山への情熱 音楽への愛

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2017年01月04日
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カテゴリ: クライミング
1月4日今日は広河原沢右股にアイスクライミングに出かけた。当初の計画では三叉峰ルンゼだったのだが稜線は強風で吹き飛ばされるという予報で、ルート変更した。朝5時半赤岳山荘を車で出発し、舟山十字路方面へ出て、駐車場から登山開始。傾斜は緩いがどこまでも続く坂道をじくじくと登り詰めて二股、そこからは登山道になって雪がどんどん出てきた。川底が見事に凍って波の形そのままの氷を踏み抜かないように登っていく。何段もの層を形成して見事に凍っている。途中短い滑滝が出てきてそれをアックスで超えながら氷結した沢を詰めてまずは武藤返しの滝に着いた。
ここまで3時間くらいかかってアプローチが予想以上に長かった。武藤返しの滝という変わったネーミングは初登しに来た武藤さんが登れなかったのでこの名前がついたとか聞いた。でも近辺にはクリスマスルンゼ、ポストクリスマスルンゼなどクリスマスにちなんだネーミングだからもうちょっと洒落た名前はつけられなかったものか。
rblog-20170105165043-00.jpgrblog-20170104161733-02.jpg 小さな滝を超えて
武藤返しの滝は予想より小さくこじんまりしていた。ここだけなのでトップロープで登って楽しんだ。
rblog-20170104161732-00.jpgrblog-20170104161733-03.jpgrblog-20170104161732-01.jpg
武藤返しの滝から一旦下って少し隣の沢を登ると本日のメインクリスマスルンゼに出た。ここは予想より大きくて二段になっていて立派だった。下部は緩いが上部は立ってバーチカルだ。
rblog-20170105171738-00.jpgrblog-20170104161733-04.jpg

この日は動いていない時はガタガタ震えるくらい寒かった。峰の上のほうは予報通りの強風が吹き抜けていてクライミングしている間はずっと曇り空だった。この隣にポストクリスマスルンゼの取りつきが見えていたので昇りたかったが、時間的に厳しかったので次の機会を待つことにした。
rblog-20170105165044-01.jpg ポストクリスマスルンゼ 長大な滑滝から始まる
登攀を終了して、下山開始。これがけっこう長かった。二股出合、二股からさらに林道歩きでうんざりしたが、山麓は青空が見え、日の光が降り注いでいた。要するに沢だから寒かったんだ。二日間の楽しいアイスクライミング初めが無事終了した。





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Last updated  2017年01月05日 17時38分02秒
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