数日前、父に公園に連れて行ってもらって歩く練習をしていた時のこと。
近所に住む御婦人が「まあ、うちのお父さんと同じ病気?」
と声をかけてくださった。
もしわけないのだけれど私は面識が無い。しかし父は同世代で顔なじみの方だった。でもご主人が倒れていた話は知らなくて、しばし話こむ。
その方のご主人が脳梗塞で倒れたのは2年前。体にはあまり後遺症が残らなかったけれど、失語がひどくてご苦労されたという話。でもそれも努力してスラスラと言葉が出るようになったとか。
「んー、でも、それを聞いても私にはなぁ」と思っていたところで、
御婦人は、亡くなったお姑さんも80歳過ぎて脳卒中で倒れて、
しかもお姑さんの場合は半身麻痺で体のダメージが大きかったのだけれど、
その曲がった指で棒針編みをしたり、
胡桃を2ついつも手に持って自分でリハビリを続けたことで、
3年後には手が使えるようになり、
おばあさんは靴下を編んで編んで、みんなにプレゼント。その数50足。
しかも100歳まで生きていらしたことを思い出して語って下さった。
「80歳過ぎてあたって、寝たきりにならないだけでもすごいのに…」と思いました。
いや、それにしても、「私も努力すればこの手をいつか使えるようになるかも」と思わせていただいたことがありがたく、さっそく胡桃を使用しています。
実際に実るかどうかじゃなくて、何もしない時間が延々と過ぎて行くのは辛いのです。
かといって、自分が全然信じていないまま、何年後に出るか出ないかもわからない努力を積み上げていくのは苦しい。
だから「3年後」という目標が現実的で、長すぎずにとてもありがたいのでした。。

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