プモリC1へ2度、ロプチェピークと高度馴化をして準備万端でししたが、アイスフォールの状態が良くないのでずっとBCでステイでした。やっと5月4日アイスフォールの状態が酷くないことを確認していよいよエベレストC1からC3への高度馴化に入りました。
1日目はBCを深夜12:30に出発して、ヘッドランプの光でアイスフォールをよじ登り、朝方C1に到着しました。クレバスにかかる梯子の通過やユマリングの練習などはしてきましたが、実際に登ったアイスフォールは傾斜がきつく長く、登攀につぐ登攀で一生懸命でした。さすがはエベレスト、甘くはありません。


軽食を摂り、漆黒の闇の中、フル装備に身を固め、ヘッドランプの光を頼りに出発。途中で夜明けを向かえ、高い峰に朝日が輝いているのが爽快でした。


どこまでも続くアイスフォールに苦闘しました。途中クレバスの先の着地面に足が届かなくてアイスフォールの中に転落しました。幸いあまり深くなかったので全力を振り絞ってユマリングして地上に出ました。

横の梯子、縦の梯子と梯子も続き、何とかクレバス帯を抜け出した後も急傾斜の連続でただひたすら忍耐の登攀が続きました。その間にもどんどん夜は明けて太陽が降り注ぎ、やっと大雪原の中にあるC1に到着しました。

C1に到着。一人1テントがあてがわれラッキー。正面に見える岩山が世界第4位 標高 8516 mのローツェ
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