夜が明けたが風は収まる気配がない。強風が吹き付けとても外に出る状況ではない。6時に朝食。ほおば味噌が美味しかった。完全武装して外の様子を見に行ったガイドが30秒で撤退、戻ってきた。外は吹雪き模様で目も開けられないほどの強風とのこと。
しばらく様子を見ようということで宿泊者全員が待機。思い思いに読書したり話をしたりして過ごした。私は練馬区から来た若い青年と親しく話をした。最近は山に若い人が増えていてとても嬉しいし、彼らはビールを飲んだくれてグループの勢いで騒ぐ熟年(の一部)と違ってマナーがいいのも好印象である。
ストーブのある談話室 山岳関係の本が豊富な図書室
11時過ぎても天候の改善は見られない。連泊を覚悟した。判断のリミットを午後2時として、昼食に味噌煮込みラーメンを食べ尚も状況待ち。12時頃青年達4人が涸沢めざして下山開始した。昼過ぎるとすこし風が穏やかになり雨模様になった。1時半過ぎにガイドが外を偵察に行った。戻ってきた彼は「降りるにはラストチャンス、今なら下山できる」という。
風が小止みになってきたのと、雨が降ったので雪が固まり私たちの下山ルート白出沢は雪崩のリスクが少ないとの判断だった。最初の30分は地獄だが、頑張れば帰れるということで急遽準備して下山態勢を整えた。
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