2022.12.27
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お世話になっている方にクリスマスプレゼントを
お渡しするようになって、10年近く経つ。

「一年間、ありがとう」それだけの気持ちでやって
きた私のルーティンワーク。

ただ今年は寒波襲来でお店を開けることが出来ず、
店を出しているところで長年お世話になっている
ある方にプレゼントを手渡しすることが出来なかった。
その方は公〇員なので、暦通りでいけばおつとめしている
某所に立ち寄ればお渡し出来るだろう・・・

すると思いがけない返事が返ってきた。

要約すると・・・
かなり稀少な癌に罹患し、治療に専念するために
休職しているので、職場には居ない、ということであった。
鈍器で頭をカチ割られたような衝撃だった。

書かれていた癌は、検索してもヒットしないくらいの
珍しい癌で、治療法も確立しておらず、
予後もよろしくないということしか分からなかった。
その方のために何か出来ないか・・・その思いが頭の中を
駆け巡る。
自分のネットワークを駆使して、最善と思われる

それは民間療法に近いものだが、エビデンスもあり、
私の近しい人がそれ(施術)をやっているということで、
経済的にも体にも負担をかけずに受けていただける
理想的な形である。
それをする、しないはご本人の自由だが、

くださるといいな、と思っている。

先ほど偶然にも「日本一長い遺書」というブログを
紹介したニュース記事を目にした。
享年33歳の女性が遺した覚悟のブログである。


「幸せのハードルを自ら高くしてしまう人は
一生不幸です。


たった
これだけの幸せも、私にはありません。

両親の顔を知っているのなら、あなたは私よりも
幸せです

たとえば32歳の誕生日をガンにならずに迎えると
いう幸せも私にはありません。

もしあなたが32歳の誕生日を健康に迎えたことが
あるのなら、あなたは私よりも幸せです」
 
(略)


私としたらどうだろう。
無いことばかりに目を向けているではないか。
その知人のことも相まって、己の愚かさを
ただただ恥じ入るばかりだ。

生きて、呼吸して、食べて眠り、明日が来る・・
そんな日常が既に「幸せ」なのだ。
そういう当たり前のことに気が付かせてもらった。


間もなく2022年も終わろうとしている。





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Last updated  2022.12.27 02:43:58
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