晩春から初夏に、細く裂けた繊細な葉をつけてまっすぐ高く伸びた茎の上部で枝分かれした花茎の先に、濃いピンクや淡いピンクの一重や八重の花が穂状に次々と咲きます。
12月6日の誕生花は、長い花穂に千鳥が群れ飛ぶ朗らかな花、ラークスパー(ピンク)。
花の名は、英名のLarkspurで、lark(ひばり)のspur(蹴爪)を意味し、花の後ろにある細い突起(距)が蹴爪に似ていることから名づけられました。
別名のチドリソウ(千鳥草)は、花がチドリ(千鳥)の飛ぶ姿を思わせることから、ヒエンソウ(飛燕草)は花の姿を飛んでいるツバメ(燕)にたとえてつけられています。
ラークスパーはデルフィニウム属に含まれていましたが、形態が異なるためにヒエンソウ属(コンソリダ属)に変わったそうです。
花言葉「陽気」は、晴れた日に麦畑や草原から空高くのぼって鳴くヒバリ(雲雀)のにぎやかなさえずりからきています。
花言葉「移り気」は、空を自由気ままに飛んでいくチドリやツバメを思わせる花の形と、解放感をあらわすピンク色のイメージからつけられたのでしょう。
ラークスパーは鉢植えのこぼれダネから近くの鉢の中や庭のあちこちによく増えて群生して咲きます。
デルフィニウムはつぼみの形がイルカのように見えて存在感がありますが、ラークスパーは花が少し小さく葉が繊細で、たくさん植えても軽やかに見えます。
キンポウゲ科ヒエンソウ属(コンソリダ属)、秋まきの耐寒性一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:チドリソウ(千鳥草)、ヒエンソウ(飛燕草)
ラークスパー(ピンク)の花言葉:陽気、移り気。
ラークスパー(ピンク)の誕生花:5月21日、7月26日、12月6日
ラークスパーの花言葉:陽気、活発、快活、軽快、野原の喜び、私の心を読んでください、自由気ままな暮らし。ラークスパーの誕生花:4月17日、4月19日、4月23日、12月20日、12月28日
流通時期:ポット苗を早春に見かけます。
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