10月22日乾徳山(2031m)に出かけた。この山は私の住む千葉県から行くのは時間的になかなか厳しい。朝、最寄り駅の塩山に停車する特急あずさが限定されていて遅い時間しかない。塩山から登山口に入るバスが1日3便しかない上、帰りの最終バスは4:06分。登山に要する時間は休憩含まずで約7時間。計算上ではかなり無理だったが、たまには頑張って歩いてみようと思い、出発した。
案の状、時間が足りず、いつになく真面目に歩いた。徳和バス停9時50分出発→銀晶水→国師ヶ原→扇原→鎖場→山頂→道満尾根→徳和バス停3時20分着
黙々と歩き、みんなを追い越して国師ヶ原までくるとやっと乾徳山が左手に姿を現してくる。
国師原からの乾徳山
広々とした広場のような国師原からまっすぐ直上すると銀色に波打つススキが美しい扇原に出た。月見岩があり山ガールが岩頭でおしゃべりしている。
扇原のススキの波


月見岩 背後に富士山が大きく迫る
この辺りから紅葉が際だって鮮やかな色で目を奪われ、思わず「おお!!」と声がでる。

なおも登ると第一の鎖場が登場。登山道全体が岩場っぽくなってくる。しばらく登ると頂上直下、天狗岩と呼ばれる第二の鎖場が現れる。岩は慣れているので平気だったが、何と鎖場の順番待ちが10人ほどいて困惑。時間がないのでサクサクと昇りたいと思っていたのに割り込む訳にもいかず結局ここで30分以上ロスタイム。休憩時間が消えた。


天狗岩の鎖場 山頂にて

結局山頂で10分ほど奥秩父や富士山の展望を楽しんだあと、すぐ下山にかかった。帰りは道満尾根を下った。尾根筋の紅葉が美しく秋の山を堪能した。
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