『〈森・黒沢のワークショップで学ぶ〉
解決志向ブリーフセラピー』
(
森俊夫
/ 黒沢幸子
,
ほんの森出版
, 2002, 1800円)
上の本の読書メモ、つづきです。
ていうか、きょうはあまり書かずに、しょうこりもなく第3回へつづきます。
これではこのブログはブリーフセラピー講座に変わってしまう!(>。<)
ま、いっか(^~^;)
==============================
・ステップ2「ゴールについての話し合い」
(「 何がゴールなんだ
」ということを話し合っていく)
・未来の話に特化する。
・解決像(Solution Image)は北極星、
ゴールは電信柱
= 夢は大きく、目標は小さく
・ 「ゴール」というのは「これでいこう」という、もっと具体的なもの
目標
は小さく、すぐそこに見えるもの。
到達したことがわかるもの。
たとえば、歩いているときの電信柱みたいなもの。
解決像によって
「あっちのほうに歩いていけばいいんだな」
と方向性がわかり、
そして、
「まずとりあえずは、あそこの電信柱まで歩いていけばいいよね」
というゴールが設定できる。
・いったん解決像まで飛ばして、
現在の方向に引き返してきて、
現在のところよりちょっと未来よりのところに旗を立てる。
(例)「20歳になったとき、何してると思う?
大学へ行ってるかな? それともプータロー?」
「なるほど、そうなんだね。で、とりあえず明日どうする?」
・ゴールは近ければ近いほど、ちっちゃければちっちゃいほどいい。
・大きなゴールを小さいゴールに
ディスカウント(値引き)していくこと
が大切です。
確実に成功できる水準にゴールを仕立てることが仕事です。
・否定形を肯定形に変えていく
「『これからは殴らないようにする』ということはわかった。
そうすると、君は殴る代わりに、この場面ではどうする?」
(↑ 「〇〇しない」という約束を発展させることが大事!)
・質問の仕方=「どうなっていると思う?」 :必然的進行
「当然こうなっている」という「未来時間イメージ」が欲しい。
・ミラクル・クエスチョン:
解決像(Solution Image)を引き出すための質問
・視覚・聴覚・体感覚など五感をフルに使って、 リアルな解決像を構築する 。
(例) ・「今、どんなことで困っているのか、絵に描いて見せてくれる?」
↓
「あっそうか。今こういうことが大変なんだね」
今度は私が次のコマに絵を描いていきます。
(3コマ目に、説明しながら、目覚めた絵を描きいれて・・・)
4コマ目に
「そのあと、どんな風にその日はなってるかな。・・・絵に描いてみてくれる?」
・上の例のようにすると、 解決像がありありと自分のなかで体験される 。
セラピストとのあいだで「ああこんな感じか、こんな感じか」と、
2人で感じあえるものにしていく。
☆差異を明確にしていく
・においに話を振ってみるのもいい。
・その人の持っている感覚の中で得意なところを使いながら、
解決像(Solution Image)を実感のあるものにしていく。
・奇跡が起こった情景を詳細に作り上げていくわけですから、
時間がかかります。
・解決像を描いた後に、そこを起点にゴール・セッティング
(今までやっていなかったことで、絶対に失敗しないこと)
・流れを切りたいときにはミラクル・クエスチョン ==================================
長い説明をかなりはしょって載せているので、
多分ブリーフセラピーを全く知らない人は
これを読んでもちんぷんかんぷんでしょう。(^-^)
まあ、 ミラクル・クエスチョン
というのはかなり奇抜でおもしろい方法なので、
こういうのがあるのか、というのは知っておいてもいいと思います。
ここまででp129までを読み返しました。まだ3分の1程度残っています。
明日続きを書くかは・・・ちょっとビミョー。(>.<)
とりあえず今日はほかにやることがあるので、このへんで。
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