北海道沖を飛行していて、もうすぐ成田に着きそうになった頃、顔から血の気が引いていくのが自分でも分かった。ちょうど食事を配り始めようとしていたので食べれば治ると思ったのだが、配膳を待っている1,2分の間に急激に悪化し、目を開いているのに真っ暗で何も見えない状況に、、、。「これはやばい、とにかく横になりたい」と思った時にスチュワーデスさんが来たのだが、「something to drink?」と聞くだけ、、、。「貧血」って英語でなんていうのか分からずフラフラしながらうなっている僕の様子は明らかにおかしいはずなのに、、、。もうろうとする意識の中で「貧血を伝えられなくても、とりあえず水だけでも、、、」と考えて「water」とこたえておいた。