
昨日の夕方、テレビのチャンネルを回していたら、
「花組芝居」の篠井英介さんが母校の小学校へ行って、
「見えないものをつたえよう」というテーマで、
チェーホフの「桜の園」を題材に子ども達に演劇をさせていた。
「桜の園」を私はお恥ずかしながら通して読んでいないのだけれど
演劇雑誌で聞きかじったところによると
確か、ロシアの没落した貴族が、
庭の桜の園を売るのをためらっていて
もし、庭を早期に売れば家屋までは取られなかったのに、
桜の園に愛着がありすぎていて
やがてにっちもさっちも行かなくなるという
「喜劇」だったはずなんだけど、
日本人は桜に思い入れが深い民族なので
「悲劇」と解釈して上演することが多いのです。
まあ、ともかくも、こんな内容を小学生に授業でするのはなぜかしら、
と番組を見始めて
![]()
でも何を見て刺激をされたのかはその時には全くわからずじまい。
見たと言っても最後の10分だけ。
私の見たところは、篠井さんが子ども達を数班に分け、
各班ごとにキャストを割り振りし、
子ども達自身でセリフにふさわしい動きを考えさせて、
最後に発表会、という流れ。
前半20分は見ていません。
発表会後には子ども達の口々から、
「見えないものも大事なんだと思いました」
という感想が溢れていました。
何が良かったんだろう?と深く反芻。
子供の、素人のお芝居なので、説明的な動きも多かったのですが、
篠井さんの影響を受けたことで、
リアクションに開眼したんじゃないかしら、と納得。
上手い下手でなく、
相手を見て、受けて、そこから反応するのと
ただ投げるのと違いを経験する。
それがこの授業の目的だとしたら
何てすごい贈り物。
1958年石川県金沢市生まれ。
日本大学芸術学部演劇学科卒業後、劇団「花組芝居」を経て、個性派俳優としてテレビドラマや映画で活躍。舞台では女性役を演じることが多く、「Hamlet」「欲望という名の電車」「サド侯爵夫人」などの演技で好評を博している。洋の東西、男と女を自由に行き来する独特の存在感を持った稀有な俳優である。幼少期より親しんだ日本舞踊では、師範名取の資格を持つ。
篠井先生の授業は金沢に古くから残る茶屋街から始まります。大きな畳の部屋で襖の開け閉めからお茶のお作法、踊りのお稽古と続きます。一体これは、何のための授業なのか・・・実は、作法や踊りは今回の授業のテーマである「見えないものを伝える」ための最初のステップなのです。
篠井さんは幼少の頃から日本舞踊を習い、やがて演劇の世界を志しました。子どもの時から、表現という「目に見えないもの」の素晴らしさ、奥深さを感じていたからです。そんな篠井さんが子どもたちに教える「目に見えないもの」とそれを伝える技術。
篠井さんの授業は徐々にステップアップしていき、子どもたちは身体の動きを意識した演技を学びます。身体の動きや表情の違いひとつで、台本には書かれていない「見えないもの」が伝わりました!日本舞踊と演劇に通じた篠井さんならではの授業です。
マイナスイオン発生装置 2014.10.18
森の木琴 2012.06.04
元気になり、買い物に行きました。 2011.03.20 コメント(2)
PR
キーワードサーチ
コメント新着
きぃママ0120さんカテゴリ
サイド自由欄