■主な故障と原因
■修理
分解・組み立てし易く、メンテナンス性は良好だ。
MD-A(再生)とMD-B(録音・再生)。MD光ピックアップ(SONY KMS-260E)と録音磁気ヘッドは両者で共有しており、ダビング時にはAとBを往復しながら録音をする仕組みになっている。
MD光ピックアップは、劣化が顕著だったために交換した。
ATRAC ICは、「Panasonic MN66621BRG」をMD-A用とMD-B用の2個搭載している。
ビクター(JVC)のMD搭載のラジカセ(コンボボックス)タイプの機種は、サービスマニュアルがほとんど入手できないため、思うように修理ができないのが残念なところだ。
今回は、他のミニコンポとMDユニットが同一と確認できたので、 MDユニットごとこのミニコンポに移し変え、調整を実施した。
さて、CD再生時の擦り音は、防振ゴムが劣化で経たり、スタビライザーにCDをチャッキングできないことが原因と判明。
防振ゴムを交換し、自作フェルトの下駄を履かせ、高さを調整して補修した。
表示部バックライト不点灯は、LEDの故障が原因。標準でデモ機能が動作するため、常時LEDが転倒している使用であることがLEDの劣化を早めたと思われる。LEDの明るさと色合いを調整・交換して修理。
その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。
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