C2(6450m)に着いた1日目は高所服を着ていても寒くて夜はあまり眠れなかった。BCに着いてからずっとナルゲンボトルにお湯を入れてもらってそれを足元に置いて湯たんぽにしていたが、それがここでの唯一の暖房だった。1日ステイしてやっと夜眠れるように慣れた。
翌日はC3に登る足慣らしと高度馴化でローツェフェース(6850m)まで登った。雪が舞うとても寒い日で標高そのものはそんなに上がらないにもかかわらず疲労感が体を襲った。ローツェフェースは荒々しい山肌を見せて迫り、ここの一体どこを登るの?という迫力で迫ってきた。


C2に立つテント群 一休みする男性陣

結論的に言うと今回の遠征でたどりついた最高地点はこのローツェフェースだった。これからが本番のアタックなのだが、ここに来るまでも決して楽なものではなかった。ローツェフェースにタッチしてC2へ下山した。
大山阿夫利神社から見晴台へ 2025年11月30日
目を見張る見事な紅葉の大山寺~失敗続き… 2025年11月29日 コメント(4)
秋の雰囲気を味わえた大菩薩嶺 2025年10月18日 コメント(4)