先日、 壊れたラジカセ に代わり中古ミニコンポを買い、 クリーニング と 修理 して使い始めた。コンポで音楽を聴くのは、もっぱら妻。
私はというと、これがきっかけでオーディオ修理にハマってしまった。

[オーディオ修理にハマった]
もともとDIYというか、自分で作ったり分解したりするのが好きだ。これは子供の頃からで、実家にあった機械が壊れると、必ず分解していた。
今回、 オーディオ修理にハマったのも必然といえばそうなのだ。しかし、これまでも前出の壊れたラジカセやコンポなど、近い過去に何度か分解清掃したり、修理したりをしていたのだ。だが、その当時は機器の複雑さに余りやりたいとは思わなかったと。修理の必要に迫られてという感じだったと記憶している。
では、なぜに今回はハマったのか。自己分析してみた。
思い返すに三十五歳辺りから現場で作業をすることが少なくなり、最近ではもっぱら部下や予算の管理が業務の中心になっていた。
あんなに好きだったコンピュータへの情熱も何処かに去ってしまい、 ただ金と時間と成果に追われる日々。挙句、過労・心労で体を壊し、休職・自宅療養となる始末。
なので、時間だけは持て余すほどある現在、どうしても考えてしまうことが多い。「結局自分は何をやってきたのだろう」等と考えたりする。
どうやら、自分のために働いていたつもりが、知らぬ間に自分以外の人(顧客・同僚・部下・家族...)のために働くことが多くなっていたようだ。
これは悪いことではない。しかし、それが滅私奉公になってしまった時から、文字通り、自分自身を見失ってしまっていたのだろうと思う。
「自分のために働くことが、他人のためにもなる。そんな働き方を私はしたい」
このえらそーな一文は、私が新入社員のとき社内新聞のインタビューに答えたときのものだ。若い時には、分かってたじゃないか!
これに気付かせてくれたのが、前出のオーディオ修理。難しいことは抜きにして、ただ純粋に「楽しい」。この感覚は、二十年近く忘れていたものだ。
だから、最近は中古オーディオをオークションで落札しては、修理を楽しんでいる。

[中学校以来となるハンダ付けも、また楽しい]
今はただ楽しむのみ。と思っていたら、妻からクレームが来た。
修理したり、これからする予定のオーディオと段ボール箱が、部屋中に所狭しと置かれ、「掃除できないし、第一、タバコ臭(分解掃除前は、本当にタバコ臭い)が臭い」とのことだ。
※きっと妻は「こんな部屋にこもって、機械修理して何が楽しいのかしら」と思っているのだろう。でも、楽しいのさっ!申し訳ないと整理はしたものの、しまった!修理した機器の処遇を考えていなかった(^_^;。 自宅で使うにも台数の限界があるし。
何とかせねばと言うことで、楽天オークションに出品することにした(安易)。
と言うことで、 修理した音響機器を出品 してるので、興味があればのぞきに来て欲しい。
追記
今回から「である調」に文体を切り替えてみた。
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