晩春から夏に、灰色がかった小さな葉のわきから伸びた短い花茎の先に、苞に包まれたつぼみがつき、苞の中から白い小花が咲き出て、デリケートに香ります。
11月29日の誕生花は、初夏の庭を彩る幸運のハーブ、マジョラム。
花の名は、ラテン語のmajor(より大きい)で、人の生命を長く伸ばすという意味があり、薬草として昔から親しまれてきたことから名づけられました。
別名のノッテッド・マジョラム(knotted marjoram)は白い花が咲いた後、結び目(ノッチ)のような果穂をつけることからつけられています。
花言葉「常に幸福」は、古代ギリシャ・ローマ時代に幸福をもたらすハーブと信じられていて、マジョラムで花嫁の花冠をつくり、新婚の二人の幸福を願ったことからつけられたのでしょう。
花言葉「恥じらい」は、マジョラムの花冠をつけた初々しい花嫁の様子からきているのでしょうか。
マジョラムはギリシャ神話では、愛と美の女神アフロディテが創ったとされ、香りのない地味な花をかわいそうに思った女神が花を撫でると、このうえなくよい香りがするようになったと伝えられています。
吊り鉢のマジョラムは毎年フェンスで、地味な白い花を咲かせ、結び目のような風変りな実を次々とつけています。
葉や茎に少しほろ苦さのある清々しい甘い香りがあるので、スイート・マジョラムとも呼ばれ、同じ属のオレガノはワイルド・マジョラムとも呼ばれています。
シソ科オリガヌム属(ハナハッカ属)、耐寒性多年草、原産地:地中海沿岸、北アフリカ別名:マヨナラ(茉沃刺那)、スイート・マジョラム、ノッテッド・マジョラム
マジョラムの花言葉:常に幸福、赤面、恥じらい。
マジョラムの誕生花:11月29日
流通時期:ポット苗を春に見かけます。
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