなくなりました。割高ですから。といった趣向の持ち主ですので、情報源はもっぱら音声コンテンツ。探せば、興味あるコンテンツが意外とあるのです。とにかく、音声コンテンツは効率的です。通勤中や運動中など、何かをしているときに情報収集ができます。効率よく知識を吸収するという点では、最近はやりの「タイパ」もそれなりに良いと思います。聴く人が番組を選ぶ能力は必要なのですけど、ポッドキャストには、さまざまな分野の専門家や著名人が出演している番組があります。最新の業界動向、専門知識を学ぶことができます。ビジネス、テクノロジー、健康、心理学など、様々なジャンルのポッドキャストがあります。自分のペースで聴くことができます。主に通勤電車内で聴くのですが、眠くなったらやめることもできます。気になるエピソードを繰り返し聴くこともできます。なんといっても、パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることがありません。目の疲れを避けることができます。目を休ませながら学べるし、エンターテイメントを楽しむことができます。テレビやYouTubeにはない「言葉の力」で情報が伝わるため、言葉に対する感覚が鋭くなります。最もうれしいのが「無料」です。英語学習など、質の高い番組を楽しめます。これほど手軽で費用をかけずに学びの場を得られるのは、非常にありがたい。音声のなかには音楽も含まれますので、自然と最近の音楽にも詳しくなります。中年の割には最近の音楽がわかる方です。好みの音楽を聴くことで、気分転換になります。ポッドキャストやラジコなどの音声コンテンツは、向上心を持つ中年にとって、意外と貴重な手段です。いまどき、わたくしのような人は絶滅危惧種です。真っ黒な音声レコーダを使って有線イヤホンで聴いてますから。でも、イヤホンをいちいち充電する必要がないので、いまだにこのスタイルで聞いています。bluetoothイヤホンへ変わるのはいつのことか。
2025.01.26

多様性の時代といわれています。先日、飲み会があったのですが、確かに共通の話題があまりなく、人それぞれ好みのエンタメを楽しんでいるようです。しかも、男女だからといって男らしいとか女らしいとかを相手に無理強いしてはいけない時代です。勘違いしてはいけないのは、いわゆる男らしい自分を追求している人、女らしい自分を追求している人を否定してもいけないこと。それぞれ自分らしく生きなさいよ、他人に自分の価値観を押し付けないでよ、という点だけ守っていれば、あとは自由ということでしょうか。男らしいというと、出世競争に勝てば男、負ければ半人前、みたいな風潮もありました。この理論でいくと、世の中のほとんどの男性が半人前になってしまう。半人前の男性で成り立っている世の中はダメなのか。少数のポストからあふれた時点で男としてダメなのか。理論的に考えて成り立っていない気がします。とくに中年以降、定年が見えてきた年代になると、いろいろと世の中の矛盾に気づき始めます。どうせこの世からいなくなる自分をどのようにプロデュース、アレンジしてやるかに気を使う方が生産的です。出世競争に勝てなかったことを悔やむこと自体が意味のないことかもしれません。(足りない収入をどうするかを考える方が生産的です)一人の人間の人生は、成功だけに依存しません。成功することが人生の目的であれば、そちらに舵を切ればよいのです。生きていくうえで最もエネルギーを出してくれるのは、自分の「好き」ではないでしょうか。他人や社会のルールに合わせて行動せざるをえない社会人ですが、自分の「好き」を大切にする方が、生きがいも出てきます。「やりたいこと」を大切にする。心から楽しめる時間を、趣味に使うか、家族に使うか、お金儲けに使うかは、人それぞれです。それよりも、年齢を重ねて最も「気づく」べきは、日々の小さな喜びかも。言い方を変えると、自分は生かされている、運がよかったと実感すること。人生の楽しさは、日常の小さな喜びにあるはずです。親しい人と楽しくおしゃべりをすることもその1つかもしれません。そんな時間を過ごせているのは、自分だけのチカラでなく、今までかかわってきた人たちに、それなりに恵まれていたからです。感謝の気持ちを持てば、毎日が充実したものになります。中年以降の人生で新しく経験を積んでいくのは価値のあることです。新しいスキルを身につけたり、(人生のやり残しを考えて)新しい分野に挑戦することが、心の充実感を生みますね。料理、写真、旅行、アート、スポーツ、興味あれば何でもよいと思います。自分の世界を広げます。人間関係が希薄になったと思われる昨今ですが、他人様とかかわらない限り生きていけないのが人間のはずです。家族、友人、職場でのつながりが、人生の充実感を与えてくれます。出世競争で疎遠になってしまった関係を取り戻すことも一案です。プライドっていうものが邪魔しますか?プライドって何ですか。なによりも第一に心と体の健康です。食事、運動、睡眠などの生活習慣を見直し、習慣化してしまうのが得策です。乱れた生活をしていた人も、今なら変えられます。エネルギッシュに過ごすためには、健康が必要です。どんなに収入が高い人でも、健康状態が悪ければ人生を楽しめません。自分を大切にすることが、楽しい人生を送るための第一歩です。日本人の半分くらいいるかもしれません。自分を責めすぎないこと。過去の自分を振り返って後悔することもあるかもしれませんが、出世競争に勝てなかったことや失敗したことは、過去の単なる一部です。それを気にすること自体がナンセンスです。今を大切にすることです。瞑想を試してみればわかりますが、今を大切にすること。幸せを感じるためには、過去や未来に気を向けすぎないことです。先のことを考えない人が幸せそうに見えるのは、このため(?)です。中年以降になって自分の考え方を変えるのは大変かもしれませんが、実行する方がもっと大変です。実行するよりは、考え方を変える方が「楽」かもしれませんよ。●●さん、なんだか最近(よき方に)変わったよね、、、って言わせてみたくないですか。
2025.01.19

新ジャポニズム(New Japonism)という言葉を聞くようになりました。ほんとうに世界中で日本文化の影響力が高まるのでしょうか。アニメなどはわかりやすい例ではありますが。「世界中で起こっているか?」といわれると、よくわかりませんね。日本国内にいるからわかりません。日本の現代文化といってもいろいろです。アニメ、マンガ、ファッション、音楽、デザインなどがありますが、インターネットで拡散しやすくなったのが原因の1つなのでしょう。海外からの旅行客が増えているのを見ると、日本のライフスタイル、デザイン、食文化なども注目されているような気がします。日本のアニメやマンガは、欧米やアジアで注目されているようです。日本国内だけでなく、世界中で(一部の)熱狂的なファンがいるようです。自分は参加したことありませんが、アニメイベント、コミックイベントの様子を見るとよくわかります。このような催しは世界各地で開催されているようです。一部の人ではありますが、世界中にいるという点でものすごい影響力です。わたくしのようなおじさんには縁遠いですが、日本のかわいいファッション(例えば、原宿ファッション、メイド服など)は、それなりに影響を与えているようです。いうまでもなく、日本食は世界に広がっています。寿司、ラーメン、抹茶など。日本食レストランが世界中にある時代になったようです。ただ、冷静に考えると必ずしも世界中のすべての地域に日本文化が広がっているわけではないようです。地理的にも近く、文化的にも共通点が多いアジア諸国では近年の日本文化の影響が強いですね。韓国、中国、台湾、タイ、インドネシアなど。日本のアニメやマンガ、J-POP、ファッションが人気です。昔ながらの日本製の製品も人気ありそうです。アメリカでは、アニメやマンガだけでなく、ハリウッド映画にも日本の影響が見られます。日本映画がアメリカで賞を取れる時代になってきました。ヨーロッパでは、特にフランスで日本のアニメの影響が強そうです。中東やアフリカではまだまだでしょうか。一方で、横目でチラチラと見えるお隣の国もなんだかすごいです。韓国の音楽、映画、テレビドラマは、いまや世界中で楽しまれているのかもしれません。わかりやすいですからね。世界標準に近いのかもしれません。韓国の音楽は、とにかく総合的なエンターテイメントとなって楽しまれています。音楽の質がどうとかこうとかわかりませんが、カメラワークも工夫されていて、純粋に楽しめるように制作されていると思います。BTS、BLACKPINKなど、K-POPグループは世界中で人気です。同じことを日本の音楽界はできなったのに、次々とやってしまっています。もはや、世界で売れるための方程式を手に入れたかのようです。アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア、南米などで熱狂的なファンがいますね。当然、世界中でコンサートツアーを行って、興行収入もすごいのでしょう。韓国映画やドラマをあまり鑑賞しないのですが、映画『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー賞で作品賞を受賞したのは衝撃でした。そういえばかなり前に「シュリ」という韓国映画を見たとき、なんて情緒的なんだろうと思った記憶があります。このころから韓国映画界は試行錯誤していたのかもしれません。有名な「愛の不時着」も見たことはありませんが、きっと情緒的で心にしみるのでしょう。もはや韓国料理は、日本の食事の一部になっているかもしれません。ビビンバ、キムチなど。韓国の焼肉スタイルも日本で一般的になりつつあります韓国も日本と同様に、どんどん料理を進化させていくので、今後も進化系の料理が有名になりそうです。韓国のお年寄りはもしかしてデジタルを使いこなしている、と思ってしまうくらい、デジタル化が進んでいるような印象があります。ともかく、隣同士の日本と韓国のカルチャーは、世界中に徐々に広がっています。顔つきや文化が似ているものだから、世界の人からみたら同じように見えているかもしれません。混同されて嫌なのか、うれしいのかは、人それぞれですか。日本から見たドイツ人とオランダ人、アメリカ人とカナダ人、インド人とスリランカ人みたいな感じでしょうか。本当は全く違うのに。
2025.01.12

年賀状を出す人が減少しています。わたくしもその一人です。昨年の後半に郵便料金がかなり上がったのでしょうがないと思います。でも、1年に1回程度連絡を取り合う関係性があってもよいですね。古い習慣はどんどん無くなっていきそうですが、年賀状もそうなのでしょうか。年賀状の習慣がなくなっていくのが「良いか悪いか」については、なんともいえません。いまどき、SNS、メールで簡単に新年の挨拶を送ることができます。実質的に送料が無料です。時間、コストをかけることなくメッセージを送信できます。正直、年賀状の手書き作成は負担です。(手書きしかできない人にとっては、パソコンで年賀状を作成する方が負担ですね)なんといっても、年賀状の作成には印刷、郵送のためにエネルギーが必要です。郵送のためのガソリン代、配達員の人件費を考えると、紙の年賀状がなくなってもよい気がします。年賀状は、昔ながらの形式的な挨拶である場合が多いです。形式的な挨拶なら、手書きでなくテキスト文字でメッセージを送るのもありです。コミュニケーションの方法として、形式的な挨拶として電子年賀状が残ってもよいと思うのですが。年賀状は日本独自の文化かもしれません。年の初めに相手にメッセージを伝える重要な行事の1つです。手書きのメッセージには、感情が現れます。このような年賀状文化が失われると、感謝の気持ちが希薄になり、社会全体のコミュニケーションが効率のみに偏る可能性もありますね。なにより、人間関係が希薄になるのが問題です。普段あまり連絡を取らない人との絆を維持する手段なので、年賀状を通じて連絡を取るきっかけになります。気にかけるべき人を思い出す機会がなくなってしまうかもしれません。人のつながりが疎遠になってしまうかもしれません。形式的とはいえ、年賀状には「ありがとう」や「お世話になりました」といった文章を書きます。「形式的」ですが、感謝の気持ちを伝える良い機会です。相手に対して気持ちを伝えるきっかけがなくなるかも。代わりになる習慣として考えられるのは、LINE、InstagramなどのSNSです。でも、年齢が高くなるほど使いこなせていません。年賀状の代わりに、普段から連絡を取り合う習慣を持っておく必要があるかもしれません。メールやショートメッセージなら、高齢者でも使えるでしょう。親子の関係など、人間関係を維持しやすくなりそうです。ビデオ通話(ZoomやSkypeなど)を両者が使いこなせればいいのですけどね。遠くに住んでいる家族や友人との距離が縮まります。年賀状が減ることが必ずしも悪いといえません。時代に応じた新しい形でつながりを維持する方法を見つけていく必要がありそうです。年賀状が無くなる代わりに、他の形でつながりが深まるのであれば、進化したといえるのですが。個人的に思うのは、年賀状アプリを開発して広める絶好の機会を失ったような気がしてなりません。うまくやれば、LINEと同等の広がりを持つアプリが登場したかもしれません。
2025.01.05
こんな視点で世の中を見る人って、どんなにひねくれているんだろうと自分でも思います。いや、いつもこんな考え方をしているわけではないのですが、ふと気づいてしまったので、忘れぬうちに書いておこうと思います。アメリカで大活躍した野球選手も大活躍でした。エンタメの歌の分野でも出す曲すべてが大ヒットするバンドが活躍しました。オリンピックでもいろいろな選手が金メダルを取りました。もちろん本人の努力があって初めて成し遂げられる偉業です。でも。競争はすべて相対評価です。トップがいればビリがいるのです。1番目がいれば2番目があるのです。メディアで取り上げられるのは、ほぼ1番目でしょう。メディアで取り上げられようが取り上げられまいが、2番目以下はいつもたくさんいます。2番目とビリはもしかしたら雲泥の差かもしれませんが、2番目から10番目の間はどうなのでしょう。みごと1番になった人の周囲には、1番目を必死でサポートした人もたくさんいます。1番目になること自体、奇跡に近いので非常に夢を与えてくれます。でも、世の中って、2番目以下の人たちで成り立っていることに、時々気づくのが「大人」といえるような気がします。いや、中年以降になって人生を達観する年齢になったら、そのことに気づいてもいいはず。1番、2番、3番は、1つの物差しで測った順位です。ものさしは、ひょっとしたら人の数ほど存在するかもしれません。これってナンバーワン思想ではなく、オンリーワン思想なのかもしれません。とにかく、比較して決まる順番は、かならず下位の順番が「必要」なのですね。下位の順番になることはしょっちゅうで、下位の順番になったからといって人生が終わるわけではない。むしろ、自分が1番になってしまう物差しを見つけられた人が1番目になれてしまうのかもしれません。「2番じゃダメなんですか」と発言した政治家がいましたが、必ずしも間違いではないかもしれません。1番目を目指す気持ちは必要ですけど。自分だけの1番目を目指して来年1年もがんばろうかと思う、中年おやじでした。
2024.12.31
いまだに引っ越し後のドタバタが完全にはおさまっていません。 散髪1つにしても、今まで行っていた店とは違うので、どこがいいのか調査してから行くことになります。時間がかかりますし、店に入るにもちょっとした勇気が必要です。 いままで通っていた理髪店とは異なったせいか、思ったよりもバッサリと切られてしまいました。いっそ、ツーブロックにしてください、と言ってみたほうがよかったのかも。 また、日用品1つ購入するにしても、いつもと違います。店が違う、と帰る電子マネーが違う、ポイ活のポイント種類が違う。。。違う、違う、違うづくし。 神経を使いますが、ほどよい刺激です。 好奇心が比較的高い(自称)私としては、少し環境が変わる方が気分が向上するようです。 マンネリの生活よりも、少し刺激が加わった方がよいみたいです。 知らないスーパーが店に入って、今まであまり知らなかった商品を手に取ってみるのも、それなりに楽しいのです。 ちょっと客層も違うような。。。ご老人の比率が増えたかな。 部屋のダンボールもはやく片付けなければ。こんなときは、Perfumeの「ワンルームディスコ」でしょうか。 あせらずにぼちぼち片付けを進めていきます。
2024.12.22
いやぁ~、引っ越しが終わりました。引っ越し業界の進化にも驚きましたが、それでもやはり思った以上に大変でした。引っ越し会社がいろいろとやってくれるとはいえ、貴重品類は自分で運ばないと心配なので、結局自家用車で何度か往復することに。梱包作業を自分で行わないといけないので、カラダがポンコツになってからではかなりつらいですね。まだ動ける年齢でよかった。。。。梱包にもチカラがいるし、ダンボール箱の移動でもチカラがいります。段取りを考えながら効率よく梱包し、取り出し作業の効率まで考えると、かなり頭も使います。おやつのチョコレートがなんとおいしかったことか。独身のときの自分自身の引っ越しと違い、生活でたまった物を捨てる、捨てないの判断も必要です。これも頭を使います。普通の生活、仕事も同時進行で進むので、日常と非日常とを行ったり来たり。好奇心はくすぐられるので、若さを保つにはいいのかもしれません。来週あたりからやっと普通の生活ができそうです。
2024.12.08

学生のときは何度か引っ越しをしたのですが、家庭を持ってから20年以上同じ家で暮らしています。同じ家に20年以上暮らしたのは初めてです。残りの人生をどこでどれだけ長い間過ごすかを考えたら、引っ越しすることになりました。不安な面もありますが、なんだか遠足の前みたいな気分もあります。金銭的には不安だらけですけど。引っ越しには悪い面だけでなく、良い影響もありますね。新しい環境で生活すると、リフレッシュ感が高まります。新たな生活を始めることになします。引っ越しすると、新しいスタートを切ることになります。いままであまり変化がなかった生活が、新しい環境になることで心機一転できます。「新しい場所で新しい自分を作り上げる」感覚が生まれるかもしれません。なんだかエネルギーが出てきます。好奇心が高まるといいますか。生きる意欲が高まるような気もします。すぐ飽きなければ。もともと全面リフォームするかどうか迷ったのですが、新しい場所に移り住むので、生活の質が変わりそうです。住環境が変わり、住み心地が変わり、通勤経路が変わり、近くの公園も変わります。こんな変化によって気分が変わり、リフレッシュ感を感じやすくなりそうです。引っ越しすると、自治会も変わります。新しい人々と交流することになり、面倒でもあり楽しみでもあります。少なくとも自分より若い世代と交流するので、若いエネルギーでももらっておきましょうか。新しい環境に移ると、少し視野が変わると思います。引っ越しによって、自分の価値観が少し変わるかもしれません。極端なはなし、「人種」が違う人たちとかかわることになるかもしれません。引っ越しすると、いままでたまった不要物を整理することになります。いわゆる断捨離です。生活空間がすっきりして、整理整頓によってリフレッシュできます。こんな大掛かりな整理整頓は20年以上していなかった。。。物が減ると、心のスペースが広がる、、、なんて感覚もあります。老後に備えてシンプルな生活を送る準備をすることができそうです。新しい環境で暮らすと、今までの生活パターンが変わります。行きつけのスーパーマーケットも変わります。新しい場所で生活のあれこれを考えるだけで、面倒ではありますが、かなり脳が活性化されそうです。変化に対して柔軟に対応できる自分に、自身を持てそうです。今までの生活習慣もかわるかもしれません。運動習慣を途絶えさせないように、負の生活習慣へは入り込まないようにしたいですね。新しい環境に適応できた自分に対して、自身が持てそうです。引っ越しするとストレスや不安が生じる一方、ポジティブな変化もあります。新しい環境での生活がリフレッシュ感を与えてくれるため、引っ越しはむしろ人生において良い転機かもしれません。引っ越しがきっかけで良い方向へ向いてくれることを願います。ゲッターズさんによると、あと3年は良いのだそうですけど。
2024.11.30

60歳の定年が見てきたこの頃、マンション住まいのわたくしは、住宅ローンを組むことになりました。20年以上住んだマンションのリホーム代と、新たにマンションに住むための費用とを天秤にかけ、後者を選択することになりました。住宅ローンとはすなわち、借金です。若いころならともかく、50歳台で住宅ローンを組むとは、今までの常識から外れていると思われます。しかし、思ったよりは世の中が変わっていました。80歳までローンが組めるので、すんなり借金ができましたし、ひょっとしたら定年が65歳になるかもしれませんし。しかも、大金を借金しながら、今住んでいるマンションの一室を売却することで手元には大金がある、という妙な状況になるのです。ほんとうは、すぐに繰り上げ返済しようと思っていたのですけど。借金は必ずしも悪いものではなく、上手に活用することで、手元にある現金を効率的に運用できるきっかけになるのでは?と思い始めました。借金をどのように使い、どのように管理するかが腕の見せ所かもしれません。(低金利)金利が上がったとはいっても、まだまだ金利は低い状況です。低金利の住宅ローンを活用すると、借金による負担を最小限に抑えることができそうです。一方で、手元の現金を投資に回すことができます。今の日本では、税金不要のNISAという制度があります。(キャッシュフロー)借金をすると、毎月の返済計画に基づいて、キャッシュフローを意識しなければいけません。借金が負担とならずに手元の現金を適切に活用するためには、収入に見合った返済額を設定しなければいけません。短期的には、手元の現金を貯金などしておき、長期的には借金を返済しながら、投資に回して、資産形成を進めることがでるのかもしれません。(投資と借金のバランス)リスクとリターンのバランスも考えなければ。借金を使って投資を行う場合に要注意は、景気の動向です。投資のリスクが予想よりも大きくなった場合、株式投資など、リスクのある投資に借金を利用していると、大変です。リスクを分散させることが大切です。投資のリターンが借金の金利を上回ることを前提に計画を立てる必要があります。(緊急時)手元に現金を置いておくことも重要です。借金に依存しすぎず、一定の現金を手元に準備しておくと安心感が違います。現金をうまく活用するために、緊急時のお金を確保しつつ、余剰分を投資と借入金返済とに回すことが理想的です。借金を上手に使えれば(ここがむつかしい)、現金を無駄に使うことなく効果的に資産を増やすことができるのかもしれません。よく考えると、今の住まいもずっと借金していたのですから、実は借金していた年数のほうが多かったのかもしれません。奨学金だって返済していたのですから、お金持ちでなくても、借金しながら普通の生活をしている人は、けっこう普通の人なのかもしれませんね。
2024.11.23

仏教において、今だけに集中して生きるとよいですよ、という教えを聞いたことがあります。その一方で、将来を見据えずに自分本位の行動や判断をしてしまう人が身近にいます。その人が生まれ持った特有の気質を持っているかどうかは無視しまして、なんだか矛盾びているような気がしたのです。「いま」に焦点を当てると「今ここ」に集中し、心の平安を得られるようです。瞑想もそのような方法の1つだと理解しています。過去や未来に囚われず、今の瞬間を大切にすることです。でも、今を生きることが自己中心的な行動を正当化するわけではないようです。仏教の教えにおいて、「自分本位」の行動は、「煩悩」が原因であると判断されます。(煩悩)仏教では、煩悩が心を乱し、苦しみを生み出す原因であると考えられているようです。自分本位の行動が生じるのは、煩悩が関与しているためです。自分本位で行動する人は、他者や社会との関係を考えずに、自分の欲望を追求します。自己中心的に生きる人は「自分」自体に固執してしまい、他者とのつながりの重要性を見失っていると思います。仏教の崇拝者ではありませんが、生きるヒントになる教えがたくさんあるような気がします。仏教では、すべての存在が相互に依存して、自己と他者は分けて考えられないという教えがあるようです。なので、自己本位の行動は根本的に誤っていて、その結果苦しみを生じてしまう。(自己本位の行動の結果)自分本位な行動によって、他者との対立を生み出すことが多くなります。その結果、孤立、不安、心の苦しみを引き起こしてしまいます。行動は、結局、未来に影響を与えるという考え方があります。そうですよね。悪いことしたら最終的には自分が苦しむことになるのですよ。自己中心的な行動を続けると、不幸や困難というかたちで現れ、最終的には自己の苦しみを生みます。最近言わなくなった「ばちがあたる」に似ているでしょうか。これは神道か??(今に集中すること、自己本位、の違い)仏教が教える「今」を大切にする生き方は、自己中心的な行動とは異なります。今に集中することは、過去や未来への執着を断ち切って、心を安らかに保つための方法の1つです。決して、他者を無視したり、自分本位の行動を取ることではない、と信じます。むしろ、仏教では、他者への思いやりが重要視されているハズです。「自己本位」の行動は反対方向を向いています。他者と共に生きること、社会と調和することが前提にあって、初めて今を大切にできるのでしょう。(自己本位の行動を改善できれば)仏教では、自己本位の行動を乗り越えるために、自分の欲望に振り回されずに、物事を本質的に理解する力を育てるのが重要だと教えているようです。他者と調和することが、共に生きるための重要なポイントです。自己本位を乗り越えて他者と共に生きれば、本当の幸せを得ることができるのだそうです。いや~、理想かもしれませんが、正しい教えのような気がします。仏教の教えでは、自分本位の行動は、結局のところ苦しみや対立を生み出す原因となると分析されます。仏教は、自己中心的な行動を超えるために、「今」を生きろと教えています。むつかしいかもしれませんが、ラジオでも仏教を面白おかしく伝えている番組がありますよ。笑い飯 哲夫のサタデー★ナイト仏教 とか。FMの全国ネットかな。
2024.11.16

目の検査によって網膜が薄くなっているといわれました。経過観察なので治療はしてませんけど。緑内障ではないけれど、緑内障の傾向につながるんだとか。身内に緑内障の人がいないか確認されました。もともとド近眼なので、老齢になったら緑内障に気を付ける必要はあると思っていたのですが、最新の検査機器により、網膜の厚さもわかってしまうのですね。緑内障になりやすいかどうかは一概には言えないそうですが、気になる症状もあります。ときどき、青色の点がたくさん見えることがあるのです。これもあまりよろしくない現象なのだそうです。仕事がら目を酷使するので、これからも気を付けないと定年以降に働けなくなるかも。網膜の薄さを元の厚さに戻す方法は、いまだ医学的には確立されてないようです。定期的に眼科検診して、経過を観察するのが現状の医学のようです。眼圧を定期的に測定したり、血圧を上げすぎない努力をしたり、ときどき目を温めて血行を良くしたり、といったことくらいでしょうか。抗酸化作用のある食品、ブルーベリーのような目に効きそうなサプリメントを積極的にとる対処法もあります。長時間にわたってディスプレイを見続けることをやめ、定期的に眼の疲れをとって、網膜への負担を減らすことを習慣化する必要がありそうです。ひとことでいえば、今まで以上に目を大切にすること、でしょうか。スマホで目を酷使している人も、年齢を重ねるといろいろな症状が出てくるはずです。カラダは健康でも、目がやられてしまったら活動が制限されますから。目のケアの習慣化も必要です。
2024.11.10

NHKのテレビ番組で見たのですけど、ツボを刺激すると、特定の症状が緩和されるのは、医学的に実証される例もあるのだとか。個人的には、東洋医学をバカにしてはいけないと思うのです。数千年にもわたる「人体実験」の結果が積み重なっているのですから、信ぴょう性はあると思うのです。ただ、西洋医学に比べると理屈がよくわからない、というだけです。西洋医学と東洋医学のいいとこ取りをするのが、賢い選択だと思うのです。ツボを刺激することで体の症状を改善することは、伝統的な医学や代替療法の分野で広く認識されています。腰痛であったり、胃腸の不調であったり、さまざまな症状を改善して(くれるかもしれない)ツボが知られています。単純に、肩こりに苦しんでいるとき、鎖骨のくぼみあたりに押しポイントがあります。トリガーポイントとでもいいますか。押すと確かに痛気持ちよく、血流が改善されることを実感できます。これぞ、理屈よりも実践です。個人的には不眠にも悩まされています。不眠に関しては、いくつかの効果的なツボが知られています。安眠(あんみん)足の内くるぶしから指幅1本分上にあり、リラックスさせ睡眠の質を上げるといわれています。百会(ひゃくえ)頭のてっぺんにあり、ストレスや緊張を和らげてくれます。心を落ち着けるためにおすすめのツボです。心経(しんけい)手首の内側にあり、心を安定させてくれます。の不安を軽減してくれるそうです。マッサージ屋さんに行くとそれなりに費用がかかります。費用をかけずに症状を改善させるには、自分でツボを押すしかありません。セルフケアっちゅうヤツです。これらのツボを押したり、ついでにマッサージしたりすると、自分で自分のカラダをケアできます。個人差があるため、結局自分に合った方法を自分で見つけることが大切です。神経が高ぶって不眠になる場合もあるので、不安神経症に効くツボも参考になります。神門(しんもん)手首の内側、手首のしわから少し上にあり、心を落ち着け、緊張を和らげてくれます。心経(しんけい)上記の通り、手首の内側にあります。足三里(あしさんり)膝の下、脛骨の外側にあり、体全体のエネルギーを高め、ストレスを軽減してくれます。百会(ひゃくえ)上記の通り、頭のてっぺんにあります。何か困った症状があるときに、薬に頼らず自分でケアするという気づきも必要かもしれません。
2024.11.03
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