翌1月13日、朝はけっこう寒くて冷え込んだ。私の体は正直ですぐ腰が重くなり、じわぁと鈍痛に襲われた。木々の隙間から真っ赤に凝縮した太陽が昇った。エネルギーの塊だった。
陽が昇る
小屋前の広場から朝の富士山が鮮やかな輪郭を見せてくっきりと聳えていた。実に見事でかっこよかった。富士山は何度見てもいつ見ても心が洗われる。
7時出発。ルートを宮が瀬方面に取り、冬枯れのブナ林を瀬戸沢の頭、太礼の頭、円山木の頭、無名の頭、本間の頭と頭がつく丹沢三峰を上り下りした。いずれのピークも1300m台でぽこぽこと出た小さな頭のような山塊が稜線を形成している。ここも日陰は凍っていたため、ストックを使い慎重に下る。南面は陽が当たっていて早春のような日差しの中、温かく快適な縦走ができた。「気持ちがいいね!」と何度も言い合って歩いた、他には2人程度の登山者にしか出会わなかった。昨夜の多数の登山者はほとんど蛭が岳方面に行ったのだろう。
本間の頭 はるか下に見える宮が瀬湖とやまびこ大橋
のんびり歩いたが通常よりは随分早く下山してしまい、本厚木のカフェでゆきちゃんとコーヒーを飲んで寛いだ。2年ぶりの親睦山行が終わった。
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