音響機器修理「京とんび」
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今回の修理は、「KENWOOD SE-5MD MDミニコンポ(発売日:1998/9)」だ。MD/CD/カセットテープ/FM/AMを搭載した機種だ。カセットテープからMDへの移行を意図した年代に発売された機種だ。 [KENWOOD SE-5MD(本体:RXD-SE5MD)] 取扱説明書の表紙には、 「SE-5MD」「SE-500MD」「SE-55MD」「SE-50KS」の各システム名が併記されており、セット構成や流通・販売の別により、細かな差異があったと推測される。■主な故障と原因カセットテープの再生ができない → ゴムベルトの劣化表示部が明暗する場合がある → ハンダ付部の劣化 インターネットを検索しても、あまり情報の出てこない機種だ。 不具合症状を確認し、分解開始。 CD光ピックアップは「KENWOOD KCP1H」、MD光ピックアップは「SHARP H8173AF」、ATRAC ICは「SHARP LR37648」だった。 TAPEユニットは、フロントパネルに設置されている。 TAPE動作不良の原因は、ゴムベルトの劣化によるスリップだ。プーリーへの粉塵付着が、同ベルトのスリップに拍車をかけていた。 汎用ベルトに交換し、機能の回復を確認。 同ベルトのメーカー純正部品の供給があったため、 改めてこれと交換。 各電子基板のハンダ付部の劣化が顕著だ。表示部が明暗するのは、これが原因だった。 その他にも多数の修理を行い、エージングを実施。作業を完了した。♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪☆ラジカセ・ミニコンポの【修理相談】はこちら!☆
2017年01月07日
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