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産科医によるお産の場合、出産予定の病院で出産前/妊婦/両親学級が定期的に行われているので、出産が近くなったら出席を薦められる。私も産科医にかかっていた時に、病院のパンフレットをもらい、時期が近づいたら自分で予約するよう言われる。助産師によるお産の場合も、病院で出産予定の場合は、その病院のクラスに予約できる他、助産師クリニックで開催されるクラスに申し込みもできる。日本時代だが、産科病棟での経験もあるし、自分で基本的なことはわかっているつもりだが、やはり、相棒P氏の教育は不可欠であろう、ということで、パートナーの教育に力を入れている、と前評判だった、助産師クリニックのクラスに、28週頃に出席した。平日の夕方4回コースと、週末集中コース(土、日全日)があり、一気に片を付けよう(?!)と、迷わず後者を選択。カップルで出席して120ドル。20年以上出産関係の教育者をしているという講師によるクラスは、彼女の体験談が豊富なのと、受講者参加型なのとで、あっという間に二日のコースが終わってしまう。一日目は陣痛が始まってから出産までの流れを1ステップずつ追いながら、各段階で産婦さんのすること、パートナーのすることを確認していく。陣痛中のリラクゼーションに特に時間を割き、どうやって乗り切るか、呼吸法や楽な体位、お風呂を利用した陣痛の乗り切り方や、音楽の利用などを学ぶ。特に、パートナーに何をして欲しいか、何をして欲しくないか、話し合う時間がもたれるなど、パートナーの心の準備に充てる時間が多かった。二日目は一日目の復習の後、帝王切開になった場合の流れと心構え、その後は赤ちゃんが産まれてからの生活について。一番印象的だったのは、初めて聞く「ハネムーン」ならぬ、「ベービームーン」と言う言葉。里帰り出産が比較的一般的な日本で出産、育児を見て来たから馴染みがなかったのかな、と思ったが、他の参加者も初耳の様子だったこの言葉。ようは、赤ちゃんが産まれてから10日くらいは、お父さん、お母さんと赤ちゃん、3人きりで生活するようにして、赤ちゃんのいる新生活に慣れる基本作りをするのと、自分の親他、兄弟、友人など、周りの人に頼りすぎることなく、自分たちが親としての自立を形成する第一歩とする期間なのだとか。講師曰く、電話も留守電にして、赤ちゃんを見に来たいと言う人たちには、10日間待ってもらうか、条件付きで赤ちゃんを見せてあげる。たとえば、短時間だけ来てもらって、赤ちゃんを見せてあげる代わりに、すぐに食べられるものを持って来てもらう、または、簡単な掃除/洗濯/洗い物などをして帰ってもらう、などなど。また、帝王切開については、無痛分娩も拒否して、完全自然分娩を目指していた自分が、まさか緊急帝王切開になるとは予想だにしていなかったので、この時学んだことが随分役に立ったと思う。病院や助産師クリニックのコース以外にも、トロント市が提供するコースもあって、基本的に内容は同じようなものだが、重点を置くカ所がそれぞれ違ったり、値段が多少違ったりするとのこと。申し込みする前に、問い合わせてみて、自分にあったコースを選択するとよいだろう。
2011/12/04
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数年前流産に終わった妊娠の時も結構辛かったつわり。今回はさらにひどかった。でも無事に妊娠を継続できたという点ではあまり文句も言えないかな・・・でも大変だった。妊娠7週目くらいから徐々に気分が悪くなり、9週から15週くらいまでがピーク。家庭医に最初に診てもらった際、妊婦用の吐き気止めdiclectineを処方してもらうが、副作用の眠気が強い割に、吐き気抑制作用はイマイチ。眠っていても夢の中で気持ちが悪い。ピークを過ぎた後も気持ち悪さはだらだら続き、胎動を感じるようになった妊娠20週くらいで継続的な吐き気は治まり、いろいろなものが食べられるようになった。英語ではmorning sicknessと言うけれど、私の場合は午後から夜にかけて悪化するタイプ。一日中船酔い状態で、嘔吐することがないものの、ただひたすら気持ち悪い。何も食べたくないくせにお腹が空くと吐き気が悪化するため、いつも何が食べられるかばかり考えていた気がする。しかも、今日食べられたものが翌日食べられるかというと、そうは問屋が卸さない。翌日同じものを見たくもない状態になることも多く、相棒P氏をホトホト困らせた。というのも、スーパーや台所が鬼門で、買い物、調理などもってのほか。P氏に買い物を頼み、出来合いのサンドイッチやサラダ、果物、テイクアウトに頼る日々。ある時期は和食しか食べられず、近所の日本食レストランの常連となり、ある時期はサブウェイのターキーサンド以外なにも受け付けず、3週間ほど1日2食をターキーサンドで凌ぐこともあった。ところが、これがトラウマになったのか、あんなにお世話になっておきながら、食欲が通常に近く回復した後は、サブウェイの看板を見るだけで気持ちが悪くなるように。その他、マックのフライドポテトとチキンナゲットだけとか、スイカだけしか食べられない時期もあり、気の毒な赤さんはスイカとジャンクフードで成長したようなものである。あぁ、母さんを許しておくれ。20週を過ぎたあたりから、大抵のものが食べられるようになり、妊婦用の吐き気止めも卒業。買い物、調理も復活、体重も順調(以上?)に増加。でも、妊娠前の様に気分が100%すっきりすることはなく、結局出産まで微妙な気持ち悪さがつきまとった。つわりで良かったことは、普段浴びる程飲んでいたコーヒーや大好きだったワイン他アルコール類を受け付けなくなったこと(妊娠中はカフェインやアルコールを控えるように指導される)と、妊娠中の体重増加が12、3キロ程度で済んだこと(つわりがなかったら、食いしん坊万歳の私のことだから、20キロは軽く越えてたと思う)くらいか。つわりがピークの時は、仕事に出かける以外は、寝たきり状態だったため、ベッドでなんとかつわりの意義を見いだそうと、ネットでいろいろな学術文献を検索して、トロントの有名な小児科医が発表した「つわりの重かった母親から産まれた子供は平均的にIQが高い」という研究を見つけ、3日間くらい救われた気持ちになってみたり、2チャンネルでつわりを励まし合う掲示板を見つけ、私よりひどい人がたくさんいることに励まされたり、あまり生産的なことをできぬまま時間を浪費してしまったが、今でもあれは必要な浪費だったと思う。自分が苦しんでいた時は、誰の慰めも励ましも心に響かなかったけれど、世の中のつわりで苦しむお母さんたち全員に応援のエールを送りたい。この先、その苦労を忘れてしまう程の喜びが待っていて、きっと報われます。
2011/12/01
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