ビデオ便りやニュースなどTVの中だけだった秋の風物詩、ナンバンギセル。野原で穂を出し始めたススキの根元に寄生して咲く、淡い紅紫色のキセルそっくりの花を昨秋初めて見ました。
花柄の先端のぷっくりとふくらんだガク(萼)から、花がうつむきかげんに咲きます。
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ナンバンギセルは1年生の寄生植物で、夏の終わりから秋にかけて小さな鉢の中に、次々と出てきます。
ナンバンギセルがたくさん生えると、親草の縞ススキが枯れるので、昨年ホームセンターで、タネをまく次の親草にデスチャンプシア ノーザンラインを選びました。
風に飛んでいきそうな細かいタネが入っていて、デスチャンプシアの根元に播きました。
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デスチャンプシア ノーザンラインが親草になってくれるかどうかわからなかったので、元の鉢にもタネをまき、花柄がでていました。
ナンバンギセルは先週の大雨の後、いきなりにょこにょこ花柄を伸ばして顔をだしましたが、昨年咲いた8月中旬よりかなり暑いので、咲くかちょっと心配・・・
ナンバンギセルがわさわさ咲いたところを見るなら、親草はやはりススキかな。
ナンバンギセル(南蛮煙管)の鉢植えの育て方
ハマウツボ科ナンバンキセル属、1年生の寄生植物
別名:オモイグサ(思草)
●置き場所:日当たりのよい場所に。半日陰でもOKです。真夏は半日陰や明るい日陰で。
● 水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。
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用土:やや湿り気のある水はけのよい土に。赤玉土5、腐葉土3、桐生砂2の混合土に。
●肥料:春に液体肥料を月1~2回与えます。
● 植え替え:1~2年に1回、株分けをかねて植え替えます。
● 増やし方:花後1~2カ月でタネが熟して黒茶色になったら採集して、すぐにまきます。親草の株元の土を少し掘り起こして根を出して、根の上に振りかけるようにしてタネをまき、根に土をかぶせて元に戻します。
花言葉:物思い
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