元ロンドン新(米)所長→現ハノイ所長日記

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2011.01.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は、昔から、駅伝が大好きで、毎年、正月にはTV観戦するのがお決まりです。今年は、1月3日にイギリスに帰国したので、箱根駅伝は、往路のみTV観戦しました。

見所は色々あったものの、一番印象に残ったと言うか心に引っ掛かったのは、1区です。総合優勝した早稲田の1年生の快走は清清しかったのですが、その一方で、終盤まで18人のランナーが、牽制しながら、団子状態で走るという何ともすっきりしない状況が続きました。まさに、今の日本の若者と言うか経済状況を象徴するようなシーンでした。

要するにリスクを取らないのです。1位を目指そうという気持ち、自己記録を出してやろうという気持ちよりも、皆から遅れたくないという気持ちが優先していて、見ていて全く面白みがないのです。指導者側の問題もあるのでしょう。きっと、潰れてもいいから限界までチャレンジしろとは言わないんでしょうね。

それはともかく、全体としては、今年も素晴らしいレースでした。史上稀に見る高レベルの大接戦。駅伝の良いところは、負けたチームの選手、例えば、今年も5区で大活躍した柏原選手なんかも、決して、他のメンバーを責めようとしないことです。例えば、25秒差で負けた場合、ブレーキになった選手があと30秒頑張っていればと考えるのは、我々のような外部の観戦者であって、本人達は、一人一人があと3秒ずつ頑張っていればと考えるのです。

そう言えば、昔、ある国際駅伝大会で、アンカーが追い上げにあって、トラックで抜かれて日本代表チームが2位になったレースがありましたが、そこまで1位でつないだ選手達は、抜かれたアンカーを責めるのではなく、自分達があと1秒ずつ頑張っていれば、アンカーの選手にあんな思いをさせないで済んだのにと、自分を責めて涙していました。

本当に素晴らしいチーム・組織というのは、このように考えるものであり、このように考えられるチームこそ本当に強いチーム(組織)なんですね。いかにも日本的ではありますが、日本の強さはこういうところから来ていると思います。だから、冒頭で書いたチャレンジ精神とセットになれば、日本は必ず復権できると信じています。

さて、私も、組織を預かる人間です。1番を目指し、新記録を目指す、チャレンジ精神に溢れた、素晴らしい組織を作っていくことを念頭の目標にしようと思います。

応援有難うございます。スマイル
皆さんのお陰で、昨年は何度か部門1位にもなりました。                                                                 "励み"にしておりますので、本年もワン・クリックをお願いします!                                            
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Last updated  2011.01.06 05:02:57
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