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*******************ころんで ないた。ぶつけて ないた。けんかして ないた。しかられて ないた。********************子どもがなくりゆうは いろいろあると思います。我が家でも きょうだいげんかでまけたから ないたとかおもちゃがみつからないといって ないたとかしゅくだいがわからないからといって ないたとかほんと、一日中、ないてます。いつになったら なかなくなるんでしょう。『ないた』中川ひろたか・作長 新太・絵金の星社
2005年08月01日
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ねずみを中心とした、とても季節感のあふれる絵に、やさしい詩をつけた絵本です。いちがつは おしょうがつにがつは ゆきあそびさんがつは しょしゅんの 安定しない天気しがつは あたらしいいのちのいぶきごがつは みどりろくがつは いちばんすばらしいことしちがつは あついなつはちがつは りょこうくがつは やがてくるふゆへの じゅんびじゅうがつは ぶどうじゅういちがつは かれはじゅうにがつは あたたかいおうち日本だと 6月は梅雨だけど、この絵本では一番いい季節なんでしょうね。そして10月。日本ではぶどうの季節は済んでいるし、それほど重要な果物じゃない。でも、ぶどうは、ワインの材料であり、ヨーロッパにとっては、特別な果物なのでしょう。『ねずみのつきめくり』レオ=レオニ 絵谷川俊太郎 詩佑学社
2005年07月31日
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麦を育てる農夫と、麦を狙うからすの間の争いが中心のお話です。ですが、どちらか一方が勝った、というのではなく、最終的には仲直りします。読み終わった後の感想は、「よかった~」という気持ち、それも優しく心地よい「よかった」なんですよね。子どもたちも、これから友達とけんかすることもあるでしょう。友達同士のけんかの 仲裁をすることもあるでしょう。ちょっとした言葉や誤解で 嫌な気持ちになることも あるでしょう。そんな時 この話を 思い出して欲しいな、と思いました。『6わのからす』レオ=レオニ 作・絵谷川俊太郎 訳佑学社
2005年07月30日
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この話は、天敵の鳥たちから、勇気と知恵を持って自分の身を守ったしゃくとりむしの話です。絵本ですので、字だけではなく、絵を見ながら、「こうやって計っているのね」を、子どもたちに見せながら説明することもできます。でも最後に、「わたしのうたをはかって」と言われたときは……。『ひとあし ひとあし -なんでも はかれる しゃくとりむしの はなし -』レオ=レオニ訳 谷川俊太郎好学社
2005年07月29日
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にじがいけの まんなかの ちいさいしま。そこに、3びきのかえるが すんでいました。だけど、その3びきは、まいにちけんか。「ぼくの みずだぞ」「ぼくの じめんだぞ」「わたしの くうきよ!」聞いていると、まるで兄弟げんかのようですね。そんなかれらが 仲良くなる日は来るのでしょうか。『ぼくのだ! わたしのよ! - 3びきの けんかずきの かえるの はなし -』レオ=レオニ訳 谷川俊太郎好学社
2005年07月28日
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うさぎたちの すんでいる にわは とても美しくて へいわでした。あるひ、としよりうさぎが たびに でるまえに、2ひきの こうさぎに こう言って でかけました。「にんじんは すきなだけ たべていい。だが りんごは たべては いけない。たべたら きつねに やられるぞ」にんじんは 土の下に あるから、気づきにくいけど、りんごは 食べたら うさぎが いるのが わかってしまいますよね。としよりうさぎの アドバイスは もっともなことだと 私は思いました。こうさぎたちは としよりうさぎの いいつけをまもり、りんごは たべませんでした。 だけど あることを きっかけに たべて しまうんです。そして、こうさぎの そんざいは きつねにばれるのですが……。このはなしは、としよりの 忠告を聞かなかったらどうなるか、という話ではなく、もっと深い意味が感じられます。一度の失敗で学ぶことは、同じ失敗を繰り返さないことではなく、どうしたら成功するのかを考えなさい、というお話なのでしょうか。だって、こうさぎたちは、その後も りんごを 食べ続けたのですから。『うさぎたちの にわ - りんごの すきな うさぎの はなし -』レオ=レオニ訳 谷川俊太郎好学社
2005年07月27日
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おいしそうな キャベツに かたつむりたちが すんでいた。ある日、ちびかたつむりが せかいいち おおきな うちが ほしいと、おとうさんに言った。おとうさんは、ちびかたつむりに 「せかいいち おおきな うちを 持った、かたつむり」の はなしを した。****************************うちは メロンみたいに おおきく なった。おまけに、しっぽを ぷるぷる ふって、つのかざりまで くっつけた。(中略)はっぱを ぜんぶ たべつくし、くさしか のこらなく なった あるひ、かたつむりたちは べつの キャベツへと ひっこした。ところが かわいそうに、ちびかたつむりは うごけなかった。うちが あんまり おもすぎて。****************************やがて、そのかたつむりは、たべものもなく、やせほそり、きえてしまうのですが、そんなはなしをきいた ちびかたつむりは、やっぱり うちは ちいさいほうが いいと 思い直すのでした。『せかい いち おおきな うち - りこうになった かたつむりの はなし -』レオ=レオニ訳 谷川俊太郎好学社
2005年07月26日
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ちいさなおばけのブーが、こんやはじめてにんげんをおどかしに でかけることになりました。「ヤスパーのうちがいいわ」ということで、ヤスパーのうちへと出かけます。だけど、ヤスパーのうちでは、大人たちがテレビを見てたんです。テレビを知らないヤスパーは、何を怖がったのでしょう。そして他にも、ブーが知らないものがいっぱい!さて、ブーは無事、にんげんをおどかすことはできるのでしょうか。『こわがりおばけのブー』ビルヒッテ・ミンネ・さくリスケ・レッメンス・えひしき あきらこ・やくフレーベル館
2005年07月25日
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この本を読み終わった後、子どもと二人して「これ、全然 意味わかんない~!」と叫んでいました。一通り読んでみたんだけど、最初は楽しく騒いでいたのに、なぜここで争いになるの?????その流れが 全く 理解できなかったのです。訳者の谷川氏は「今度私の訳した3冊の絵本にも、レオニの不安と、それ故のメッセージが読みとれるように思えるからです。」と書かれていますが、その前の文章を読んでも、何の不安なのかが、やはり理解できませんでした。今回のお話の中に出てくる『マルディ・グラ(懺悔火曜日)』を調べてみましたところ、ニューオリンズのマルディ・グラは、世界3大祭りにもあげられているとか(私は知らなかったです)。カトリック教徒がイースター前の絶食より先に、肉を腹一杯食べようとしたのが始まりだとか。飲んで踊って騒いで、けばけばしい衣装をつけ、コインやカップを投げながら町中を歩く祭りは、人々の心を解放するだけでなく、「このくらいならいいだろう」と、秩序を守る気持ちをも、壊してしまうものだったのかもしれない。レオ・レオニの話には、そういった祭りの裏に潜む人間の心を風刺したのだろうか。『みどりの しっぽの ねずみ- かめんに とりつかれた ねずみの はなし -』
2005年07月19日
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これはイヌイットの少女が、おかあさんに「かあさん、わたしのこと すき?」と尋ねる絵本です。少女がいたずらをしたときは おこりますが、それでも、あなたのことがすきよ、というメッセージを送り続ける、とっても温かい内容です。こういう絵本、子どもって好きですよね。「かあさん、わたしのこと すき?」「ええ すきよ、だいすきよ」「どれくらい すき?」「わたりがらすが たからものを すきなのよりも、もっと いっぱい。」『かあさん、わたしのことすき?」バーバラ・ジョシー作バーバラ・ラヴァレー絵わたなべいちえ訳偕成社
2005年07月18日
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きつねくんがひっこしてきてからというもの……。きゅうにおかしなことばかり おこるようになりました。りすくんの どんぐりに いしが混じっていたり、ライオンぼうやが、水をかけられたり、ゾウさんのおしりに、らくがきされたり。モグルは、みんなに 聞き込みをすることにしました。聞き込み調査のけっか、 やはりきつねくんがあやしい……。『しかけえほん たんていモグルのきつねくんがあやしい』木村裕一・作渡辺有一・絵ベネッセ
2005年07月17日
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エルフは、わかくて つよい、とてもおおきな おすの だちょうです。ひといきで 千メートルはしったことが あったので、みんなはエルフと、よぶようになりました。エルフとは、アフリカのことばで 千のことなのだそう。ある日、エルフは仲間を助けるために、ライオンと戦います。やっとのことで、ライオンを追い払ったのですが、エルフは片足を失ってしまいました。片足を失ったエルフは、歩くのもやっと。エサを探すのもままならず、だんだんと弱っていく様子を見ているのは辛いです。しかし、エルフのすごいところは、そんな状況の中でも、仲間を恨む心がないことなんですよね。かわいそう、辛そう、という同情的な気持ちを持つことはできますが、恨みや妬みのような、負の気持ちがないため、思っていたほど暗いイメージは感じないです。『かたあしだちょうのエルフ』文・絵 おのき がくポプラ社
2005年07月16日
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ひろい のはらの はじっこで、4ひきの ちいさな のねずみが いました。おいしいのいちごを みつけることが できなかった のねずみたちにレイモンドおじさんは「とりたちが さきに きたんだ」といいました。のねずみたちは、とりたちに腹をたて、「とりたちなんか くたばれ!」とさけびました。ニコラスは、まだとりたちにみつからない のいちごを さがしにでかけました。途中大きな鳥にさらわれますが、別の鳥の雛たちと仲良しになります。そして、ニコラスは、鳥に対するイメージがすっかり変わるのですが……。相手を良く知ること、仲良くすることの 大切さのメッセージが入っている本だと思いました。『ニコラス どこに いってたの?』レオ・レオニ 作・絵谷川 俊太郎 訳佑学社
2005年07月15日
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やまのふもとにすんでいる、ごんべいじいさんは、とっても楽しいおじいさん。しごとしながら歌う歌は、とっても楽しい歌でした。やまのきつねのつねきちは、このうたが大好きで、ごんべいじいさんとお友達になりたいと思うようになりました。だけど、なぜか うまくいかない。それどころか、じぶんのせいで、ごんべいじいさんはケガまでしてしまいます。このままで つねきちは ごんべいじいさんと ともだちになれるのでしょうか。文章も絵も、リズミカルでとても愉快です。特に、ごんべいじいさんの うたが とても たのしいです。******************************どっこい どっこい どっこいしょおてんとさまの あかるいうちにそうれ げんきに はたらけ よいしょにわとり コケコうまっこ ヒヒヒンどじょっこ ふなっこうかれて うたうどびん てつびん すっから ぴん********************************『にじのきつね』作・さくらともこ絵・島田コージポプラ社
2005年07月14日
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えんぎをかつぐことでゆうめいな、ごふくやのだんながいました。***********************************『うえ』という ことばは すきですが、『した』は きらい。『かみ』が よくて、『しも』が いや。『あがる』と きくと よろこびますが、『さがる』ときくと おこります。**********************************だから店で働いている者たちは、そりゃもう、大変!『した』も『しも』もついつい、使っちゃいますよね。今日の我が家だって、「早く下におりてきて、ご飯の準備を手伝って!」と言いましたが、もう「した」「おりる」を使っているのよね。そんなところに、ざる売りが通りかかりました。『こめあげザルぅーっ』との売り声にだんなさんは、「なんてえんぎがいいんだ」ってことで、ザルを買うことにしました。店の者はざる売りに、だんなさまのえんぎかつぎの話を、こっそり教えてあげました。いいことを聞いたざる売りは、『うえ』『かみ』『あがる』を使いよう、気を遣ったおかげで、おこづかいをたんまりもらえます。が、最後の最後でうっかり……。らくご絵本『えんぎかつぎのだんなさん』話 桂 文我絵 梶山俊夫福音館書店
2005年07月09日
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やかんに乗って宇宙を旅するネコのクニャンコはかせ。うっかりやかんの取っ手を握ってしまったアキラは、クニャンコはかせと一緒に旅をするはめに。クニャンコはかせと出かけた星は、人間も木も建物もみんな横に曲がっているヨコッチョ星、小さな字を使うと牢屋に入れられてしまうジオーキ星、そして……。**************************************「じゃあ、ハンタイ星にいくか。」 はかせは、赤い星をゆびさしました。「どんな星?」「あの星では、よるになると、かおをあらって、学校にいく。あさ、歯をみがいて、ねるんだ。」「なんだ、学校へいくのか。なら、ふつうだ。」「わはは、学校がはんたいになってるんだ。先生が生徒で、生徒が先生。」*************************************一体学校で何を教わるのでしょう。このお話ですが、私が子どもの頃、読んだ記憶があります。とっても面白くて、わくわくして読みました。我が家の子どもも、とても楽しそうに聞いていたから、面白かったのでしょう。『やかんねこ』矢玉四郎・作岩崎書店
2005年07月07日
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後日談とは違うのかもしれませんが……。この本には、「妖怪の夜店に人間が混じることもあるし、人間の夜店に妖怪が混じることもある」というようなせりふがありますが、私は最初これを読んでもぴんときませんでした。それは最近の夜店って、カラフルなんですよね。売られているのは、わたあめ、焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、かき氷、クレープ、おもちゃなどなど。見ているだけで楽しく、うきうきしてきます。ですが、何日か考えていく内に、私が小さい頃の夜店はどうだっただろうか、そこまでたどり着いたんですね。小さい頃、親に連れて行ってもらった夜店は、それほど数は多くなく、どんなに明るい場所にあっても寂しい印象は拭えませんでした。また近所の神社の夜店は、まっ黒な布をバックに的当てゲーム、いかがわしいくじ屋、お化け屋敷まで見かけたような気もします。占いやお札を売っているコーナーもあって、今に比べると、確かに不気味だったかも。
2005年06月29日
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昨日はP31まで読み聞かせましたので、今日はその続きです。今日は、変な夜店でラムネに閉じこめられたたっぺいが無事、ラムネから脱出する場面です。-----------------------------------------(え? ぼくはラムネの中にいるのに、あそこに、なんで、もう一人のぼくがいるの?)「ヒィーッホッホ。ふしぎに思ってるな。おまえ、自分がどこにいるのか、わからんのか。ゲンゴロウゲームで、おまえはラムネの月玉があたったんや。月玉は、たましいをとじこめる道具や。もっとも月玉にとじこめられたのは、おまえのたましいだけやから、体はここにのこってるがな。---------------------------------------なんだかだまされるようにラムネに閉じこめられたたっぺいですが、実は簡単な方法で脱出ができるんですね。そうとは知らないたっぺいはまだラムネのびんの中にいますよ。
2005年06月28日
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たっぺいは、お月見の前日、百怪寺のそばに住むおばあちゃんちに出かけました。その帰り道、すっかり日の暮れた百怪寺の参道で、夜店がずらっと並んでいるのに気づきます。-------------------------------------------(ちょっとだけ、ちょっとだけ。) 自分に言いわけしながら、参道へ入ると、思ったより、たくさんの夜店でした。 七色のあじ・ハッカパイプ。ビックリわたあめ。魔女リンゴあめ。どうぶつ・ガラスざいく。めいぶつ・あめざいく。ねんぶつ・ゆめざいく。イカやき。タイやき。おやきゆうれい。ソースせんべい。変身お面。わけあり古道具。金魚すくい。厄よけ札屋……。 よくしっている夜店にまじって、よくわからない夜店もならんでいます。(なんか、へんだな。) たっぺいは、みょうに、おちつかない気もちになりました。-------------------------------------------たっぺいは、ゲンゴロウゲームでラムネが当たるという、ラムネ屋で、ゲームをすることに。『妖怪ラムネ屋』越水利江子・作篠崎三朗・絵あかね書房
2005年06月27日
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------------------------------------ ぼくの うちに でぶの 黒ネコが います。 年は ぼくと 同じ 八さいですが、 ぼくよりも 三か月はやく 生まれました。だから とても いばっています。 名まえは タケコ。まるで おばあさんみたいな 名でしょう。 でも とうさんの 子どもの ころから ずーっと うちの かいネコの 名は タケコに きまっているんです。 ぼくの 名は ケン。 タケコに ケン。二つの 名を ならべると、 ネコの ほうが えらそうです。タケコと ぼくは なかよしです。 でも、ときどき けんかも します。そんなとき、 タケコは ネコだからって えんりょなんか しません。------------------------------------こんな出だしで始まるお話ですが、まさか ネコのタケコが字を読むことができて、ケンと お話できて、ワープロで字を打つことだってできると想像できましたか?タケコとケンのやりとりを見ていると、まるで仲の良い兄弟か、親友同士のようです。けんかだって、どちらも遠慮してないし、日記に書く内容も、ほとんど同じ。だけどある日、ケンの日記帳が窓から落ちて、清掃車の上に乗っかってしまったのです!さあ、大変。ケンとタケコは、必死で清掃車を追いかけましたが……。『ネコとぼくのドキドキ日記』いわま まりこ・作かみや しん・絵教育画劇
2005年06月26日
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『こねこのチョコレート』を読み聞かせたあと、「この子、4つだよね。自分のおこづかいで、弟へのプレゼントを買うのよね? うちの子、4つだとまだ、自分で管理できるおこづかい なかったよねえ」そう、我が家の子どもたちには、4つで 家族のプレゼントを購入する知恵を期待するのは はっきりいって「無理!」なのだ。それに、今でさえ誕生日のプレゼントは「1つ」。家族一人につき、1個じゃないのね。そう考えると、欧米の人たちとは、プレゼントを贈る習慣が全く違うんだと思う。おこづかいに対する考え方も 全く違う。どっちがいいかという判断はできないけど、文化の違いを考えさせられる絵本だった。
2005年06月25日
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4さいのおんなのこジェニーは、もうすぐ3さいになるおとうとクリストファーに誕生日プレゼントをよういします。たった100円の、こねこのチョコレートです。はこの中には8こ入っています。ジェニーは翌日のおとうとの誕生日のために、自分の部屋のたんすの中に、チョコレートを隠しました。だけどその夜、「こねこのチョコレート、ひとつ たべたいな」ジェニーは、おもいました。「はこの中には、八ひきも こねこが いるのよ。あたしが ひとつくらい たべたって、クリストファーは、気にしないとおもうな」とうとうジェニーは、チョコレートを1個、食べてしまいました。さて、次の日、どうなったでしょう?弟のために プレゼントをよういするなんて、うちでは考えられない……。『こねこのチョコレート』B・K・ウィルソン 作小林いづみ 訳大社玲子 絵こぐま社
2005年06月24日
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この本を読み聞かせた後、内心「こまったぞ」と思った。何しろ、主人公のわがままを全部かなえちゃうんだから。母親としては、子どものわがままを全部受けいれるつもりは毛頭無い。でも、話を聞いている子どもたちって、自分もわがままをいってやるぞー! と思いつくのではなくて、自分もこんなふうにわがままを言ったら、お母さんはどんな反応をするんだろう?こんな らいおんがいたら?と、想像するだけなんでしょうね。
2005年06月12日
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運転手さんのはやしさんが風邪をひいて寝込んでしまいました。「いつまでもやすんではいられない」と、相棒のタクじいは、一人で仕事に。だけどね、運転主席に誰もいないタクシーなんて、誰が乗るでしょうね。みんなも気味が悪いとそう思ったの。仕方ないからタクじいさんは捨てられていたマネキンを運転手代わりに乗せました。するとこんどはね、いらずらきつねがやってきて、タクじいを脅かそうって乗り込んできました。さてこの一件、どちらに軍配が上がったでしょうか?『おばけタクシーのタクじい』鈴木浩彦・さく鈴木妙子・えPHP研究所
2005年06月11日
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しんくんが テクテクあるいていたら、ライオンに あいました。普通はここで、「わー! らいおんだ! にげろ~!」と叫んでパニックになるのですが、このお話に出てくるらいおんは、ちっとも怖くないんです。頭に水をかけて、あれあれあれ??とまあ、まるで手品を見ているかのような絵本です。『しんくんとへんてこライオン』長 新太 作小学館
2005年06月10日
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「ぼくが あさ めを さましたら、」こんな一文から始まるお話、みなさんだったらどういう風にストーリーを展開させますか?「もうお昼だった」「すっかり寝坊していた」「おねしょしているのに気づいた」でしょうか。このお話では、目が覚めると、となりになんと、ライオンが寝てたんです!で、このらいおん、とってもこわ~いらいおんだけど、ぼくのいうことだけはよく聞くんだ。そんならいおんにも、なんと怖い物が一つだけあって・・・。「よわむし らいおん」八木田宜子 文長 新太 絵徳間書店
2005年06月09日
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「このしまうま、へんなんだよ」この本を読んだ子どもたちの感想です。おにいちゃんしまうま、いもうとしまうまが散歩に出かけました。最初は二人仲良く「ドレミファソ」かけっこしたり、ジャンプしたり、こかげで休んだり……。そして仲良くおうちに戻ってきます。しまうまの模様が、鍵盤になったり、バーコードに変わったり、芸術的なアートを楽しめる、そんな絵本です。『しまうまのさんぽ』U.G.サトー 作福音館書店
2005年06月05日
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しんくんは、しんぱいしょうのりすのおとこのこ。のんちゃんは、のんきなりすのおんなのこ。そんなふたりが もりのなかを 歩いていると、どんぐりが てんてんと おちていました。「これをたどっていったら なにか いいことがあるかもしれない」とのんちゃんがいうのに対して、「かいぶつがまちぶせしているかもしれない」としんぱいするしんくん。さて、どんぐりの先には、何が待っていたでしょう。『しんくんとのんちゃん かいぶつのおとしもの』とりごえ まり 作アリス館
2005年06月04日
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先月『ぞうの金メダル』を読み聞かせましたが、だからというわけではないですが、子どもたちの得意なこと(家族の中で)を探してみました。そうしたら、今の時点ではお姉ちゃんは、バタフライと背泳ぎ、平泳ぎ、クロール、持久走、習字妹の方は、二重跳びとあやとび、50m走だそうです(子どもたちに聞いたら)。1年後は、どう変わるかしら?
2005年06月03日
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先日、『きょうりゅうトプスのだいぼうけん』の紹介をしたのですが、さて我が子のぼうけんぶりはどうでしょう。上の子は、ぼおっとしていて、どちらかというとおとなしくじっとしているタイプ。下の子は、お兄ちゃんお姉ちゃんに遊んでもらうのが当然で、大きい子について回るタイプ。そのせいか、冒険するとしたら下の子の方が多いです。幼稚園に行く前は、私と長女が風邪をひいて寝込んでいる間にお友達の家に行っていたり、夕方遅く近所のお姉ちゃんたちに連れられて、遠くの公園に遠征していたり……。運良く、チラノのような乱暴者には出くわさなかったけど、今は治安も良くなくなっているし、小さな冒険も考えものだわ。
2005年06月02日
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たくさんの ゆかいな いしが どんどん 登場する 絵本です。はまべや いしを イメージしてなのか、白黒を基調とした、レオ・レオニの 絵本としては、色がないのが 特徴です。また ストーリー性も なく、人の顔をした 石、 動物の 形を した 石など、読むより、子どもと一緒に いろいろな形の 石を 探して 楽しむ 絵本のようです。『はまべには いしが いっぱい』レオ・レオニ作谷川俊太郎訳ペンギン社
2005年06月01日
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こどもきょうりゅうトプスが、お友達のアンキロと、おとうさんたちにだまって、こっそり森に遊びに行きました。おいしい草を食べ、家への帰り道、チラノにばったり出会ってしまった!「たすけてー!」と二人は逃げ出して・・・。かわいいきょうりゅうの絵と、優しくて強いお父さん、お母さんとのやりとりが、とても印象的な絵本です。文章もそれほど多くないので、小さな子にもお勧め!『きょうりゅうトプスのだいぼうけん』にしかわおさむ ぶん・え教育画劇
2005年05月31日
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この絵本が出版されたのは1949年のアメリカ。50年以上経った2001年の秋に、日本で出版されました。----------------------------スプーンはたべるときに つかうものてで にぎれてくちの なかに あうんと おさまりたいらじゃ なく くぼんでいてちいさな シャベルみたいにいろいろな ものを すくいとるでも スプーンに とって たいせつなのはそれを つかうと じょうずに たべられると いうこと--------------------------まるで詩のような文章ですね。我が家の長女が特に気にいったのは、最後の1ページ。--------------------------あなたは あなたあかちゃんだった あなたは からだと こころを ふくらませちいさな いちにんまえに なりました--------------------------子どもって、「今のままでいいのよ」というととっても安心するのですね。「甘えん坊さんなところも、泣き虫なところも、あなたらしいよね。そのままでいいよ」と、私が言うと、とっても喜んでいました。『たいせつなこと』マーガレット・ワイズ・ブラウン 作レナード・ワイスガード 絵うちだややこ 訳フレーベル館
2005年05月30日
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犬の訓練士、スピッツかわいのうちには、たくさんの犬が住んでいます。この本の主役はブルドッグのハクション、チワワのドロップです。ブルドッグのハクションは、顔も怖い、体も大きいので、見た目はすんごく怖いのに、実は気がとっても弱い。黒星けいぶから「つよそうな犬」を連れてきて欲しいと頼まれ、ハクションを連れて行きました。----------------------------------------------------------みると、どの家にも大きな犬がいる。もし、犬をけしかけられたらかなわない。そこでおれをよんだというのだ。「ブルドッグをつれてきてくれたとはありがたい。もちろん、つよいんだろうね?」「いえ、ぜんぜんつよくないですけど。」「え? どうして?」「だって『つよそうな犬』っていったじゃないですか。『つよい犬』っていってくれればほかの犬をつれてきたんですけど……。」-----------------------------------------------------------とまあ、間違ってつれてこられたハクションですが、なんとその後ちゃんと活躍するんですよ!『わんわん探偵団 おりこう 猛犬注意事件の巻』杉山 亮 作廣川沙映子 絵偕成社
2005年05月28日
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もし、ぞうがオリンピックに出たら、何個金メダルがとれるでしょうか?私だったら、重量挙げ、柔道(無差別級)くらいしか思いつきませんでしたが、この本では、円盤投げ、野球、バレーなど、さまざまな競技で金メダルをとっています。そしてすごいのが、100m走。なぜ短距離で? チーターが優勝じゃないの? と思われる人は、ぜひ本を読んでみてください。ちゃんと理由があるんですよ。『ぞうの金メダル』斉藤 洋 作高畠 邦生 絵
2005年05月27日
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どうぶつむらに住むがちょうおくさんは、ちょっとおっちょこちょいで、自己チューなところもあるトラブルメーカー。今日も何やら事件を起こしています。------------------------------------------------ あるあさのこと、がちょうおくさんは、うちのなかをはきながら、かんがえました。「あたし、このいえがだいすきよ。こぢんまりとしていてすてきだし、いごこちはいいし、もうしぶんなしだもの」(中略)「もし、このいえが、かじになったら、おおごとだわ!」そして、つぎからつぎへと、いろんなことをかんがえはじめました。------------------------------------------------この後、がちょうおくさんは、どんどん物事を悪い方へと考えていきます。そんな時、真っ赤なドレスを着たりすおくさんがやってきて……。このがちょうおくさんとりすおくさんのやりとりを、ぬいぐるみで実演したら、子どもたちに大受け!小学生なら読み聞かせ、ちょっと小さい子には、人形劇やペープサートがお勧めです。『おっとあぶないがちょうおくさん』ミリアム・クラーク・ポター 作まつおかきょうこ 訳
2005年05月24日
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現代版きつねの恩返し、でしょうか。----------------------------------- しょうきちさんは、タクシーの うんてんしゅです。 きょうの さいごの しごとは、おきゃくさんを 山の べっそうへ おくりとどける ことでした。-----------------------------------その帰り道、突然深い霧が発生します。私も、ものすごい霧の中、車を運転したことがありますが、本当に一寸先が全く見えないんですよね。事故にあわないよう、心の中で祈りながら、かなり冷や冷やだったと思います。----------------------------------- しょうきちさんが エンジンを ふかすと、その とき、わきの ほうに、オレンジ色の ひかりが ポッと ともりました。 まえを 行く バイクか なにかの あかりでしょう。 しょうきちさんは ホッと して そちらに ハンドルを きりました。-----------------------------------私も夜道では、前を走る車の灯りを追いながら、ハンドルを動かしています。逆にだれもいないと、ほんと心細いことといったら!さて、しょうきちさんは、無事帰り着けるでしょうか。『きつねのランプ』舟崎克彦 作
2005年05月23日
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--------------------------------ある いえに あきすが 入ろうと して いました。すると とおりかかった 犬が気を きかせて ほえました。あきすに 入られかけた いえの 人はよろこびましたが となりの いえの 人は犬の 声で 赤んぼうが ないたのでめいわくしました。--------------------------------こんなめいわくばなしがざっくざく読める、そんな絵本です。喜ぶ人がいる一方で、迷惑している人もいる、こんな当たり前のことに子どもたちは気づいてくれたかしら。『めいわく いろいろばなし』東 君平 作・絵
2005年05月22日
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かわいいコバンザメの社長と、相棒の鯨で行うコバンツアーは大人気。今日はこりすようちえんのみなさんです。背中に吸盤をつけてクジラにくっついて、水の中でも息のできるヘルメットをかぶって、いざ出発!行き先は100ねんまえにちんぼつした海賊船、珊瑚礁などの海の名所、そしてクジラちゃんの背中でパーティー。とっても楽しそうでしょ?こんなツアーがあったらいいよね。だけど今回はちょっとしたハプニングがあって……。『コバンツアーかぶしきがいしゃ』工藤ノリコ 作偕成社
2005年05月21日
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ひげの たいちょう コケタン、ねむい おめめの ナイタン、おおおとこの ワレタン、ちびの ヤメタン、この 4にんがたんけんたいです。--------------------------------------最初の1ページ目を読んだとき、思わず、もう一度読み直しちゃった!この名前、どういう意味があるの?なかなか笑えるネーミングでしょ。その後、きょうりゅうのしっぽを切ってしまったり、UFOを墜落させたり、ぶたの大群におそわれたり、なかなかの冒険が続きます。文章も短いので、どちらかといえば、幼児向きの本です。『なくな なんぎなたんけんたい』佐々木マキ 作小学館
2005年05月20日
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---------------------------------------------------------もくべえが かばやきを つくるつもりで、うなぎを つかんだら、にゅるにゅる にげだした。「おっとっと……」うなぎを にがすまいと、ひっしに たぐり たぐり、もくべえは うらぐちを でて、やねまで のぼった。---------------------------------------------------------の書き出しから始まるこのお話、何だか生き物を捕まえようとして、空へ飛んでいく話に似ています。そう、もくべえは、うなぎにつれられて、天までいっちゃうんです。--------------------------------------------------------「ここは どこや? けったいな おみや やな……」もくべえ、あたりを きょろきょろ……。「けったいなんは、あんたの ほうや。ここは あまのがわ じんじゃや おへんか」---------------------------------------------------------読んでいるうちに気が付いたのだけど、流ちょうな大阪弁みたいだ。もくべえもそうだけど、天に住んでいる人も、大阪弁なのね。人情味があっていいんだけど、とっても気さくな人みたいだ。こういうお話の最後は、「違う生き物になる」「そのまま天に残る」「無事戻る」になるのだけど、さて、このお話はどうなるのでしょう?『もくべえのうなぎのぼり』さねとうあきら 文いのうえようすけ 画教育画劇
2005年05月19日
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山の上の寄宿舎で暮らす12ひきのくま。ネット書店で見ると、黄色の本に12ひきのくまの絵が描かれていました。一目見て、とってもかわいい~! 一人一人、違う表情をしてるんです。 そう、私はこの本を読んだことはありません。じゃあ、なぜこの本を紹介するの?実はこの本、ラジオの読み聞かせコーナーで聞いて、とっても気にいった本なのです。11ぴきの男の子のくま、一番小さい女の子のくま「ジャッキー」このジャッキーですが、一番小さいのに、とってもしっかりしているんです。夜のおやすみの時、泣いてる男の子のくまをなぐさめていたのですが……。とてもかわいらしいお話だったのに、なぜか題名を忘れてしまって、読むことができなかったのですが、たまたま今日、ネット書店で見つけることができました。『くまのがっこう』あいはら ひろゆき 作あだち なみ 絵
2005年05月18日
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「むかしむかしのあたしは、しあわせだった。おかあさんとおとうさんの、たったひとりの、王女さまだった。でも、それは、大むかしのこと。いまのあたしは、めしつかいだ。あたしは、おねえさんになってしまった。」私は年子だったため、物心がついた時には、もう妹が側にいた。だから一人目の、ちやほやされ、甘やかされて育った記憶が全くない。だけど普通、一人目の子は、両親の愛情を一心に受けて、それはもう、お姫様のように大事にされるのだろう。そんなおねえちゃんが、おとうとを「世界一のおとうと」にすることにした。でも世界一のおとうとって、どんなおとうとなの?『ふたりでまいご』いとうひろし 作
2005年05月17日
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表紙を開くと、すぐにお話が始まります。 「パンやさんの いぬ、リュックには、だいじな おしごとが、たくさん あり ます。あじみを したり、おきゃくさんを むかえたり、まいにち げんきに はたらいています。」 そう、この本の主人公は、パンやのワンちゃんなんです。 この日、ジーナとリュックは、ピクニックに行く予定。 お弁当の材料を買って、お弁当を作って、ピクニックに出かけて……。 だけどなぜか、どこかでハプニングが起きるんですよね。 「でも、最後はちゃんとうまくいくんだよ」 一足先に読んだ長女がこっそり教えてくれました。 『リュックのピクニック』 いちかわ なつこ 作絵 ポプラ社
2005年05月16日
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公園の隅で、母の日のことを知った3匹のこねこちゃんたち。 早速母の日のプレゼントを探しにでかけます。 まずはねこの大好物、さかなを探しに……。 ですが、魚屋さんでは追い払われ、 ワンちゃんのエサの肉を取ろうとすると吠えられ、 どうしても母の日のプレゼントが決まりません。 そんな3匹が贈ったプレゼントとは? 仔猫ちゃんたちのアイデアがきらりと光るお話です。 『こねこのははのひ』 やすい すえこ作 しのざきみつお絵
2005年05月15日
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もし、好きなところに住めるとしたら、どこに引っ越しますか?今日子どもたちに読み聞かせた本には、木の上や川の上に引っ越したらどうなるか? がわかる、とても愉快な話です。ある日、主人公の則安のうちに、アナホリ会社の社長が「お宅の家の下に、不発弾が埋まってます」と知らせに来ました。引っ越しロボットを使えば、家ごと引っ越せますよ、じゃあそれなら引っ越しも簡単だ、というわけで、家ごと引っ越しをすることに。だけど、なぜか「木の上」やら「スーパーの中」やら「水の中」、「ニューヨーク」「エジプト」「北極」と引っ越しているうちに、とうとう変な世界にまで引っ越すはめに!本当にこれで無事元の場所に戻ってこられるの?はらはらどきどきが止まらない、楽しいお話です。『ヒッコスでひっこす』矢玉 四郎作
2005年05月14日
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「もしもこぶたにホットケーキをあげると」、 その後、どうなるのか、想像してみてください。 私なら・・・ 「もっと食べたい! ちょうだい! ちょうだい!」 と、ホットケーキを100枚焼く羽目になると思います。 なにせ、我が家には底なしの食欲を持つ子どもが2人もいますから。 さて、絵本のお話ではどうなるでしょう~? 読み終わった後の、私の感想は…… とってもわがままなこぶたちゃんに振り回される女の子に、 思わず共感! 『もしもこぶたにホットケーキをあげると』 ローラ・ジョフィ・ニューメロフ文 フェリシア・ボンド絵 青山 南訳 岩崎書店
2005年05月13日
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いわさき ちひろさんの、とても優しい男の子の絵が印象的な表紙を見て、何というか、もの静かな、温かい、ほっとするような話かな、と思ったのが第一印象でした。主人公は、とても優しいおにの男の子。住んでいる家の子どもがなくしたビー玉をさがしてあげます。だけど節分の日に豆まきをして、おにたを追い払ってしまいます。おにたが次に越した家には、お母さんと女の子が住んでいました。この家には食べ物がありません。おにたはこっそり女の子にごはんを持ってきてあげます。だけど、女の子が「豆まきしたい」と言って……。ラストはとってももの悲しく、寂しいながら温かい気持ちが感じられるお話です。
2005年05月12日
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かずきくんからお手紙が来たよ。 かずきくんのおうちへ行ってみよう。 ここかな? とんとんとん ページをめくると、いろいろな人が出てきます。 その意外性がとっても楽しい絵本です。 そうそう、この本は、決してしかけ絵本ではありませんが、 絵の構成が立体的なので、ついついしかけ絵本のような錯覚をおこしてしまいそ う。 我が家の子どもには、幼稚園の頃読み聞かせましたが、 とても気に入ってます。 『とんとんとん』 あきやまただし 作・絵 金の星社
2005年05月11日
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けしゴムの立場から気持ちを表現した詩です。けしゴムの持ち主は子どもなのでしょう。かじったり、あなをあけたり、とても乱暴な扱い。私の子どもたちも、なかなか物を大切にしない、物を乱雑に扱う。この詩を読んで、乱暴に扱われる物の気持ちになってくれるだろうか。今のところ、子どもたちには、特に変わった様子はないけど。
2005年05月10日
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