2022年01月17日
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この日のニュースで衝撃的だったのは「ドカベン」「あぶさん」「野球狂の詩」等の野球漫画を描かせたら先ずこの人の右に出る人は居ないと言える水島新司が亡くなったとの一報だった。自分が初めて水島作品をテレビで観たのが佐々木守原作の「男どアホウ甲子園」だった。難波高校の剛速球投手の藤村甲子園がキャッチャーの豆タン(岩風五郎)や東海の竜等の個性派達と甲子園出場を目指すというもので水島新司が表舞台に出る出世作であった。

その後は大方の、皆さんが周知の通り当時は大阪を本拠にしていた「南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)」の酒豪の強打者景浦安武が主役の「あぶさん」や主人公の明訓高校のキャッチャー山田太郎が豪快なキャラクターの岩鬼やピアノ演奏が得意で秘技が持ち味の殿馬等の個性豊かな面々と高しぇんを目指す「ドカベン」が大ヒットした。

個人的にはセ・リーグの弱小球団の東京メッツ(本拠地は国分寺球場)の五利監督・53歳で現役投手の岩田鉄五郎らを軸に、女性投手の水原勇気・出生の秘密を抱えたエース火浦健・豪快キャラのキャッチャー帯刀守・控え要員の富樫平八郎等のユニークな登場人物の「野球狂の詩」がお気に入りで再放送のある度によく観ていたものであった。

長年に亘って連載が続いた「あぶさん」は途中で実際に球団が身売りになって南海ホークスから福岡ダイエーホークスとなり本拠地も大阪球場から平和台球場へ移転して更に福岡ドーム(現PayPayドーム)と移り変わる事になってあぶさんの現役生活も延長される要因となった。

水島作品と巨人の星や侍ジャイアンツとの作風の違いは球団の読売ジャイアンツが常勝球団で主人公の一人に焦点が当てられているのに対して水島作品では球団が万年最下位の弱小チームだったり一応主人公は設定されているが控えの選手や監督・2軍監督・取材の記者等にも物語を描かれているところに水島流の味があった。

「水島作品の良さは主人公を取り巻く周囲の登場人物のキャラクターも個性派揃いでユニークやったし、それぞれに物語があって引き込まれるところがあったなぁ。」





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最終更新日  2022年01月22日 12時27分20秒
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