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Jul 5, 2007
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カテゴリ: 思うこと




しかしここで忘れてはならないのは


「物を入れ持ち運ぶという状況があるかどうか」


ということだ。いつかは物を運ぶかもしれない、いつかは引越しとかでダンボールが必要になってくるかもしれない。このような考え方が堆積したものが所謂要らないものと呼称されるものになるのかもしれない。



このような傾向というのは人によってまちまちなのかもしれないが、私は特に顕著なような気がする。豪華な(あくまで主観)お菓子が詰めてあったような箱や、小物の包み紙などは、絶対に使い道があると信じてやまない節がある。むしろそういうものを取っておかなかったと仮定して、そのような要らないもの必要なシチュエーションに出会ったら、それがなかったらどんなに困るだろうと自分の一挙手一投足を悔いるようなことがあるに違いないと思っているのも否めないわけで…。結局は意地になっているだけかもしれない。

一番酷い時には文房具を大事に持っていたことがあった。
それは少しオシャレな造りになっていて、私の小さな頃のお気に入りのものの1つだった。今になって思うと、男なのに文房具を大事にしている辺りが変わった子どもを物語っているような気もする(笑)兎に角それが宝物のような存在だった。
しかし実際に文房具が必要なシチュエーションでそれが華々しいデビューを飾ることは1度たりともなかった。その文房具には定規や消しゴム、ハサミやボールペンなど多くのものが収納されているものなのだが、使い道をしっかり見定めていればかなりの汎用性を発揮するということはわかっていた。しかしお気に入りの消しゴムを使って角が削れてしまうということを嫌う、定規を使ってボールペンで線を引いて定規の側面にボールペンの跡が残ってしまうのを嫌う、ハサミを使ってハサミの刃に切ったものが残ってしまうことを嫌う、ボールペンでものを書いてインクが減ってしまうことを嫌う、このような我侭にも似たような感情によって、その文房具セットはただのお飾りになってしまったのだ。

大切な人から貰ったものや、思い出の詰まったものは使いにくいということはよくあることだ。それが消耗品なら尚更だ。それらにとって使い道なんてただの、思い出をすり減らすだけの「邪魔者」に過ぎない。私の文房具もそうだった、結局1度も使わないで今でも実家の学習机の2番目の引き出しに入っている。



しかしながら、どこかで文房具にも一般的な価値があると信じていたのかもしれない。文房具なんて家を探せばいくらでも出てくるものだ、そのものである必要はない。


やっぱり私は物が捨てられない。それは価値があるか否かではなく…呼ばれなくてもそこにいるような存在が欲しいからだ。
出番を待っているそれが変に愛おしく思えてしまう以上、私の部屋からイラナイモノがなくなることはないのかもしれない(笑)














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Last updated  Jul 8, 2007 01:23:17 PM
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