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かつて何度か紹介した事のあるミラノのガストロノミア(GASTRONOMIA)のイル・サルマイヨ(Il Salumaio)。
今回のミラノ滞在は、実は最後の晩餐を見る為ではなく、この高級総菜屋さんが目的でした。![]()
ところが行って見たら前にあった筈のモンテ・ナポレオーネ(Monte-napoleone) 通りから消えていた![]()
調べ直してみたら店は3年前に移転。レストランの部が拡大されて総菜販売の店舗(デリカテッセン)が縮小。
場所柄、レストランの方がもうかるからなのでしょう。
モンテ・ナポレオーネ(Monte-napoleone)のレストラン
モンテ・ナポレオーネ(Monte-
napoleone)とナポレオン( Napoléon)
ミラノとナポレオン
イル・サルマイヨ(Il Salumaio)
Gastronomia・Ristorante・Cafe・Bistrot
Il Salumaio Monte-napoleone

黄色の円
・・地下鉄M3 モンテ・ナポレオーネ(Monte-napoleone)駅
V
・・・ヴァレンティノ(VALENTINO)
C
・・・カルティエ(Cartier)
F
・・・フォーシーズン・ホテル(Four Seasons Hotel Milano)
バガッティ・バルセッキ美術館(Bagatti Valsecchi Museum)
モンテ・ナポレオーネ(Monte-napoleone)とナポレオン
高級ブランド店が軒を連ねるこの通りは例えるなら、銀座の並木通りみたいな所。
昔は貴族の邸宅が多く、またそれを目当てに高級店がよってきた所だそうだ。
高級感ありすぎてどこも敷居が高すぎる。買い物するつもりの人でないと店内には非常に入りずらいから最近は観光客は減少しています。
モンテ・ナポレオーネは1797年~1814年のナポレオンの支配時代につけられた名前であるが、もとは、公的債務を管理した金融機関the Monte Camerale di Santa Teresの Monte通りから由来している。
ミラノとナポレオン
そもそもミラノはイタリアが正式に統一される前にナポレオンが建国したイタリア王国(イタリア中東部と北部)(1805年~1814年)の首府だった場所
だ。
ナポレオンはフランスの将軍としてイタリアに侵入。当時のイタリア半島はバラバラで、オーストリアや地元領主などの圧政に苦しんでいた。
彼らはナポレオンを解放者として受け入れ ナポレオンは奇しくもイタリア半島の統一を果たしていた
。
1804年、戴冠しフランス皇帝となる。
1805年、すでに建国していたイタリア共和国はイタリア王国となりナポレオンが初代イタリア王となるとミラノのドゥオーモで戴冠
している。
しかし 1814年ナポレオンが失脚するとイタリア王国も終焉を迎えイタリアは再び小国に分割
されている。
因みに、ブレラ美術館にはナポレオンの立派な像がある。
ブレラは、ナポレオンが整備して1809年、彼の誕生日に開館した美術館なのだそうだ。
ナポレオンはミラノの人に崇拝されている??
モンテナポレオーネ通りからのS.Sprito通り。
左の角にヴァレンティノ(VALENTINO)の店があるので目印に。
店にはこの次のGesu通りからもはいれる。Gesu通りの目印はカルティエ(Cartier)。
イル・サルマイヨ(Il Salumaio)
イタリア、ミラノ、地下鉄M3 モンテ・ナポレオーネ(Monte-napoleone) 駅から5分くらい
こちらはS.Sprito通りからの入り口
建物の名前はバガッティ・バルセッキ宮(Palazzo Bagatti Valsecchi)
今度の店舗は16世紀に建てられた貴族の大邸宅の半分を使用。残りはバガッティ・バルセッキ美術館(Bagatti Valsecchi Museum)になっている
。
美術館の方の正式な入り口は裏のGesu通り(フォーシーズン・ホテル前)
こちらからもレストランに入れる。そもそもイルサルマイヨには2つの住所があった。
ファウスト男爵(baroni Fausto) (1843年~1914年)
ジュゼッペ・バガッティ・バルセッキ(Giuseppe Bagatti Valsecchi)(1845年~193年).
バガッティ・バルセッキ宮は兄弟2家族が住むように改築されたようだ。
二人は厳格にルネッサンス時代の洋式にこだわり、室内装飾の美術工芸品も同時代の物を収集。
数十年まえまでそこに住んでいた・・と言う館は現在美術館として公開。(残念ながら入らなかった
)
最初の中庭はテラス席になっている。
どうもテラス席の方が先に埋まるらしい。テラス席に入りたい時は要予約。
奧が美術館の方
なぜ暑い外で食事をしたがるのか解らない。こちらは喜んで室内の席に ![]()

アンティークな館を生かしたテーブルセッティング
ガラス屋根が付いているが、そこも中庭の1つだった?
こちらはルネッサンス風のもとはリヴィング?
INSALATA NIZZARDA(ニース風サラダ) 18ユーロ
アンチョビでなくツナが使われている所がガッカリ。ニース風はアンチョビでないと・・。
INSALATA CAPRESE(モッツァレラチーズとトマト) 18ユーロ
SPADA (カジキマグロとフレッシュトマト、オリーブの実入りソース) 28ユーロ
TAGLIATA(スライスしたステーキ) 28ユーロ
FRUTTA FRESCA (フレッシュ・フルーツ) 7ユーロ
CHEESE CAKE(チーズ・ケーキ) 8ユーロ
飲み物はカプチーノ3.5ユーロ、エスプレッソ2.5ユーロ
他にテーブルチャージが一人5ユーロがつく。
チップ入れてだいたい二人で135ユーロ。ランチとしては高すぎるように思うが、イタリアの物価が今は高いので一人50ユーロは覚悟した方がよい。
レストランは期待していたのに普通すぎてちょっとガッカリ。
でももともとモッツァレラと生ハムとオリーブが目的。
特にモッツァレラの薫製チーズは美味![]()
Gastronomia
水牛モッツァレラーチズはKg/35ユーロ・・・1個だいたい500gくらいでだいたい3000円前後
パルマの生ハムKg/48ユーロ
オリーブの実はKg/25ユーロ ・・かつてない大きさのオリーブの実です。
カラスミKg/240ユーロ・・・1本だいたい6~7000円
※ 頼めば真空パックにして持ち帰りやすくしてもらえる。
ミラノには、他に「PECk」と言う高級食材店があります。
「PECk」をミラノ 一の高級食材店と書いている記事もあります。
確かに現在の店構えは「PECk」が高級化して見えますが、水牛のモッツァツェーラや生ハム、オリーブにしてもレベルが違いました
そちらも行って買い物しましたが、「PECk」は紅茶やケーキ、野菜、パンなども置いていて、さしずめ紀伊國屋のような高級スーパーと言った所です。
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