山への情熱 音楽への愛

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2020年01月22日
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カテゴリ: クライミング
1月20日、アイス三日目。今日はMガイドと八ヶ岳の広河原沢見晴らしルンゼに出かけた。広河原沢は過去2回出かけて右股、左股を登攀している。実は今回、芦安のアイスを昇る予定だったのだが暖冬で氷ができてないという情報でこちらに変更なったのだった。そのため広河原沢でまだ昇ってない見晴らしルンゼになったのだが、この沢にについては昇った人が身近になくてMガイドも初めてということだった。
5時50分宿から車で舟山十字路まで移動し、そこから登山開始。雪道が続くが両側の落葉松の樹林帯に雪はついてない。緩やかな坂道を登って阿弥陀南稜の取りつきを過ぎると、堰堤になる。対岸に渡ると次第に登山道らしくなり、沢を詰めて登る。二股から更に奥に入り、左股に行く道の手前にトレースがついているのを確認して沢に入る。ここから30分ほどルンゼを詰めると小さなF1が登場、更に上方に登ると出合になる。そこの周囲には合計5本の氷瀑がぐるりとできていた。うん、なるほど、5本もここに集中して氷瀑があるなら一日存分に楽しめると納得した。どの氷瀑を昇るかMガイドと話して、取り合えず近くにある2の滝から昇ることにした。まだ朝でとっても美しい霧氷が青空をバックに輝いていた。



    右上に伸びる2の滝と左側3の滝            3の滝 前半は草付きと岩で後半が氷
遠望するとなかなか立派な滝だったが、実際に取りついてみると緩斜面で昇りやすかった。でも終了点付近にしっかりした支点が少なく懸垂下降がリスキーだった。次に3の滝を昇った。こちらも楽しく昇れた。
 3の滝 前半
どちらの滝も細めで長かったので2ピッチで昇った。今日の所はこの2本の滝だけにして、次回機会を見つけてその他の滝も昇ってみようとMガイドと話し合った。アプローチでは3組のパーティに出会ったが、見晴らしルンゼは完全に私たちだけで一日独占できた。眺めもよく特に危険な要素もなかったので私はすごく寛げた。昨日までの大勢の若い皆さんに囲まれての活動はやはりジェネレーションギャップが無いとは言えない。そもそもお酒を呑んでハイになった40代、50代には私はもう気分的についていけなくなっている。今日は気心しれたMガイドと静かな自然の中で過ごせて平常の落ち着いた気持ちを取り戻した。





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Last updated  2020年01月22日 17時31分22秒
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