1

ぶらぶら歩きながら、東西に横断してきたアッシジ。そろそろ聖フランチェスコ聖堂が近くなってきたのか、おみやげ物のお店が多くなってきました。巡礼の町、聖地アッシジだけに、お土産も宗教的な「聖品」グッズが圧倒的に多いです。ローソクや十字架、聖画をはじめ、ロザリオやプレゼーピオなども売られています。 とりわけ、聖フランチェスコを描いたものが多いのもまた特徴。サン・フランチェスコはまるでジャ○ーズアイドル並みの人気ですでも、こういう、いわゆる「聖品」を買うならまずは聖フランチェスコ聖堂の売店に行ってみるのがいいかも。教会価格というか、ロザリオやローソクなどは格安で手に入ります。むしろ、町の「おみやげ物やさん」で買うならもうちょっと、遊び心のあるものがいいと思います♪ 修道士さんたちの姿をかたどった、ユーモラスなグッズはカワイイものもあれば「オイオイ!」っていうギリギリ路線のモノまであって、見ていてホントに面白い 実は私、このシリーズで3種類ほど買ってきたんです(笑)全部友達に渡してしまったのですが、写真にはとっておきました!上の写真は、オステリアで飲んだくれている修道士さんを、シスターが耳をひっぱりながらつまみ出している(?)ところ~。マジメな聖品とのギャップが面白くて。。。。あとの2種類も、そのうちにご紹介しますね~♪
October 19, 2008
閲覧総数 1712
2

さて、博多へ引っ越してから早10日以上が過ぎました☆仕事が忙しくて、なかなか福岡の見所にも行けなかったのですが、昨日はお休みで、天気にも恵まれたので市内を自転車で走ってみることにしましたそれに、どうしても行きたかったお店もあったのそれがここ、大濠公園のそばにあるパン屋さん、「LA SPIGA」。イタリアでパンを食べ歩いたという女性オーナーが作るパニーニや南イタリアのお菓子などが評判のお店、なんてガイドブックに載っていたので、これはもう、イタリアマニアとしてはぜひ、行ってみたいではありませんか♪ 地元の人たちで賑わう店内にはこんな、居心地の良いイートインコーナーもこの後、海へ行こうと思っていたので、最初は海辺で食べるためのパニーノを買うツモリだったの。・・・でも、こんなテーブルセットを見ちゃったら、一休みしたくなっちゃったカフェオレを注文して、パニーノを包んでもらっていたんですが、ふと見ると、「焼きたてカンノーロ、あります」という小さなカードが目に入っちゃった「ええっ!?カンノーロもあるんですか??」と訪ねると、「残りあと2個だけです」という返事。これはもう、注文するしかないですよね♪ 果たして数分後、テーブルにやってきたのはこちらサクサクの生地でリコッタチーズのクリームを包んだシチリアのお菓子。早速いただきます しっかりとした生地をさっくりとフォークで割ると、中にはチョコチップとオレンジピールがタップリ入ったチーズクリームがうううううううま~~~~~~い カンノーロのほかにも、クリームタップリのババ(サバラン)とか、美味しそうなスイーツの誘惑に、身もだえしちゃいましたよ~~♪でも、まだまだ、これから通えるもん、次回のお楽しみにとっておくことにします海でいただいたパニーノも、もう絶品でした☆ そちらはまた、今度ご紹介しちゃいます♪いいお店に出会えて、とっても嬉しかったのでした
March 6, 2011
閲覧総数 2008
3

ミラノの大聖堂から、サン・バビラ方面に歩いてくると、大通りからちょっと凹んだトコロに大きな教会があります。サン・カルロ・アル・コルソ教会。ミラノ司教で聖人のサン・カルロをまつった教会で、マンゾーニの小説にも出てくる名刹です ミラノの中心にある大きな教会だけど、大聖堂の影にかくれるような、ちょっと控えめな存在感が、かえって親しみを感じます。 ココに来て、教会が開いていると立ち寄っていくのが、最近のお気に入りになってしまいました♪ 教会の中はとっても素敵なんですよ でも、ここに来たらもうヒトツ、覗いて見たい場所があるんです。それが、教会の入り口、向かって右側に看板が出ている小さな書店です 看板には、サンカルロ書店、と書いてあるこの小さな本屋さん。・・・・こんな小さな書店ですから、実は今までなんとも思わずに素通りしていたのですが、最近になって、エッセイストの須賀敦子さんがその著書の中で何度も書いている、「コルシア書店」がココだということを知り、次回ミラノへ行ったらぜひ、覗いてみようと思っていたのですもともと、教会の物置部屋だったところを改造した書店には、教会関係者はもちろん、「聖と俗の垣根をとりはらおうとする新しい神学」の流れを受けつぐ共同体として、カトリック司祭、弁護士、新聞記者、高校教師、ワルド派の牧師、ユダヤ教のラビ、学生たちも訪れていたそうです。ミラノで暮らした10年間、須賀さんの生活の中心はここ、コルシア書店だったといっても過言ではないかもしれません。ここで働き、意見を交わし、そして最愛の夫とめぐり合ったのも、この書店でした。書店の入り口を入ると、細長い、「うなぎの寝床」を思わせる、奥行きのある空間が迎えてくれます。両側の書架に挟まれて立っていると、在りし日の須賀敦子さんが、タニノクリスチの靴を鳴らしながら、この狭い通路を行き来している姿が目に浮かびます。イタリアの歴史の中に、須賀敦子という紅の花が、今でもこの教会の横にきちんと息づいていることに、なんともいえない感慨を覚えたのであります。。。サン・カルロ教会の中の様子はこちらから⇒夜のサンカルロ教会⇒ サンカルロ・アル・コルソ教会⇒ サンカルロさんのハンカチ
April 12, 2011
閲覧総数 845
4

ヴィッラ・グレッピのレバノン杉レバノン杉について調べてたら、実は大変貴重なものであることが判明レバノン杉はその名のとおり、中近東が原産のマツ科の樹木で、太くまっすぐに伸びるその幹は良質な木材として知られ、古代エジプトやメソポタミア時代から建材や船材に利用されていたそうです。かつてレバノンに住んでいたフェニキア人はこの木を使ってガレー船を造り、全地中海へと進出したんだそうです(wikipediaより)。ところが今ではレバノン杉の伐採が大規模に進んだ結果、自生する森は消滅してしまい、絶滅危機リストの危急リストに載せられているのだとか・・・・なんとも貴重な木だったのですね~。 さて、そんなレバノン杉の枝に、たくさんの実がなっているのをみつけました でもこれって、どう見ても松ぼっくり。。。??木そのものがとっても大きいので、枝に乗っている実も、大人の握りこぶしより少し大きいくらいの、リッパなものでした。「レバノン杉」って、名前は「杉」なのに、本当はマツ科ということで、松の木の仲間なんですって。だから、実のことは松ぼっくりでいいんだそうです 「杉ぼっくり」っていうのがあるのかと思って調べたんだけど、なんだ、つまんないの~名前が「杉」なんだから、杉ぼっくりでもいいんじゃないかって思ったんだけど、レバノン杉の実を呼ぶときは「レバノン杉の松ぼっくり」って言うんだそうです。これは、同じマツ科に属するヒマラヤ杉にもいえることで、ヒマラヤ杉の実は「ヒマラヤ杉の松ぼっくり」。。。。なんか、ややこしい!?でも、こんなに貴重な木だってことがわかったので、よかったです♪ ヴィッラ・グレッピもこの木のおかげで面目躍如ってところですネこの松ぼっくり、あんまりリッパだったから、ひとつ欲しくて落ちてるのを探したんですがありませんでした。。枝についているやつを引っ張ったんですが(コラ)、こちらもすっごく固くて取れないの今度は「レバノン杉の松ぼっくり」を拾いに行きたいわ~~~。
May 4, 2010
閲覧総数 4451