音響機器修理「京とんび」

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2010年09月07日
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カテゴリ: 気まぐれ

 コーヒー生豆を買った時、「鍋でも焙煎できるしね」と聞き、新しい自家焙煎を試してみた。

 いつもは お気に入りのこの焙煎器


えっ!コーヒーって自分で焙煎できるの?究極のコーヒー豆手焙煎器「煎り上手」

 美味しく煎れるのだが、「たくさん煎れない」ことと、一度にたくさん煎ると「手首が疲れる」と言う弱点がある(※一度にたくさん煎るための器具ではありません)。

  この問題を解決できる焙煎器具の代用品を手近で探してみた。フライパンは浅過ぎて豆が爆ぜて飛び出すだろうし、、、あっ、パンチングメタル(鉄製)のざるが良いのではとの安易な着想でやってみた。

コーヒー自家焙煎1
[パンチングメタルのざるでお試し焙煎中]

 中華鍋を煽るように焙煎してみた。直火なので早く煎れるようだが、見る間に焙煎ムラが発生。

コーヒー自家焙煎2
[焙煎ムラのできたコーヒー豆]

 う~ん。これでは味にムラが出てしまいますなぁ。なぜ焙煎ムラが発生するかを考察してみた。

  1. 豆一粒ずつの大きさ、含水率が微妙に異なるため、火の通り方に差が出る
  2. 炭火に面した豆が、他の豆より強く熱せられる
  3. 豆が熱せられる (大きな放射熱とそれより小さな熱伝導) のは、炭火側の一面のみである。 「煎り上手」 のように四方360度の放射熱と熱伝導・対流熱で豆が熱せられる訳ではない

 上記3つの考察のうち、1つ目は避けようがない(一粒ずつ選り分ければ別だが)。2つ目は素早くざるを煽り続ければ対策となりそうだ(ざるから豆が飛び出そう)。3つ目は、器具の材質と構造を変更する必要がある。

 以上の実験と考察より結果が導かれた。手首が疲れても、従来どおりに 究極のコーヒー豆手焙煎器 「煎り上手」 を使うと言うものだ(^_^;。

 考察3を満足する材質(熱伝導率と熱放射率の高いアルミニウム) と構造、簡単な使い勝手を有する 究極のコーヒー豆手焙煎器 「煎り上手」 は、シンプルにして実に良く考え抜かれていることが証明できた一日だった。さすが、自分が選んだだけのことはある(^_^;。

 次回も手首のスナップを利かせ、コーヒー焙煎を楽しもう。






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最終更新日  2010年09月07日 19時22分24秒
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