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監督:カール・A・フェヒナー化石燃料への依存から脱却して再生可能エネルギーへシフトする。そのためのさまざま取組みを紹介するドキュメンタリー。2010年ドイツ国内でドキュメンタリー映画最高の13万人を動員し、2011年のテレビ放映時には200万人が視聴したと言われる。ナビゲータのドイツ連邦議会議員ヘルマン・シェーアは、“電力買い取り法”、“再生可能エネルギー法”を制定させた中心人物で、ヨーロッパ太陽エネルギー協会会長を務めた。人類史における第1の革命=農業革命、第2の産業革命、第3のIT革命、そして再生エネルギーへのシフトを「第4の革命」としたのが本作品。デンマークなど、一足先に脱化石エネルギーを進める国だけでなく、未だに国民の多数が電力なしで暮らすマリなど途上国の取組みや、エネルギー浪費国のイメージがある中国の起業家の取組みなども紹介されている。ノーベル平和賞受賞したバングラディッシュの経済学者ムハマド・ユヌスなど登場人物も錚々たる方々が並ぶ。「不都合な真実」が問題提起なら、この作品は具体的な解決策を示したもの。非常に仕上がりのよい上質(お金の掛かった)のドキュメンタリー作品だ。ドイツ国内でたくさんの方が視聴し、影響を受けたことは容易に理解できる。あまりにポジティブなんで、多少陽動的な要素もあるんじゃないかと勘繰りたくもなるが、やはり、「革命」とは、そういう要素も含めて、何かに背中を押され増殖していくものだ。もちろん、これがすべての答えではなく、現実的に課題はたくさんある。ドイツの“電力買い取り法”は曲がり角を向えて、脱原発などど言いつつも、原発に依存するフランスから電力を買わざるを得ない状態。これらの問題もひとつひとつクリアしていかなければならない。再生エネルギー100%への道のりは、まだまだ茨の道である。ただ、どんな革命も小さな一歩から始まっている。そして現時点は、「小さな一歩」の段階はとうに過ぎて、「もう少しで手が届くかもしれない。」位まで来ているのだと希望を抱かせる作品だ。ドイツでの爆発的な反響を考えると、日本でも、もっとメジャーなメディアで取り上げてもよい気がするが、大事な広告主であるエネルギー産業への配慮なのだろうか。エネルギー問題に直面している日本こそが、もっと世界をリードしていかなければならない。まだまだ草の根の取組みといわざるを得ないが、再生可能エネルギーへの革命の日は近づてきている。公式サイト
2012.01.18
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FLの1つ下のカテゴリー、全国を9地域に分けた「地域リーグ」の取材記。今は無きサッカー季刊誌「サッカーJ+」に連載されたものを再編したものだそうだ。2005年から足掛け3年で、各リーグから1チームずつ取材している。また、地域リーグからJFLへの昇格を掛けた全国地域リーグ決勝大会(地域決勝)や、地域決勝への出場を逃したチームが、敗者復活戦と位置付ける全国社会人サッカー選手権大会(全社)についても取材している。この作品を読んだきっかけは、信州ダービーを取り上げたドキュメンタリー映画「クラシコ」が、企画構想の際に参考にしたと聞いたからだ。松本山雅自体はほとんど登場しないが、山雅のようにJに昇格したチーム、いまだ苦悩の中にあるチームなど、各チームの「夢の途中」の理想と現実を垣間見ることができる。サブタイトルは『地域リーグから見たJリーグ「百年構想」の光と影』とあるが、そうしたクラブのあまりよく知らない舞台裏を知ることができる。また、「J2昇格より難しい」、JFL昇格を掛けた地域決勝のまさに「生死を掛けた闘い」の模様なども興味深い。紹介されているクラブは以下の通り。グルージャ盛岡(2005年7月)V・ファーレン長崎(2005年9月)ファジアーノ岡山(2006年1月)ウエーゲン金沢(2006年4月)カマタマーレ讃岐(2006年7月)FC岐阜(2006年10月) -第30回全国地域リーグ決勝大会(2006年11月)FC Mi-Oびわこ Kusatsu(2007年4月)FC町田ゼルビア(2007年6月)ノルブリッツ北海道FC/とかちフェアスカイ ジェネシス(2007年8月) -第43回全国社会人サッカー選手権大会(2007年10月) -第31回全国地域リーグ決勝大会(2007年11月)上記の中でも、現在はJ昇格を果たしているチームもあるが、地域リーグから駆け上がったチームは結構多い。それだけに、Jを目指すクラブが次々と生まれてくる。クラブ結成時の「熱」をうまく昇華してJへ駆け上がれるか、停滞とともに「熱」が冷めてしまうのか、昇格への賞味期限は限られている。ほとんどのチームがアマチュア選手を抱えて、土のグランドで夜間練習を強いられている。また、全社大会はアマチュア(仕事を持つ=休めない)前提ゆえに、参加32チームがたった5日間でトーナメントを行う。(2006年当時のレギュレーション)そんな過酷な状況下でも、選手たちは偉く前向きだ(強がりの面も多少はあるのかもしれないが)。プレーできる環境を感謝し、また希望を捨てずに日々できることをやっていこうとしている。それだけに、地域決勝の闘いは生きるか死ぬかの闘いになる。そんな一世一代の大会だが、もともとはアマチュア1部リーグへの入替え戦だったため、さまざまな歪が生じていると筆者は批評している。(これは2007年当時だが、今はどうなのかな?)いずれにしても、地域リーグをどうやってすり抜けるかが、J昇格への最大の難関なのは間違えない。(「クラシコ」でもそこに触れている。)Jリーグ百年構想で各地に誕生したJを目指す地域密着型クラブ。そして、近年次々とJ2昇格クラブが増えて、ついにその数は22チームに。いよいよ、JFLとの入替戦も視野に入ってきた。また、今後もJ目指すクラブは生まれてくるだろうし、各カテゴリーの入替えが、ますます混沌としていくのではないか。やっと昇格を果たしても、また地域に落ちる可能性が出てくるのか。ビッククラブがある一方で、こうしたクラブがあることがサッカーのおもしろさだ。公式サイト
2012.01.08
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